ワンちゃんの不安サイン1:あくびをする
寝起きや夜間など犬が眠い時間帯以外であくびをしたら不安に感じていたりストレスを抱えているサインとしてあくびをしているかもしれません。また、眠い時間帯以外でも遊んだ後や散歩に行った後など体力を使い疲れた後以外でもあくびをしたら同様に当てはまる可能性があります。
具体例として、長距離の移動や新しいペットを家に迎え入れた後、飼い主さんに怒られた後や他の人に触れられた後などです。このようにストレスを感じた後にするあくびは犬が平静を保つために行なっている行為であり眠いからしているという訳ではありません。
ワンちゃんの不安サイン2:手足を舐めたり尻尾を噛む
犬が手足を執拗に舐めたり、自分の尻尾を追いかけて噛んでいるときも不安やストレスを抱えているときのサインです。
気を紛らせたり自分の気持ちを落ち着かせるためにこのような自傷行為をします。こういった行為を頻繁にする場合は精神状況がよくないので環境を変える必要があります。
また、気をつけて確認しないといけないことは犬が自傷行為をしたあとの体です。よく手足を舐めている場合は毛先が変色していたり、毛が抜けて脱毛状態になっていたり、皮膚が傷ついていないか確認してください。尻尾を噛む場合は、傷ついて出血していたり化膿していないか確認してください。体の状況が良くない場合は環境を整えたり、薬を塗ってあげたり獣医師さんに相談してみることで犬の外側と内側の両方から改善してあげてください。
ワンちゃんの不安サイン3:目をそらす
犬同士の場合視線を合わせ続けるというのは喧嘩のサインであるので、喧嘩をする気でなかったら視線をずっと合わせずに目をそらします。しかし、犬同士ではなく人間と犬の場合なら状況は少し異なります。
家庭で飼育されている犬であれば人とアイコンタクトをして散歩に行ったりご飯を食べたりとつねに目を合わせることに慣れていて、目を合わせるから喧嘩ということではありません。そのため犬と人間の場合視線をずっと合わせることが出来ます。しかし、飼い主と目を合わせないようにしたり、視線をそらし始めたらストレスや不安を抱えているサインかもしれません。犬と目を合わす直前に飼い主さんが犬を怖がらせてしまった際にそのような行動をします。犬は恐怖を感じて不安になるため視線を合わせないのです。
まとめ
犬が不安なときにする際は飼育環境や個体によって様々なサインをします。犬は普段大胆な行動をすることがありますが性格は繊細な子が多いと思います。愛犬の様子が最近変わってきたと思った場合、少しずつ環境を変えてみてあげてください。また、どうしてもお悩みの場合は獣医師さんに相談するということも1つの手段です。