お留守番しているときの犬の気持ち
仕事や買い物など、愛犬を家に一人残して出かけるのは、本当に心苦しくて後ろ髪を引かれる思いですよね。お留守番中はやっぱり寂しい気持ちで健気に待っている?それともひとりで自由にできて嬉しいなんてこともあるのか。犬はお留守番している時、どんな気持ちで待っているのでしょうか?
いつ帰ってくるかな?
いつも一緒で大好きな飼い主さんがいなくなると、犬も寂しくて不安な気持ちになります。「いつ帰ってくるかな」「どこに行ったのかな」なんて飼い主さんの帰りを心待ちにしていますよ。待ちに待った飼い主さんが帰宅した時は、しっぽふりふりで全身で喜びを表しながらお出迎えしてくれます。健気でとってもかわいいですよね。
何をして過ごそうかな
ひとりになった家の中で、自分の時間をのんびり楽しんだりする犬もいます。何をして過ごそうかなとうろうろしたりして、日向ぼっこやおもちゃ遊びなど、自分の好きなように時間を過ごしていたりします。普段飼い主さんが座っている場所に寝てみたり、自分のお気に入りの場所でくつろいだりと、飼い主さんの帰宅を待ちながらのんびりして待っています。
眠いなあ
犬の睡眠時間は1日平均12~15時間くらいで、たくさん睡眠をとります。なので、お留守番の最中もほとんどの時間は寝ていることが多いんですよ。特に、お散歩や遊びでエネルギーを発散した後のお留守番の時は、ほとんど大人しく寝ていることが多くなります。快適に眠れるように、お気に入りのベッドや毛布を置いて行ってあげてくださいね。
お腹すいたな
長い時間お留守番をさせると、犬もお腹がすいてきてしまいます。あまりにもお腹がすくと、嘔吐してしまったり色んなものをかじって誤飲してしまう危険もあるので、10時間以上の長いお留守番は避けるようにしてくださいね。
快適にお留守番してもらうには
犬は様々な気持ちになりながらお留守番しています。出来るならなるべくストレスを感じずに、リラックスしてお留守番していてほしいですよね。どんなことに気を付ければ、犬が快適にお留守番できるのでしょうか。
- その時の気温に合わせて快適な室温になるように調整する。
- 犬が安心して眠れるスペースを用意する。
- 新鮮な水を用意する。
- イタズラしたり、誤飲の危険があるものを片付けておく。
- お留守番させる前に過剰に構いすぎない。
犬が安心して過ごせる環境を整えてあげることで、なるべくお留守番によるストレスを減らすことができます。また、犬を不安にさせないためにも、お留守番させる前に過剰に構いすぎないことは大切です。犬をひとり残して出かける前は、罪悪感や可哀想といった感情から、過剰に構いすぎたりする飼い主さんもいると思います。犬は飼い主さんのいつもと違った態度や感情を読み取り、不安になってしまうことがあるので、なるべく普段と同じような態度ですっと出かけてしまう方が犬に余計なストレスを与えることを防げますよ。
ですが甘えん坊な犬の場合、飼い主さんと離れて一人になること自体がストレスになり、無駄吠えしたりトイレ以外の場所で粗相してしまったりと、問題行動を起こす場合があります。そういった性格の犬をお留守番させるときは、短時間から慣らしていったり、人の気配がするようにテレビやラジオをつけて出かけたり、訓練や工夫をすることで上手にお留守番させることができるようになりますよ。
まとめ
犬はお留守番している時様々な気持ちを抱いています。ひとりで頑張ってお留守番してくれる犬のためにも、快適な環境を整えて帰宅後はスキンシップをとって褒めてあげてくださいね。