犬が苦しむのはどんなとき?
呼吸がうまくできないとき
呼吸が上手くできずにいる場合は、ゼエゼエしたり、ぐったりとしたりしてしまいます。
酸素を体に取り入れることができなった場合は、苦しくてたまらないでしょう。
急に体を激しく動かしたりすると、苦しくなる状態は一般的なもので、よくあることなので心配はありません。
しかし普通に行っている呼吸で、酸素が得られないときには、呼吸が苦しくなることがあります。
犬は1分間に約15〜30回呼吸をしていると言われています。
この回数より少なくても多くても、少しおかしいと言えるでしょう。
もし呼吸に異常を感じたら、鼻や口、胸やお腹の動き、そして呼吸する際に何か音がなっていないかチェックしてみてください。
同時に口や舌に変色がないかも見てみましょう。
病気や怪我から呼吸が苦しくなっている場合があるので、異常を感じたらすぐに病院へ連れていきましょう。
体に痛みがあるとき
体に痛みがある場合、じっと動かなくなったりクンクンと鳴き声をあげたりすることがあります。
犬は痛みを感じていることを隠そうとする傾向があるので、気づくのが難しいこともあるでしょう。
震えていたり、足をひきずっていたり、鳴き声をあげている場合は、何か体に痛みがあるのかもしれません。
また、痛む部分をペロペロとしきりに舐めることもあります。
ご飯を食べる量が減るなどした場合も、何か痛みがある可能性があります。
まずはどこかに怪我をしていないか、触ってチェックしてみてください。
外傷がなければ、体の中で何か問題が起きているかもしれません。
すぐに病院へ連れていきましょう。
痛みを隠すため発見が遅れてしまい、重症化するといったケースも少なくはないので、日頃から何か異常がないか、定期的にチェックするようにするといいですね。
犬が苦しいときにする4つの仕草
呼吸が荒くなる
呼吸が苦しいと感じている場合には、ふだんと比べて息が荒くなります。
舌を出して激しい呼吸を繰り返すようになります。
激しい運動をした後や、暑さから体温調節をしているときには息が荒くなることがありますが、一時的なものでおさまります。
時間がたってもおさまらず、逆に激しくなるなどした場合には、何か呼吸器系の病気が隠れている可能性があります。
動かない
苦しいときや体が痛いときには、体を動かさずにじっとしていることが多く、元気がなくなります。
座ったりふせをしたりした状態から動かず、状態が落ち着くのを待っているためです。
多くの場合は動かずにいれば状態が安定して、また歩きだしたりするのですが、苦しさが続いていたりすると、ずっと動かずにぐったりしてしまいます。
自分の寝床から出てこなかったり、飼い主さんが呼んでも動かないままだったりした場合には、体に異常が起きている可能性があります。
何度も咳をする
呼吸が苦しい場合にする仕草のひとつとして、咳があります。
咳をすることで呼吸をしやすくしようとするのです。
呼吸器系の病気が原因である他にも、食べ物やおもちゃなどが喉に詰まっている可能性も考えられます。
何度も何度も咳をしていると、犬も辛いはずです。体力も奪われてしまいます。
すぐに病院へ連れて行ってあげてください。
肩が上下する
少し落ち着いたあとに、呼吸がまた荒くなることがあります。
この場合は口だけで呼吸をするのではなく、体全体を使って呼吸をするようになります。
口だけでは正常な呼吸にできないと体が感じて、肩を上下させて体の他の部位を使って呼吸を助けようとします。
あまりにも呼吸が荒く、体全体が動くようであれば病気を疑ってください。
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苦しんでいる犬への対処法
運動した後に呼吸が苦しそうであれば、少し落ち着くまで様子をみましょう。
暑くてゼエゼエとしている場合は、室温を下げるなどしてあげてください。
もし少し時間がたっても落ち着かず、さらに呼吸が荒くなっている場合は、すぐに病院へ連れていきましょう。
何もしていない状態で苦しそうだとしたら、それも異常事態です。
犬の体に異常を感じたら病院へ連れて行くのが基本です。
早めに対処できれば重症化せず、犬も苦しい思いをする時間が短くてすみます。
獣医さんに苦しそうにする前後の行動や、ふだんの様子などを説明できるようにしておきましょう。
まとめ
犬が苦しがる原因は大きくふたつにわけられます。
呼吸が苦しいときと、体に痛みがあるときです。
呼吸が苦しいときには呼吸器系の病気や、何か食べ物やおもちゃなどが喉に詰まっている可能性があります。
痛みがある場合は怪我や病気が疑われます。
苦しいときには呼吸が荒くなる、動かなくなる、咳をする、肩が上下するなどの仕草が見られるようになります。
犬は体調不良を隠してしまうため、発見したときには重症化していることも珍しくありません。
呼吸ができないことや、体の痛みがあることは犬にとってとても辛いことです。
ふだんから犬の様子を見て、何かいつもと違うなと思ったら、すぐに病院へ連れて行ってあげましょう。