何だかソワソワ落ち着かない犬たち…
愛犬が落ち着かない様子を見せたときは、きっと何かしら原因があるはずです。
何かを待っているのか、それとも何かから逃げたいのか…。
そこで今回は、犬がソワソワしがちなシチュエーションをご紹介します。
愛犬がソワソワし始めたら、その原因を見つけてみましょう!
1.ご飯や散歩の前など、楽しみが待っているとき
ご飯や散歩の時間が近づくと、ソワソワする犬も多いのではないでしょうか?
我が家の愛犬は、それまでぐっすり眠っていても、ご飯の時間になると飛び起きて、キッチンの周りをソワソワ歩き出します…(笑)
ご飯や散歩を1日の楽しみとして待ち遠しく思っている犬は、その気配を察知すると落ち着かない様子を見せます。
早歩きでパタパタする姿は、とても愛らしいですよね!
2.来客があるとき
来客があるときにソワソワする犬もいるでしょう。
来客があるとわかったときから、どこか落ち着かない様子で、お客さまが来たらとりあえず匂いチェックを始めます。一通りチェックが終わったら、疲れたのか寝てしまうことも。
来客があるときは、飼い主さんもソワソワ用意を始めたり、部屋の片付けをしたりしますよね。
犬もその様子を感じ取り、一緒にソワソワしているのでしょう。
3.トイレがしたいとき
まるで人間の子供のように、トイレがしたいときは犬もソワソワしますよね。
なぜか顔を覗き込んできたり、トイレの周りをウロウロしてみたり…。
トイレぐらい、我慢しないでいつでもしてね。
特に、お腹の調子が悪いときや気分が悪いときは、1日中ソワソワした様子を見せます。
トイレを我慢しているように見えるのに、なかなかトイレしないときは、外に連れて行ってあげるのもいいかもしれません。
4.病院やトリミングなど、緊張感のあるとき
病院やトリミングなど、犬にとって緊張が伴う場所に出掛けるときはソワソワしますよね。
予約の電話をかける時点で、何かを察知してソワソワし始める犬も多いと思います。
犬が人間の言葉を話せたら、きっと「いつ行くの?今から?」「どうせなら早く済ませたい…」などと言っているのでしょう。
獣医さんやトリマーさんは、そんなに怖いことはしないから安心してね。
5.飼い主がいつもと違う行動をするとき
例えば、いつもは寝ている時間に出掛ける支度を始めたり、体調が悪くて寝込んだり…。
そんなふうに、飼い主さんがいつもと違う行動や様子を見せたときは、ふだんは落ち着いている犬でもソワソワし始めるのではないでしょうか。
犬にとって、飼い主さんの予想外の行動は不安を煽るものとなります。
犬を不安にさせないために、「大丈夫だよ」と一声かけてあげるとよいでしょう。
まとめ
犬がソワソワしがちなシチュエーションをご紹介しました。いかがでしたか?
愛犬がソワソワしているときは、まずはその理由を見つけてみましょう。
ご飯や散歩の時間を気にしているだけならよいですが、もしかしたら体調不良で落ち着かない様子を見せているのかもしれません。
犬は痛みに強い動物であるといわれていますが、体調不良による内臓の痛みを抱えると、ソワソワしたりウロウロしたりすることがあります。
また、加齢によって認知症の症状が出始めている場合もあります。
体調不良や不安によるソワソワではなく、楽しみを待ち遠しく思うソワソワであれば、問題ありません。
ただし、その楽しみへのソワソワが、要求行動に繋がらないように注意したいですね。
犬の不安を取り除き、落ち着いた生活ができるように心掛けたいものです。