初めての犬の散歩で行くべきではない場所5選
1.刺激がたくさんある場所
愛犬と初めて散歩をする時はドキドキすることでしょう。飼い主のみならず、愛犬も初めての散歩にドキドキしていることと思います。初めての散歩は思いっきり外の世界を楽しみたくなるかもしれませんが、なるべく愛犬が散歩に慣れるまでは刺激を与えすぎないようにしてあげることをおススメします。
すでに外の世界を知っているあなたと違って、愛犬は外の世界をまだほとんど知りません。目に入るものが全て新鮮で興味をもつ対象となることでしょう。初めて見るものがたくさんあると、とてもワクワクしますが、情報量が多すぎて頭の中が混乱してしまうかもしれません。また、見たこともないものにいきなり関わることで、外の世界が怖くなってしまうこともあると思います。
例えば、初めての散歩で人がたくさんいる場所に行くと、愛犬は自分より大きな生き物がたくさんいる!と感じて怖がったり、たくさんの大きな声に驚いてしまう可能性があります。初めての散歩で怖い印象を与えてしまうと、散歩が苦手になる犬もいるようです。ですから、初めての散歩はなるべく静かで落ち着ける場所を選んであげましょう。
2.ドッグラン
ドッグランは犬が思い切り遊べる楽園のような場所となります。また、色んな犬や飼い主と出会えるので犬にとって良い社交場といえます。しかし、初めての散歩場所としてはハードルが高いといえるので、ドッグランは散歩に慣れてから行くことをおススメします。
ちなみに、ドッグランを利用する際は他の飼い主や犬に迷惑をかけないよう最低限のマナーが必要ととなります。飼い主のマナーはもちろんのこと愛犬のしつけがある程度できていて、他の犬とも仲良くできないとドッグランを楽しむのは難しいといえますよ。そういった理由から初めての散歩で行くべきではない場所といえるのではないでしょうか。
3.物がたくさん落ちている場所
普段何気なく歩いている道は、よく見ると色々な物が落ちています。食べ物が落ちていたり、犬が踏むと危ないガラスの破片など。特に、ゴミの回収場所となっている住宅街の道端には、ガラスや食べ物が散乱している時があります。
犬の散歩に慣れていないとそういったものを瞬時に気づきにくく、結果的に愛犬が有害なものを食べたり、ガラスの破片を踏んでしまってケガをしやすくなってしまいます。極端な話になりますが散歩に慣れるまでは下見をして、犬にとって危険なものがないか確認しながら散歩道を決めると良いと思いますよ。
4.音がたくさんする場所
犬は耳が良いので大きな音やたくさん音がする場所が苦手だったりします。音に敏感ともいえる犬の初散歩道に、苦手な音がする場所を選んでしまうどうなるでしょうか。ただでさえ初めての散歩で緊張しているところに、犬にとっての苦手な音が加わるのです。おそらく、散歩に集中できなくなってしまうことでしょう。
人間には普通の音だと感じるものでも、犬にとっては何の音なのか分からなかったり怖い音として聞こえてしまうことがあります。例えば、車や電車の音、飛行機や雷の音。人の大きな声やたくさんの声に驚いたり怖がることもあるかもしれません。
また、音がたくさんしている場所は、それだけ人が行き交っていたり車やバイクなどがたくさん走っていて犬にとって危険だといえます。ですので、初めての散歩はできるだけ静かで落ち着ける場所を選ぶことをおススメします。愛犬だけでなく飼い主も周りの状況を把握しやすいですし、散歩に集中できると思いますよ。
5.植物がたくさんあるところ
大きな公園でのんびり初めての散歩をしよう。と考えている人はいることでしょう。大きな公園で散歩をするのは、とても良いことだと思います。ただ、植物がたくさん生えている公園は少し気を付けた方がいいかもしれません。
一見、草木がたくさんある公園って動物にとても良さそうに見えますよね。しかし、草などの植物にはノミやマダニが多く潜んでいたりするので要注意。犬がマダニに寄生されると、様々な症状や感染症になってしまうことがありとても厄介です。また、管理されていない公園だと草が生い茂っていて不衛生な環境になっていたり、草で地面が見えなくなっているところには、犬が踏んでしまうと危険なものが落ちていたりします。
ですので、公園で散歩する時は、草木が生い茂っているところに行かない方がよいでしょう。どうしても公園で散歩させたい場合は、きちんと管理されていて草も定期的に短く刈られている場所を選ぶようにすることをおススメします。
まとめ
初めての犬の散歩で行かない方がいい場所は、簡単にいうと犬にとって危険となる場所、散歩に集中できない場所となります。賑やかな場所に行きたいと思っている場合は、愛犬が外の世界に慣れてから行くようにしましょう。