犬のフン放置は法律違反!確認したい飼い主のモラル

犬のフン放置は法律違反!確認したい飼い主のモラル

愛犬の散歩をさせているときに、フンを持ち帰らずに放置している方はいらっしゃいませんか?そんなマナー違反をしている方は考えを改めてください。ご存知ないかもしれませんが、犬のフン放置は法律違反です。フンを放置していると最悪の場合は裁判などに発展する可能性もあります。犬を飼っているならば、最低限のマナーは守るべきです。今回はそんな、犬のフン放置について考えてみましょう。

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犬のフンは必ず持ち帰ろう

愛犬と散歩をする女性

犬を飼っているほとんどの方は、愛犬がフンをしたら自宅に持ち帰って処理をしているでしょう。しかし犬を飼育している人の中には愛犬がフンをしても持ち帰らずにそのまま放置している人も。

再確認ではありますが、愛犬がフンをしたら持ち帰るのがマナーですし、何よりも放置をした場所によっては法律違反になる可能性もあります。

そもそも、一人が犬のフンを放置すると犬がもともと好きではない人からすれば、「犬を飼っている人はマナーがなっていない」という印象を与えてしまいます。また近隣住民からもフンを放置していることがバレたなら、クレームが入り、最悪の場合はご近所トラブルに発展します。愛犬が外でフンをしたら、当たり前ではありますが必ず持ち帰るようにしましょう。

犬のフンに関する条例や法律

柴犬

公共の道路で犬のフンを放置すると罰金

公共の道路にフンを放置すると、自治体で決められた条例である「公共の場所で犬の糞を放置してはならない」という規定に違反したことになります。

もしこれに違反したと証明されれば、市役所から改善処置を勧告され、命令に違反をすれば罰金を科される可能性もあります。犬のフンを放置することでどのような条例が出されているのか、どのような罪に問われるのかというのは条例によって異なってきますので、ご自身が住んでいる地域の条例を確認しても良いでしょう。

フンを処理する道具を持つことを義務とする

自治体によっては犬を外に出すときには、犬のフンを処理する道具を持つことを定めているところもあります。犬のフンを処理するためのスコップや袋など、しっかりと自分で処理ができる準備をしておかないと散歩をしないというのは、マナーを守っている人にとっては当たり前ですよね。

廃棄物処理法違反

個人の敷地内にフンを放置した場合は「廃棄物処理法」が適用され、違反者には5年以下の懲役、または1000万円以下の罰金が発生します。

犬のフンでそこまで問題になることはないだろうと思い、どれだけ注意をされても改善しなかったら、その土地の持ち主から裁判を起こされる可能性もあります。犬のフンを持ち帰るだけで防げるトラブルなのですから、普段からフンを持ち帰るように心がけましょう。

犬のフンを処理する方法

犬とトイレ

持ち帰り可燃ゴミとして出す

犬のフンをビニール袋などで持ち帰った後、処理をどうすればいいのか困っている方もいらっしゃるでしょう。そんな方におすすめなのが、可燃ゴミとして出せる地域ならば匂いがもれないようにビニールの口を固く縛ってゴミとして出してしまうのが一番楽でしょう。

ただし、ペットのフンは臭いの問題などから燃えるゴミとして出せない場合もあります。可燃ゴミとして出すときは、本当に自分が住んでいる地域は可燃ゴミとして出しても良い地域なのかを考えるようにしてください。

トイレに流す

地域によってはトレイの流すことを推奨している場合もあります。トイレに流せるのであれば、持ち帰った犬のフンをゴミの日まで残しておく必要はありませんし、何よりもゴミとして出すよりも手軽ですね。

しかし犬が食べているものによっては、水に溶けにくくトイレが詰まる原因となる場合も。また、枯れ木や葉っぱなどがついたフンを流すと詰まってしまう可能性はさらに高くなります。

トイレにフンを流す場合は、ドッグフードの成分は大丈夫か?枯れ木などがついていないかを確認するように気をつけてください。

生ゴミ処理機を使う

最近増えてきているのが生ゴミ処理機を使う方法です。最近ではペットのフンも処理ができるように開発された製品も多く、市によっては助成金を支払ってくれるところもあります。コストはかかりますが、生ごみ処理機を使えばゴミを減らせるだけではなく、犬のフンをどうするかというストレスからも解放されます。

決して安い買い物ではありませんが、犬のフンのためだけではなく、家庭の生ゴミもなくせるという点を考えたうえで検討をされてはいかがでしょうか?

肥料にする

地域によりますし、住んでいる場所によっては不可能な方法となりますが肥料として使うのも有効な処理方法です。家庭菜園をしている場合ならば、肥料として犬のフンを埋めたり撒いたりできればエコにもなります。ただし、肥料として撒くのは近隣住民がその匂いに悩まされる可能性があるということです。

また、自治体によっては肥料としてペットのフンを使用することを禁止している場合もあります。犬のフンを肥料として使えれば問題は解決!なんて思うかもしれませんが、決してそうとは言い切れないので注意をしましょう。ただ、対策として臭いが残らないほど地中深くに穴を掘って処理をするならば問題はないかもしれません。

フンを肥料として使う、自宅の敷地に埋める際に重要となるのは臭いの問題と、人間にとって害となる細菌の問題です。それらをクリアできる方法を考えられるのであれば、地域によっては肥料として使うことも可能となるかもしれませんね。

放置をしなくても、臭い問題で近所とトラブルになる可能性がありますので十分に気をつけましょう。

犬のフン処理であると便利なグッズ

犬と商品

ペットのフン取り器 フンキャッチャー

ペットの糞取り器 フンキャッチャー
980円(税込)

ふん取り器をお探しの方にオススメしたいのが、人気商品のこちら。手を汚すことなく使えるこちらの商品は、大変軽く使い勝手もよく愛犬家からも好評です。犬のフンを取るのがストレスとなっている方は、ぜひ購入を検討してはいかがでしょうか?

驚異の消臭袋BOS

うんちが臭わない袋BOS(ボス) 箱型 Mサイズ 90枚入
1,080円(税込)

うんちを持ち運ぶ際に、やはり気になるのは臭いですよね。こちらの商品はそんな臭い問題を一瞬で解決してくれる袋です。一見ただのビニール袋ですが、特殊な加工が施されているため袋の口を結ぶだけで匂いをシャットアウト!ゴミの日まで家に保管していても臭わないため便利ですよ。

ゴミ袋収納ホルダー

犬の散歩に便利 ゴミ袋 収納ホルダー エチケット袋用ホルダー ディスペンサー カラフル3色組
1,080円(税込)

あると便利な商品がこちら。ゴミ袋を可愛くコンパクトに収納できるため、持ち運びも便利です。犬の散歩以外にも、ピクニックや公園で遊ぶときのゴミ袋入れとしても使える、一つあると大活躍の商品です。

まとめ

いぬと散歩

ちょっとくらいフンを放置しても何も言われないだろう、いつもは持って帰っているけれどたまにフンを放置するくらいならバレないだろう、そんなことを思っている愛犬家の方は要注意です。

フンを放置するということは、それによってだれかが迷惑を受けているということです。ちょっとくらい、一人くらい、みんなやっているから、そんな思いでマナー違反をすると、取り返しのつかないトラブルに発展する可能性もありますので十分に気をつけましょう。

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