犬がご飯をこぼしながら食べる原因①「急いで食べている」
ごはんにかぶりつくように急いで食べてしまうワンちゃんがいます。
いわゆる「早食い」というものです。
ほんの数十秒で間食してしまうほど早食いで、ほとんど噛むこともなく飲み込んでいるような状態です。
勢いよくかぶりつくので、ごはんが飛び散ってしまうこともあります。
実は、うちの愛犬のポメラニアンがとても早食いなんです。
ドッグフードをお皿からポロポロと落としてしまったり、喉にひっかけてしまったりすることもあるほどです。
私が実際に行った対策をご紹介します。
早食い辞めさせる方法
私はドッグフードを何回かに分けて、少しずつお皿に入れてあげるようにしています。
食べ終わったらお座りをさせて、落ち着かせてからまたお皿に入れるようにしているんです。
かぶりつくように食べていた頃と比べると、かなり落ちついて食べることができるようになり、ドッグフードがお皿から飛び出ることもなくなりました。
犬がご飯をこぼしながら食べる原因②「お皿が合わない」
お皿が合わないことで、ごはんが外に出てしまうことがあります。
お皿が小さすぎると、ごはんが山盛りのようになってしまいますよね。
そうすると、確実にこぼれてしまうことが想像できると思います。
ちょっと大きいかな?くらいの余裕があるお皿だと、ごはんが外に出てしまうことはないと思います。
こぼすのを辞めさせる方法
お皿を適切なものに変えてあげる!の一点ですよね。
犬用の食器にも実はいろんな種類があります。
大きさの違いだけではなく、形や深さや特徴も様々です。
犬がご飯をこぼしながら食べる原因③「遊んでいる」
ごはんが気に入らないとき、まだお腹が空いていないのにごはんを与えられたときなど、ごはんを遊びながら食べてしまうことがあります。
お皿からポロっと出して、追いかけるようにして食べてみる。
ごはんが気に入らなくて、わざとお皿からポイしてみる、など。
「このごはんは嫌いだよ」とか、「まだお腹空いてないから食べたくないよ」というサインであるかもしれません。
こぼすのを辞めさせる方法
「ごはん食べる?」と声をかけてみると、お腹が空いているときと空いていないときで、反応が違います。
決められた時間に与えるのが良いとされていますが、お腹が空いていないときに無理に食べさせる必要はないのではないでしょうか。
ごはんが気に入らない様子なのであれば、別のごはんに変えてあげるのはどうでしょうか。
何かトッピングをしてあげることで気に入ってくれることもあります。
毎日同じごはんでは、飽きてしまうワンちゃんもいるようです。
犬がご飯をこぼしながら食べる原因④「口の中に問題がある可能性」
ごはんを上手く食べることができないワンちゃんの中には、口の中に何らかの問題を抱えているという子も少なくはないようです。
歯周病などの、口の中の病気で痛みがあり、ごはんを上手く口の中に運ぶことができず、こぼしてしまうのかもしれません。
こぼすのを辞めさせる方法
口の中に異常はないか、チェックしてあげてください。
ごはんをこぼしながら食べてしまうほどの異常や、痛みがある場合、飼い主さんがすぐに気づけるほどの口臭があると思います。
口の中をチェックしてみると、口臭・歯茎の赤み・歯茎の腫れ・出血・歯がグラグラしているなどを確認することができると思います。
口の中が健康であれば、ほとんどニオイはありません。
口臭が気になるというのは、口の中に問題があるというサインです。
すぐに病院で診てもらいましょう。
犬がご飯をこぼしながら食べる原因⑤「興奮している」
最初にご紹介した「急いで食べる(早食い)」と少し似ているのですが、早くごはんを食べたくて興奮してしまい、興奮した状態のまま食べることで、ごはんをこぼしてしまうことがあります。
こぼすのを辞めさせる方法
まずは、とにかく落ち着かせることです。
子犬のうちはなかなか難しいかもしれませんが、お座りや待てと一緒に、しつけをしながら落ち着けるようにしてあげると良いと思います。
成犬の場合は、お座りや待てをさせて落ち着かせてから、ごはんを与えるようにすると良いと思います。
ごはんを見るだけで、嬉しくて大興奮してしまうワンちゃんもいますが、よーく落ち着かせてからごはんを用意してあげると、興奮を抑えられるのではないでしょうか。
まとめ
ごはんが嬉しくて嬉しくて、つい急いで食べてしまったり、興奮してしまったりするワンちゃんは多いと思います。
ごはんの前に必ずお座りと待てをさせる、落ち着くことができるまで与えない、ということを日々繰り返すことが大切です。
落ち着けるまでごはんがもらえないと理解すると、自然と落ち着いてごはんが出てくるのを待てるようになります。