危険なときに見せる助けてサイン1:身を隠す
大きな音や見知らぬ人が来たときなど犬が突然の出来事に驚いてしまった際に、自分のケージの中やベッドのような大きな家具の下、もしくは飼い主の背後に隠れた場合、それは犬からの助けてほしいサインです。
犬は野生で暮らしてしていたときに自分で穴を掘って何かあったときに身を隠していました。そのため、何かに驚いてしまったときに隠れられるように最低でも1つぐらい飼い主さんが犬用シェルターのようなものを用意してあげると犬も身に危険を感じたときに安心して隠れられると思います。
危険なときに見せる助けてサイン2:信頼している人のそばに行く
犬は群れで暮らしていたときにお互いが辺りを警戒していて、何か起こったときに助け合って暮らしていました。そのためその名残りから、何か身に危険を感じた際に仲間である飼い主さんのそばに来る場合もあります。犬が助けてほしいから来るというのは飼い主さんのことを信頼しているからです。
危険なときに見せる助けてサイン3:必要以上に吠え続ける
犬は様々な状況で吠える動物です。その中でもインターホンが鳴ったときや、電話が鳴ったとき、知らない人が来たときに吠える犬はその出来事に驚いて怖がっています。
長い間吠え続けている場合、犬は怖いと思う対象が自分の前からなくならないことにどうして良いか分からず吠え続けてしまいます。飼い主さんのことを確認している上で吠え続けているのであるならば、犬が飼い主さんを守ろうとしています。もしくは飼い主さんに助けてほしいとサインを間接的に出しているのかもしれません。
危険なときに見せる助けてサイン4:落ち着きがなくなる
大きな花火があがったときなど犬が落ち着きがなくなってしまい家の中を歩き回って落ち着きがなくなったとき、犬は危険を感じていてどうにかしてほしいと思っているのかもしれません。
もし落ち着きがなくなった際に失禁をしてしまったら犬は助けてほしいとサインを送っています。その場合は犬が怖いと感じているものからなるべく遠ざけるなどして愛犬を早めに安心させてあげてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
犬が危険なときに見せる『助けてサイン』の例として、
- 身を隠す
- 信頼している人のそばに行く
- 必要以上に吠え続ける
- 落ち着きがなくなる
の4つを紹介しました。
犬の性格によって危険なときに見せるサインは違います。
しかしいずれにしても普段とは異なる動きや仕草をするので、愛犬の様子がおかしいと思ったらどうしてなのか一旦確認してあげてください。飼い主さんは平気と思っていても犬にとっては怖いと感じてしまう場合もあります。
犬が助けてほしいと思ったときに飼い主さんが安心させてあげるとより信頼され絆も深くなると思います。