犬の留守番中の過ごし方①「部屋をウロウロ動き回る」
お留守番中は、飼い主さんに叱られてしまうことがないので、部屋を自由にウロウロと動き回る絶好のチャンスです。部屋の中にある物にニオイを嗅いでチェックして回ったり、廊下をダダダダダッと走ってみたり、普段は立ち入り禁止のキッチンや寝室をウロウロしてみたり。“ダメよ!”という飼い主さんの声もないので、自由に動き回れることが嬉しくて仕方がないのでしょうね。
安全に過ごすことができる環境なのであれば、部屋をウロウロ動き回ることがストレスの発散にもなりますし、よい運動にもなります。ソファーの上り下りなどで思わぬケガや事故がないよう、工夫や対策も必要なのではないでしょうか。
犬の留守番中の過ごし方②「窓の外をジッと見つめている」
飼い主さんや家族のみんなが出かけてしまい、犬はひとりぼっちで過ごしています。窓の外をジッと見つめているのは、“もう帰って来るかな?”と、飼い主さんが帰って来るのを待ちわびているのでしょう。車の音や足音で“飼い主さんだ!”とわかるので、その音が聞こえてくるのを待っているのかもしれません。
また、窓の外には気になることがたくさんあります。見知らぬ人が通りすぎていったり、他の犬がお散歩をしていたり、鳥が飛んで来たりなど。その様子を見て楽しんでいるのかもしれません。聴力に優れている犬なら、お家のずーっと遠くから聞こえてくる音を聞いて楽しんでいることもあるかもしれませんね。
犬の留守番中の過ごし方③「おもちゃで遊んでいる」
ひとり遊びが得意な犬は、おもちゃで上手に遊ぶことができます。おもちゃで遊ぶことでストレスや運動不足を発散させたり、お留守番中の不安や退屈をしのいでいるのでしょう。
おもちゃで遊ぶことが大好きな犬は、犬用のおもちゃを複数用意してあげるのが良いでしょう。遊びたいのにおもちゃが用意されていないと、部屋にある物をおもちゃ代わりに遊んでしまい、ケガや誤飲をしてしまうかもしれません。飼い主さんのスリッパやクッションがボロボロに破壊されていた、なんてこともお留守番中にはよくありますよね。
犬の留守番中の過ごし方④「寝ている」
部屋をウロウロ動き回ることもなく、おもちゃで遊ぶこともなく、ただただ寝て過ごすという犬も多いようです。寝てばかりいて大丈夫なのかな?と心配されるかもしれませんが、成犬の場合の睡眠時間は12時間から15時間ほどだとされています。
睡眠には、深い眠りであるノンレム睡眠と、浅い眠りであるレム睡眠があります。ノンレム睡眠であるときは、脳もカラダも眠っています。レム睡眠であるときは、脳は起きている状態で、カラダを休めています。お留守番の間に寝ていることの多い犬は、おそらくカラダを休めている浅い眠りの状態なのではないでしょうか。
朝のお散歩をたっぷりする犬なら、その疲れを癒すために寝て過ごすのかもしれません。夕方や夜のお散歩もたっぷりとしたいため、カラダを休めて準備しているのかな?ということも考えられますよね。
犬の留守番中の過ごし方⑤「遠吠えをする」
群れで過ごす犬にとって、ひとりきりの時間はとても寂しく不安なようです。お留守番中に限って、遠吠えをしてしまう犬がいます。飼い主さんを呼ぶように、遠吠えしてしまうんです。お留守番することに慣れておらず、不安な気持ちから体調を崩してしまうようであれば、テレビや音楽を流したまま出かけてはいかがでしょうか。
まとめ
お留守番中の愛犬の様子、気になりますよね。お留守番中の様子をリアルタイムで確認することができる、カメラを搭載したアイテムも人気ですね。マイクが搭載されているものは、外出先から話しかけてあげることもできるようです。私は以前に使用していたスマートフォンをビデオモードにして置き、愛犬の様子を撮影したことがあります。容量にもよりますが、1時間から2時間くらいは撮影できるのでおすすめです。