アドバイス①犬種選びは慎重にすること
犬を飼いたいと思っている人の多くは「こんな犬種が飼いたい」という希望を持っていると思います。身近に飼っている人がいるとかテレビや映画で見たなど、飼いたいと思った理由はさまざまだと思いますが、実際に家庭に迎える前にぜひその犬種に関する情報をたくさん仕入れてみて欲しいと思います。
憧れやイメージだけを膨らませるのではなく、その犬種を飼っている人に話を聞いたりブログやSNSをチェックするなど、複数頭の実際に様子を知ることがとても大切です。犬には個性があり同じ犬種でもそれぞれ性格は異なりますが、持っている気質や体質にはある程度の傾向がありますので十分に情報収集して、その犬種のいいところも大変なところも知っておくことが必要です。
アドバイス②毎日のスケジュールをシミュレーション
犬を実際に飼い始めた人がまず感じることとして「思ったより忙しい」ということが挙げられます。犬を飼ったら散歩に行かなければならない、しつけをしなければならないということはわかっていたつもりでも、実際の生活に犬が入り込んでくると予想以上に忙しいということを実感する人が多いようです。
犬を飼う前の毎日の生活リズム、スケジュールを書き出し、そこに犬の散歩やしつけをどのように組み込んでいくかしっかりとシミュレーションしておくと想像しやすいと思います。しつけについても始めはうまくいかないことが多いと思うので、そう簡単には進まないということを基本として考えておき余裕を持った計画をしておきましょう。
また、飼い始めたばかりの頃は犬の体調も落ち着かなかったりして病院に通う機会も増えると思います。どこの病院に行くか、病院が休みのときはどうするかなどをしっかりと確認しておくようにしていざというときに慌てないようにさまざまな状況を想定しておきましょう。
アドバイス③犬の事故や病気のリスクを知っておく
犬を飼い始めた瞬間から、その犬の命や健康を守る責任は飼い主さんが負うこととなります。そのため、犬に関する事故や病気などのトラブルについて知識を持つことが大切になってきます。例えば犬が食べてしまうと危険な食べ物に関する情報や散歩のときに足を踏み入れない方がいい場所、犬種によって起こりやすい病気のリスクなどは知らなければ防ぐことができないということもあります。
犬を飼うことに限ったことではありませんが、“無知”であるということはとても危険なことでもあります。犬を迎える前には犬に関する本を何冊か読んだり、情報がまとまっているサイトに一通り目を通しておいたりして、実際に犬のトラブルが起きたときに「知らなかった」ということにならないようにしましょう。
<まとめ>これから犬を迎えたい人へ
ここではこれから犬を迎えたいと考えている人に向けて、大きく3つのポイントに分けてアドバイスを書いてきました。しかし、犬を飼うということはとても素敵なことと同時にとても大変なことでもあり、ここに書ききれない程たくさんの注意点や考えておかなければならないことがあります。
ですが、犬を飼う前にネガティブな情報ばかりを得るのもいいこととは言えないと思いますので、未来の愛犬との生活を楽しみにしつつ「何があっても手放さない」という覚悟だけをしっかりと決めておいて欲しいと思います。一昔前に比べて平均寿命がぐんと伸びた犬ですから、20年近く生きることもめずらしいことではなくなってきました。それだけ長い期間、飼い続けることは容易なことではないでしょう。さまざまな苦労や困難が待ち受けている可能性もあるということをしっかりと認識し、それでも「犬の一生に責任を持つ」ということ忘れずに飼い始めて欲しいと思います。
ユーザーのコメント
20代 男性 匿名
30代 女性 シュー
手放さない。
ということは前提として考えてあげてほしい。
引越し、結婚、子育て、いろいろな状況があっても、今から迎える犬は、飼い主さんを信頼します。
飼えなくなる可能性があり得るなら、飼わないのが犬の為です。
かわいいだけではないですが、
かわいいが溢れているので、
毎日楽しく、幸せです!