愛犬の優しさを感じる行動①「泣いている子供をあやす」
愛犬(♂)とお散歩をした帰りのことです。目の前で女の子が転んでしまいました。車から降りようとしたところ、躓いてしまい、地面で膝を強く打ってしまったようでした。女の子は大声で泣き始めてしまいました。愛犬が女の子にそっと近寄り、「大丈夫?」と言っているかのように、女の子の顔を見つめるのです。普段は決して自ら人に近寄ろうとはしない愛犬が、泣いている女の子に、そっと寄り添うという行動を見せたことに、私はとても驚きました。そして、「なんて優しい子なんだろう」と、キュンッ♡とした出来事でした。
愛犬の優しさを感じる行動②「お手伝い」
パパが力仕事をしている姿を近くでそっと見守る愛犬。「ケガしないようにね?」「手伝おうか?」と心配しているような、応援しているような、そんな姿にキュンッ♡とします。もし、パパがケガをしてしまったら、急いでママに知らせに来るんだろうな、と想像するだけでもキュンッ♡としますよね。力仕事のお手伝いはできないけれど、パパを見守ることやママに知らせること、それも立派なお手伝いですよね。
愛犬の優しさを感じる行動③「おじいちゃんに合わせて歩く」
愛犬(♀)は、私の祖父とお散歩をすることが大好きです。遠くに住んでいるので、なかなか会えないのですが、祖父も「最近、運動不足だから、歩こうかな。」と言って、楽しみに待っていてくれます。祖父とお散歩をする時、愛犬は必ず祖父の歩くスピードに合わせて歩いてくれます。祖父が疲れて立ち止まると、愛犬も立ち止まり、「おじいちゃん疲れちゃった?休もうか?」とでも言うかのように、祖父の顔を見つめながら待ちます。祖父が「よし!」と言ってまた歩き出すと、何度も何度も祖父の方を振り返りながら、愛犬もまた歩き出します。私とお散歩する時は、急に走り出したり、風で舞う落ち葉を追いかけたり、大変なんです。祖父とお散歩する時にだけ見せる優しい姿にキュンッ♡としてばかりです。
愛犬の優しさを感じる行動④「子猫のお世話をしてくれる」
2年前、子猫が家族になりました。20数年、犬と暮らしてきた私ですが、猫は初めてです。産まれたばかりの子猫で、どうお世話をしたら良いのかもわかりませんでした。獣医さんに相談してアドバイスをいただいたり、ぎこちないながらもお世話をしました。そんな私を見て、「違うよ~。こうやるんだよ!」とでも言うかのように、愛犬(男の子)が子猫のお世話をしてくれるようになったんです。産まれたばかりの子猫は、自力で排泄をすることができません。愛犬は、子猫に排泄をさせるのが上手でした。子猫が夜鳴きをする時、私があやしてもなかなか鳴きやみません。でも、愛犬があやすと、愛犬に寄り添って眠るのです。子猫を不憫に思ったのか、守ってあげなければならない存在だと認識していたのか、子猫のお世話を自らやってくれる愛犬の姿にキュンッ♡しました。
愛犬の優しさを感じる行動⑤「他の犬を心配する」
SNSでよく見かける写真があるのですが、病院で点滴や治療を受けている犬を、そばで見守る犬がいるんです。診察台の上に横たわり、グッタリしている犬の姿を見て、心配していることが表情からよくわかります。がんばれ!と励ましているようにも見えます。そんな姿にキュンッ♡とします。愛犬たちのかかりつけの病院には看板猫がいますが、いつも受付で患者さんたちを見守ってくれています。体調が悪そうな犬や猫がいると、そっと隣に座ってくれるんです。相手の痛みや苦しみを理解し、寄り添って見守る姿には、優しさが溢れていますよね。
まとめ
犬は、もともと優しい心を持っているのでしょうか。それとも、人や他の犬や動物から優しく接してもらったことで、優しさを覚えるのでしょうか。どちらとも当てはまるのかもしれません。ご紹介した5つの「愛犬の優しさを感じる行動」の中に、みなさんの愛犬にも当てはまるものはありましたか?