愛犬の引っ張るクセは事故の原因になることもあるので注意
度々、愛犬にドンドン前へ引っ張られながら、飼い主さんが散歩している姿を見かけるときがあります。飼い主と愛犬のどちらが散歩しているのか、いや、散歩されているのか、考えさせられる光景ですよね。
大型犬と違い、小型犬は飼い主さんが引っ張られてケガを負うという事態にはなりにくいですが、現実に愛犬の考えつかないような事故が起こっているのも事実です。
正しいリードの持ち方をしていないこともあいまって、愛犬による突然の引っ張りにより、リードを手から離してしまって、事故になってしまうこともあります。
- 犬同士のケンカが始まってしまった!
- タイミングが悪く車が来て接触してしまった!
- 歩いていた人にゲガをさせてしまった!
など、起きてしまう可能性があり、不安ですよね。こうならないためにも、早めに直しておくことが肝心です。
犬の引っぱる力を侮らないようにしてください。意外と実際に事故が起こっていますので、真剣に対処すべき問題なのです。
飼い主は愛犬の引っ張りグセに負けない心構えが必要
飼い主さんの、愛犬に引っ張り負けない強い心が、引っ張りグセを直すためには必要です。徐々に、引っ張りグセが悪化する前に、早めに対処しておくことが大事です。
2.飼い主さんは、リードで愛犬を確実にコントロールしつつ、力でも気持ちでもワンちゃんに負けないように心がけます。
3.ポイントは、愛犬に主導権をとらせないことです。飼い主さんの歩き方次第で、ワンちゃんの見る目は変わるでしょう。アイコンタクトを愛犬と取りながら、「ついて!」の位置に引き寄せ、戻して歩くようにします。また、愛犬をごほうびでコントロールするのもいいでしょう。
散歩時のリードの持ち方に注意しよう
愛犬と散歩しているときに、いきなりワンちゃんにリードを引っ張られて、思わず離してしまったとならないように、正しいリードの持ち方をするようにしてください。
正しいリードの持ち方
自身の親指に、リードの持ち手部分を引っ掛けて、なおかつリードの余分な長さをまとめます。このような状態で、確実にまとめた部分を持つようにします。
間違ったリードの持ち方
リードを自身の手首にぐるぐると巻くのは間違っています。この状態では、愛犬に引っ張られた場合に、コントロールすることが難しいです。
「ついて!」の訓練を自宅でも実践する
最も確実な方法は、とても地味ですがコツコツと「ついて!」を訓練しつつ、そして愛犬にとってすごく楽しい時間にしてあげることです。はじめは屋外で訓練する前に、屋内でトレーニングを徹底しましょう。
愛犬の首輪にリードを付けて、宅内で「ついて!」ができるようになったら、少しずつ屋外へ出て「ついて!」にチャレンジしてみましょう。ここでのポイントは、若干リードのたるみをもたせることです。
まとめ
元気いっぱいのワンちゃんは、先へ、先へ、早く行こうとリードを引っ張りながら、走るように歩くこともあります。
けれども、元気良く引っ張りすぎて、「げほっ!げほっ!」と咳き込んでしまうことも少なくありません。最悪の事態にならないまでも、できるだけ早めに解決しておくことが望ましいです。
愛犬の散歩時のいろいろなクセ、動かなくなってしまったり、リードを引っ張ったりするクセ等を放っておくと、悪化していき解決するのが難しくなっていきます。ですから、早めに対応するように心がけることが大切です。