犬が水入れをホリホリする心理①「水遊びをしている」
水って、ちょっとした振動だけでもユラユラと揺れ動きますよね。
そのユラユラとした水の動きが、犬の遊び心を刺激してしまうようです。
活発的な性格であるワンちゃんは、何でも遊びに繋げてしまうことがあります。
水がユラユラと揺れ動いている水入れをホリホリしてみたり、風でカーテンがユラユラと揺れ動いているのをホリホリしてみたり、揺れ動くものを見ると遊びたくなってしまうようです。
好奇心の強いワンちゃんの遊び心も刺激してしまいやすいようで、仕事から帰宅したら部屋が水浸しなんてこともあるようですね。
ひとり遊びが上手にできることは良いことなのですが、水が相手だと飼い主さん的には後始末に困ってしまいますね。
犬が水入れをホリホリする心理②「暇つぶしをしている」
遊びと少し似ているかもしれませんが、遊び心を刺激するというよりは、暇や退屈をしのぐために身近にあった水入れをホリホリしている、と言った方が近いかもしれません。
犬が暇つぶしをしようと考えたとき、まずはおもちゃで遊び始めると思います。
しかし、そのおもちゃにもいつしか飽きてしまって。
いつも同じおもちゃばかりで、新しいおもちゃを探していたら、ちょうど暇つぶしにホリホリできそうな水入れがあったのかもしれません。
犬が水入れをホリホリする心理③「ストレスを発散させようとしている」
犬はストレスを発散させようとするとき、地面をホリホリしたり、ベッドをホリホリしたりします。そのホリホリのターゲットが、水入れになってしまったのでしょう。
犬がストレスを抱えてしまう原因は様々ですが、身近にあるものでは、お留守番や運動不足です。
お留守番している時間が長い犬や、お散歩や運動の時間が短く運動不足であると、何かをホリホリしてストレスを発散させたくなるようです。
水入れをホリホリする理由がストレスなのであれば、「やめなさい!」と叱っただけでは解決できないかもしれません。
ストレスを発散することができるよう、お散歩やドッグランに連れて行ってあげると良いのではないでしょうか。
犬が水入れをホリホリする心理④「飼い主さんに構ってほしい」
愛犬がベッドをホリホリしていると、「寝床作りをしているのかな」と思います。
クッションをホリホリしていると、クッションが傷んでしまいそうだなと感じながらも微笑ましく見ています。
ドアをホリホリしていると、「そっちの部屋には行けないよ~」と声をかけます。
水入れをホリホリしていたらどうでしょう。
「ダメ~!」と水入れをホリホリしている愛犬のもとへ飛んでいくでしょう。
どんなことをすれば、飼い主さんが構ってくれるのかを愛犬はわかっているんですね。
飼い主さんが何かに夢中になっているときや忙しくしているとき、良いことをしてもあまり構ってもらえません。
悪いことをするとすぐに飛んできてくれますし、水入れをホリホリして水をこぼしたくらいでは、それほど強くは叱られないということも理解しているのでしょう。
確信犯ですが、それほど構ってほしかったということですよね。
もっと、愛犬とのスキンシップやコミュニケーションをとる時間を作ってあげなければなりませんね。
まとめ
なぜ、犬は水入れをホリホリしてしまうのか。
正直なところ、その心理は犬のみぞ知るなのかもしれません。
心理や理由や原因は犬それぞれにあるからです。
ただ、ご紹介した4つの心理であることが多くあります。
特に、ストレスを発散させるためのホリホリなのであれば、そのストレスを解消してあげたいですよね。
ホリホリすることが大好きなワンちゃんは意外と多いので、そのホリホリの対象が水入れや水になってしまわないよう、別のホリホリできる何かを与えてあげると良いのではないでしょうか。
クッションをホリホリするのも大好きなワンちゃんが多いので、ホリホリ専用のクッションをお留守番中も与えてあげておくと良いかもしれません。