好きとも嫌いとも思っていないときにする仕草1:背を向ける
背を向けるということは、相手に対して「そこまで警戒心はないですが興味もない」といった気持ちが読み取れます。
もし相手のことが嫌いで警戒心がある場合は、相手から目を逸らさず、正面を向いて監視しています。
反対に、相手を大好きな場合はもっと近くに行って寄り添ったり、遊ぼうよとアピールしたりしてくるでしょう。
好きとも嫌いとも思っていないときにする仕草2:無視する
人間界で無視といえば嫌がらせや敵対心を表しますが、犬にとっては必ずしもそうではないようです。
犬が相手のことを無視するときは、争う気持ちもなく、仲良くしようとする気持ちもないので、「人を好きとも嫌いとも思っていない」ときに当てはまりますね。
好きとも嫌いとも思っていないときにする仕草3:目を見ない
犬にとって相手の目をジッと見ることは、「敵意がありますよ」という気持ちを伝えることになります。
これはカーミングシグナルと呼ばれる犬界のジェスチャーのようなもので、コミュニケーションを円滑に行うために用いられます。
このことから「目を見ない」という行動は、敵意がないことを表し、その場を円滑にやり過ごそうとする気持ちの表れだと言えますね。
好きとも嫌いとも思っていないときにする仕草4:名前を呼んでも反応しない
例えば、飼い主さんのようにふだんから接する人に名前を呼ばれたら目を向けたり、尻尾を振ったり、喜んで近くに来てくれる子が多いと思います。
ところが散歩中にすれ違ったりと、ワンちゃんにとってたまにしか会わないけど、全く知らない人ではない場合、名前を呼ばれても反応しないときがあるかもしれません。
これはその人の声に特別良いイメージがない場合や、馴染みのある声ではないからなのでしょう。
ワンちゃんからしてみたら、そのような人は好きでも嫌いでもない人なのかもしれませんね。
好きとも嫌いとも思っていないときにする仕草5:素通りする
ワンちゃんにとって、好きでも嫌いでもない人は「ああ、居るな」くらいの感覚でしかないのでしょう。
ですので、その人の近くを通る場合でも、特に反応することもなく、サササッと素通りしてしまうのです。
好きな人であれば、挨拶をしたり、遊ぼうよと誘ったりします。
また嫌いな人であれば、避けたりジッと目を見つめながら通り過ぎたりしようとします。
おわりに
いかがでしたでしょうか?犬が人を好きとも嫌いとも思っていないときにする仕草として、
- 背を向ける
- 無視する
- 目を見ない
- 名前を呼んでも反応しない
- 素通りする
の5つの例を挙げてきました。
あなたが愛犬からされる仕草や、お知り合いのワンちゃんが見せる仕草と一致するものはありましたか?
「好き」と思われていないのは少し寂しいですが、「嫌い」とも思われていないので、挽回する余地はありそうですね!