犬が飼い主にオモチャを渡してくる心理３つ

犬がオモチャを渡してくるときはどんなとき？

犬が自分のオモチャを咥えて飼い主さんに持ってくるときはありませんか？遊びに誘ってくれてるのかなと嬉しくなりますよね。ですが遊んでほしい時以外にもオモチャを持ってくることがあるんですよ。そういったときにはどういう心理が働いているのでしょうか。

一緒に遊んでほしい

「このオモチャで一緒に遊ぼう！」という心理状態になっていることが考えられます。オモチャを飼い主さんの目の前に持ってきて落としたり、手にぐいぐい押し付けてきたりしてアピールしてきます。

とってもかわいい仕草ですが、ずっと要求を受け入れているとわがままになってしまうので、ダメなときはダメとしっかりしつけをすることも大切ですよ。でも折角愛犬から遊びに誘ってくれたのですから、遊べるときは思いっきり遊んでコミュニケーションをとってあげてくださいね。

構ってほしい

オモチャを持っては来るけど、あまり遊ばずに甘えてくるといった場合は、遊んでほしいというより飼い主さんに構ってもらって甘えたいといった心理状態だと考えられます。

忙しくしているときに限ってオモチャを持ってきたり、飼い主さんにすり寄ってきたりというような仕草をするときは、飼い主さんにかまってもらえずにさみしい気持ちになり、自分をアピールしていることがありますよ。

声をかけて抱っこしたり撫でてあげたり、愛犬と過ごす時間を作ってみてあげると喜びますよ。

飼い主さんへのプレゼント

犬が１番気に入ってよく遊んでいるオモチャを持ってくることがあれば、それは「大好きな飼い主さんにぼくの好きなものをプレゼントするね」という心理状態と考えられます。

また、犬は自分の好きなものを共有したいという習性もあるので、「これ宝物なんだ。一緒に使おうね」という気持ちも持っています。

いずれにしても飼い主さん大好き！という意思表示の表れで、大切なオモチャを持ってきているんですよ。けなげでとってもかわいいですよね。思いっきり褒めて喜んであげると愛犬もうれしい気持ちになりますよ。

オモチャ持ってくるけど渡さないときは？

犬がオモチャを持ってきたから遊んであげようと、オモチャを取ろうとすると犬がまた咥えて離さないときはありませんか？遊びたいから持ってきたんじゃないの？と不思議に思ってしまうかもしれませんが、そういう時はどんな心理状態になっているのでしょうか。

引っ張りっこしたい

飼い主さんとオモチャの引っ張りっこをして遊びたい！と思っていることがあります。こうすれば飼い主さんが遊んでくれる！と思ってオモチャを離さないんですね。

引っ張りっこは癖になってしまうと遊び以外の時でも物を咥えて離さなくなったり、興奮したときに言うことを聞いてくれなくなったりしてしまうことがあるので、「離せ」の合図ですぐに咥えているものを離すようにしつけをしておくと安心ですよ。

もっと遊んでいたい

オモチャを取られると遊びが終わってしまうというのを学習していて、オモチャを取られないように咥えて離さなかったり、唸ってオモチャを守ったりすることがあります。いつもこの要求にこたえていると、こうすれば遊んでもらえるんだ！と思ってしまい、わがままな犬になってしまいます。

遊ぶときは飼い主さんが主導して時間を決めて、集中的に遊んであげてください。遊ぶ時間とそうでない時間のめりはりをつけることでわがままな欲求が収まるようになりますよ。

まとめ

犬が飼い主さんにオモチャを渡してくるときは、様々な心理が働いていることが分かりましたね。基本的には大好きな飼い主さんと遊びたくて、オモチャを持ってきているんですよ。飼い主さんも愛犬の愛情に応えられるようにしてあげてくださいね。