1.夜のお散歩は周りに気づかれにくい
昼間と同じ格好でお散歩をしていると、周りの人に気づいてもらえないことがあります。車やバイクや自転車などを運転する方からは、お散歩をしている人や犬が見えづらいです。そのため、気づいてもらえるような、目立つ格好をして、お散歩をするのが良いです。飼い主さんの服装は、白っぽい方が目立ちます。車のライトが当たったとき、光って見えるからです。黒っぽい服は、ライトが当たってもほとんど見えません。
こんな対策がおすすめです
飼い主さんは
- 白っぽい服装をする
- 反射するタスキをつける
- ライトを持って歩く
愛犬は
- 反射するハーネスやリードをつける
- 光るチョーカーをつける
このようにすると、周りの人に気づいてもらいやすくなります。私は、スマートフォンのライトを照らしながら歩いています。もしも何かあったとき、連絡することもできるからです。スマートフォンを持ってお散歩する方は多いと思います。そこに、懐中電灯も持っていたら、荷物が増えてしまうので、スマートフォンひとつあると便利です。
2.足元に要注意
夜のお散歩をしていると、足元がほとんど見えません。街灯がある道でも、何とか確認することができる程度です。足元には、何が落ちているかわかりません。私たち人間は靴を履いていますが、犬は素足です。犬が踏んでしまっては、危険なものも落ちている可能性があります。
こんなものに要注意です
割れて散らばったガラスの破片。人間が吐き捨てた唾液。犬や猫の糞尿。タバコの吸い殻。植物の棘。愛犬が踏んでしまったらと思うと、どれも恐ろしいものばかりです。しかし、昼間のお散歩をしているときにも、よく落ちているな、と感じるものばかりです。放棄されたゴミや食べカスが落ちていることもあり、犬が拾い食いしてしまう可能性もあります。
雨上がりの夜のお散歩には
道のあちこちに水たまりができます。犬が水たまりに入ってしまわないよう注意したいです。水たまりには何が含まれているかわかりません。畑や花壇から流れ出た薬品が含まれているかもしれません。害虫駆除のための殺虫剤が含まれているかもしれません。とくに、後始末されなかった、犬や猫の糞尿は、確実に含まれていると思います。
こんな対策がおすすめです
犬用の靴を履かせてあげてはいかがでしょうか。ただ、いきなり履かせようとしても、犬は嫌がってしまいます。日頃から履き慣れておく必要があります。靴を履くことができない場合には、お散歩を終えて自宅に戻ったら、犬の手足をシャンプーでキレイに洗ってあげましょう。普段は、ウェットティッシュで汚れを拭き取る程度であったり、ぬるま湯で洗い流す程度で済ませているかもしれません。しかし、雨上がりのお散歩の後は、手足に何が付着しているか、乾いた地面を歩くときよりも危険が増えます。
3.変質者に遭遇するかも…
私は、愛犬と夜のお散歩をしているとき、見知らぬ男性に追いかけられたことがありました。お酒に酔った男性に絡まれたこともありました。みなさんも、夜のお散歩をしているときに、怖い経験をされたことがあるのではないでしょうか。刃物など、何か危険なものを所持しているかもしれません。夜道では、人が近づいて来ていることに、気づけないこともあります。
こんな対策がおすすめです
- 不要な場所ではライトを消す
- コンビニや消防署や交番など、24時間、人がいる場所の近くをお散歩する
ライトをつけて歩いていると、「ここにいますよ」と、アピールしているようなものです。車やバイクや自転車の運転手さんには気づいて欲しいですが、気づかれてはいけない相手もいるかもしれません。私は、ライトを点けたり消したりしながら歩いています。見知らぬ男性に追いかけられたときは、消防署に逃げ込みました。夜のお散歩をするとき、どのコースを歩くとより安全なのか、考えておきたいです。
まとめ
夜のお散歩に慣れている人や犬は、普段から対策をされていらっしゃると思います。しかし、たまたま夜のお散歩をした人や犬が、危険な経験をしてしまうことがあります。自転車を運転する人に気づいてもらえず、事故に遭ってしまった犬がいます。犬が急にリードを強く引き、足元がよく見えずに転んでしまい、大怪我を負ってしまった人がいます。たくさんの得体の知れぬ危険が潜む夜のお散歩です。十分に注意しましょう。