犬が一人遊びしているときの行動５つ

犬が一人遊びしているときの行動①「自分でボールを転がして追いかける」

手や鼻先を器用に使って、自分でボールを転がして追いかける、そして捕まえる。本当にボールで遊ぶのが大好きなんだな、とわかりますよね。飼い主さんが投げてくれたボールを追いかけることはもっと大好きだと思うのですが、構ってもらえないときは仕方がありません。

ボールを使った一人遊びを覚え、お留守番の間にも上手に遊ぶことができているのであれば、飼い主さんも安心です。ボールを追いかけて一人遊びをすることが好きなワンちゃんのために、床には滑ってしまわないような工夫や対策を万全にしてあげたいですね。

犬が一人遊びしているときの行動②「おもちゃをカミカミする」

手を器用に使っておもちゃを固定し、歯でカミカミすることを楽しむワンちゃんもいます。やわらかいボールやぬいぐるみを、まるでおしゃぶりをするかのようにカミカミし続けるワンちゃんもカワイイですよね。

犬は噛むという行為が大好きです。噛むことでストレスを発散させることもあります。そのため、噛むという行為は一人遊びの中でも特に多い遊びかもしれません。おもちゃをカミカミすることは決して悪い行動ではありませんが、破壊してしまったり、誤飲してしまったりする可能性の高いおもちゃは与えない方が良いでしょう。

犬が一人遊びしているときの行動③「ホリホリする」

自分のベッドをホリホリ。クッションをホリホリ。ソファーをホリホリ。床に敷いたマットをホリホリ。犬はホリホリすることが大好きですよね。何かを掘って遊ぶという行動も、一人遊びに多い行動なのではないでしょうか。

掘るという行動は、犬の本能や習性でもあります。クッションを破かれたり、お困りのこともあったりするかと思いますが、本能や習性である以上、やめさせることが難しいこともあります。そんなときは、ホリホリ専用のクッションを用意してあげてはいかがでしょうか。ホリホリして良いものと悪いものを教えてあげれば、犬は理解することができます。そうすれば、思いっきり一人遊びを楽しんでもらえますね。

犬が一人遊びしているときの行動④「穴掘りをする」

家の中で一人遊びすることができるホリホリとは少し変わって、お外では地面に穴掘りをして遊ぶのも一人遊びのひとつです。穴掘りをする犬としない犬がいますが、穴掘りが大好きなワンちゃんは、無我夢中で楽しみます。

野生で暮らしていた頃、穴を掘って寝床を作っていた犬にとって、穴掘りは本能や習性でもあります。つい、穴を掘りたくなってしまうのかもしれません。庭がすぐに穴だらけになる、と話す飼い主さんもいらっしゃいますよね。飼い主さんに構ってもらえないとき、庭に出て穴掘りを楽しむことができる、一人遊びが上手なワンちゃんなのでしょうね。

犬が一人遊びしているときの行動⑤「地面にゴロゴロ転がる」

芝生の上でゴロゴロ。土の上でゴロゴロ。水たまりに入ってゴロゴロ。泥の上でゴロゴロ。思わず「汚れちゃうからやめてー！」と叫びたくなってしまいそうですよね。地面にお好みの匂いがあったのでしょう。その匂いをカラダに擦りつけている行動です。

地面にゴロゴロと転がるのも一人遊びのひとつで、飼い主さんにとっては迷惑でも、犬にとっては楽しくて仕方がないのです。その場所に、自分のニオイを残しておきたい、という心理もあるようです。その場所に後からやってきた他のワンちゃんが残されたニオイを嗅ぎ、「あ、〇〇ちゃんもここへ遊びに来ていたんだ！」と、わかるのだそうです。

まとめ

片付けておいたおもちゃを自分で持ってきて、転がしてみたり、カミカミしてみたり。一緒にいるのに構ってあげられないとき、上手に一人遊びをしている姿を見るとキュン♡としますよね。次はどんなおもちゃを買ってあげようかな、と私も楽しみになっています。