犬がソワソワしているときの心理①「楽しいことが待っている」
お散歩の時間が近づいたとき。ごはんの時間が近づいたとき。飼い主さんがおやつの用意をしているとき。遊んでもらえるとわかったとき。何か楽しいことが待っているとわかると、ソワソワしてしまうことがあります。犬は、そのソワソワして気持ちが、仕草や行動にあらわれてしまうんですよね。
私たち人間も、何か楽しいことが待っているとき、ソワソワしてしまいますよね。でも、上手くそのソワソワした気持ちを隠すことができます。隠すことができずに、仕草や行動にあらわれてしまう犬って、可愛いですよね。私は、思わず、気づかないフリをしてしまいたくなります。
犬がソワソワしているときの心理②「トイレに行きたい」
トイレに行きたがっているときの、あのソワソワ感。きっと、気づいている飼い主さんがほとんどだと思います。トイレに行きたくなると、ソワソワと落ち着きがなくなり、トイレの周りを行ったり来たりすることがあります。まだ、トイレトレーニングが済んでいない犬や、失敗してしまうことが多い犬は、そのソワソワに気づいてあげたとき、トイレに誘導してあげると良いです。
また、キレイ好きな犬や、神経質な犬は、トイレが汚れていると次にトイレをすることができないことがあります。トイレに行きたいのに、トイレが汚れていていけない。そんなときにもソワソワしてしまいます。そのソワソワが、トイレが汚れている、というサインにもなるのではないでしょうか。
犬がソワソワしているときの心理③「緊張している」
「これからトリミングに連れて行かれるんだ…」
「これから病院に連れて行かれるんだ…」
犬にも理解することができるようです。飼い主さんがクレートを用意しているときは病院に連れて行かれるとき、などのように覚えているからです。トリミングや病院で緊張してしまう犬は、連れて行かれると理解したときから、ソワソワと落ち着かなくなってしまうことがあります。他には、飼い主さんが爪切りを用意しているとき、「ああ…苦手な爪切りをされるんだ…」と理解し、ソワソワとし始めたりします。
犬がソワソワしているときの心理④「来客がある」
今日は来客があるぞ、というとき、用意をする飼い主さんの姿を見て、犬も理解することができるようです。うちでは、来客があるとき、和室に用意をします。私が、ふだんは片付けてあるクッションを用意したり、テーブルにお菓子を用意したりする様子を、愛犬たちは扉の向こうから観察しています。そして、「誰が来るのかな!?」とソワソワし始めます。来客があるときのソワソワには、2つのソワソワがあります。来客があることを楽しみに待っているときの「嬉しいソワソワ」。来客があることに緊張しているときの「不安なソワソワ」です。
犬がソワソワしているときの心理⑤「“飼い主さんの様子がおかしいぞ…”」
飼い主さんがいつもと違う様子であるとき、何が起きているのか理解することができず、不安や緊張からソワソワしてしまうことがあります。最近、こんな話を聞きました。お友達ワンコのママさんが退職をされたんです。週6で働き、日曜日しかお休みがなかったそうです。退職してからは、毎日お家にいるママさんを見て、「“何でいるんだろう”と思っているのか、〇〇ちゃんに落ち着きがないの。」とママさんが言うんです。生後4か月の頃から8歳を過ぎるまで、ずっと一人でお留守番をしていたようなので、飼い主さんと過ごす毎日に、まだ戸惑い、落ち着かないのでしょうね。
まとめ
犬がソワソワしているときの心理には、
- 楽しいことが待っている
- トイレに行きたい
- 緊張している
- 来客がある
- “飼い主さんの様子がおかしいぞ…”
などの気持ちやサインが隠されています。不安や緊張からソワソワしているときは、「大丈夫だよ」と優しく声をかけてあげるなど、犬が落ち着きを取り戻せるよう、接してあげたいですね。
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20代 男性 匿名