①「おもちゃを隠す」
お気に入りのおもちゃを自分のベッドに運んで隠そうとすることはありませんか?その一方、あまり気に入っていないおもちゃなら、床の上に散らばったままですよね。犬がお気に入りのおもちゃを隠す理由は「母性本能」によるものなのではないかとされています。大切なものを守りたいという本能なのでしょう。また、お気に入りのおもちゃを隠すのは、物に執着するタイプである、という性格によるものである可能性もあるのだそうです。
②「おもちゃを取ろうとすると怒る」
飼い主さんが手を伸ばすと、お気に入りのおもちゃを取られてしまうのではないかと思い、牙を剥き出しにしたり、唸ったり、威嚇することがあります。手に噛みつくフリをして脅してくるワンちゃんもいますよね。「取らないで!」と威嚇しているのに、無理におもちゃを奪おうとすると、手を噛まれてしまうことがありますので注意しましょう。
③「おもちゃと一緒に寝る」
私の愛犬には、寝るときも肌身離さないほどお気に入りのおもちゃがあります。夜寝るときは私のベッドで一緒に寝るのですが、お気に入りのおもちゃを口にくわえ、ベッドの下でスタンバイしています。
④「これで遊んで!と持ってくる」
飼い主さんに「これで遊んで!」と持ってくるおもちゃが決まっているワンちゃんいませんか?たくさんあるおもちゃの中で、いつも同じおもちゃを持ってくるのは、そのおもちゃがお気に入りだからなのではないでしょうか。
⑤「洗濯中のおもちゃを洗濯機の前で待つ」
お気に入りのぬいぐるみが洗濯機の中で回っているのをジッと見つめ、洗濯が終わるのを洗濯機の前でずっと待っているワンちゃんがいます。早く洗濯機から出してもらえるのを待ち遠しい気持ちで待っているのでしょうね。
⑥「お散歩にもおもちゃを持って行く」
愛犬とお散歩しているときによくすれ違うワンちゃんは、いつもオレンジ色のボールを口にくわえたまま歩いているんです。公園で会ったとき、飼い主さんから「いつも持ち歩いているボールなんです」と教えていただきました。お家を出てから、またお家に帰るまで、お散歩の間ずっと口にくわえたままなのだそうです。たまに落とすこともある、とも話されていました。
⑦「穴を掘って埋める」
地面に穴を掘り、お気に入りのおもちゃを埋めることがあります。自宅のお庭が土や芝生であると、穴を掘っておもちゃを埋めている姿を見たことがあるのではないでしょうか。穴を掘っておもちゃを埋めるのは、犬が人間と暮らすようになる前、獲物を捕らえて生活をしていた頃の名残りなのではないかとされています。食料である捕らえた獲物は一度に全てを食べてしまうのではなく、穴を掘って埋めておくことで、必要になったときに掘り返して食べるためです。犬の本能や習性として、今も残っているのでしょう。そのことが、お気に入りのおもちゃを地面に穴を掘って隠す、という行動に現れているのです。
まとめ
みなさんの愛犬にも当てはまる「犬がお気に入りのおもちゃに見せる反応」はいくつありましたか?お気に入りのおもちゃって、壊れてしまっても、洗っても汚れが落ちなくなってしまっても、それでも大切に遊んでいますよね。