愛犬の名前を呼んでもアイコンタクトが出来ないのは何故?

愛犬の名前を呼んでもアイコンタクトが出来ないのは何故?

「うちのワンちゃんは名前を呼んでも、わたしの目を見てくれないので寂しいです。」という飼い主さんは少なくないでしょう。なぜ、アイコンタクトが出来るワンちゃんと出来ないワンちゃんがいるのか、その理由が気になるところです。今回はアイコンタクトが上手にとれない、その理由とコツを紹介します。

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愛犬がアイコンタクトを上手にできるようになるコツとは?

アイコンタクトの練習をする飼い主と犬

アイコンタクトは、トレーニングの基本です。そもそも、アイコンタクトとはどういったものでしょうか。

人間と愛犬など動物とのコミュニケーションの一環として、話しかけや会話などをしている間中に、顔を向き合わせた人間やワンちゃんなどペットや動物が、お互いに目と目を見つめ合う行動をいいます。
家の内外問わず、どのような場所でもできるようにしておきたいものです。

ワンちゃんが目をそらすなどして、上手にアイコンタクトがとれない理由について考えてみましょう。

愛犬と顔を近づけすぎないように気をつけよう

飼い主さんの顔と愛犬との距離が近すぎると、威圧感を与えてしまい、アイコンタクトに不安を感じてしまいますので、いたずらは絶対に禁止です。ワンちゃんは威圧感があると、アイコンタクトがしにくいものですから注意しましょう。

飼い主さんがこわい顔をしないように気をつけよう

飼い主さんがアイコンタクトのときに怖い顔をしたら、愛犬が目をそむけたくなるのは当然のことです。はじめはスマイルを心がけましょう。

愛犬の名前を呼びながら叱らないようにしよう

これは、ついやってしまいがちな大きな失敗です。愛犬の名前の後に叱り言葉(例:「〇〇〇〇(愛犬の名前)、いけない!」など)をつけるのは、禁止事項です。決して、そのようなことをしないようにしましょう。

トレーニングを無理強いしないように気をつけよう

これについては、アイコンタクト以外でも言えることなのですが、トレーニングの強制は決して良い結果を招きませんので、注意が必要です。

愛犬にアイコンタクトとはどういったものなのかを理解させよう

飼い主の持つオヤツを見つめる犬

自宅内や愛犬が集中しているときなど、アイコンタクトができる環境をつくり、アイコンタクトとはどういったものなのかを学習させるのがベストです。

1.愛犬にごほうびを持った手を認識させて、あご下にその手をつけて飼い主さんの顔を見るように誘導します。

2.愛犬が飼い主さんの顔を見てきたら、「〇〇〇〇(愛犬の名前)、いい子」という感じに愛犬の名前を呼びながらほめます。

3.ごほうびをあげます。【愛犬の目を見る→愛犬の名前を呼ぶ→愛犬をほめる→愛犬にごほうび】という流れをメリハリをつけて実行してください。

※重要ポイント:愛犬とのアイコンタクトの時間を長く伸ばすために、慣れてきたらほめ言葉を言う時間を長くしていきましょう。

愛犬が誘惑に負けないアイコンタクトを目指そう

愛犬が徐々にアイコンタクトを理解してきたら、どのような誘惑にも負けないアイコンタクトを目指しましょう。いろいろな場所で実行することも大切なポイントです。

1.誘惑物として愛犬の大好きなものを用意し、それを片手に持ったまま、アイコンタクトをとります。

2.アイコンタクトが同じようにできている間中、「〇〇〇〇(愛犬の名前)、そう、そーう!いい子だね(ほめ言葉)」という感じでほめましょう。

3.誘惑物を持っていない方の手から、ごほうびをあげます。

このように、アイコンタクトが取れる時間をコツコツと少しづづ伸ばしていきましょう。

まとめ

アイコンタクトをして飼い主の指示を待つ犬

いかがでしたでしょうか。アイコンタクトが上手く取れない理由としては、愛犬自身がアイコンタクトをどういったものか理解できていない場合や、飼い主さんと視線を合わせることに、良い思い出がないケースが考えられます。

何よりもまず愛犬に、「アイコンタクトをとると良いことがある!」と学習させましょう。トレーニングの方法は至って単純で簡単です。上手にほめる習慣とタイミングを、飼い主さんが身につければ、アイコンタクトをすんなりとできるようになるでしょう。

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