動物病院嫌いのワンコたち…
まれに動物病院が好きな犬もいますが、大抵みんな動物病院が嫌いですよね。高い位置にある診察台に乗せられたり、注射をされたり…。「チクッとしますよ~」が伝わらない犬の気持ちを考えると、嫌がるのも無理はありません。
私は初めて動物病院に行ったとき、ワンコたちの必死な姿や絶望的な表情に思わず笑ってしまいました…!みんな頑張っているとわかってはいるものの、中にはちょっと演技がかっているような子もいて。終始「可愛い…」とニヤニヤしていました。
そこで今回は、動物病院嫌いの犬が見せる行動や仕草をご紹介します。いつもは賢く勇敢な犬たちでも、やっぱり病院は怖いよね!
1.「病院」と聞くと急にとぼける
我が家の愛犬くるるは、動物病院に予約の電話をかけた時点で知らんふりを決め込みます。家族との電話なら尻尾をふりふりしながら聞いているのに、病院と聞こえると首を傾げてみたり、眠そうに目をしょぼしょぼしてみたり。
…絶対、わかっているよね?
2.石のように固まる
動物病院に到着すると、入り口で石のように固まるワンコをしばしば見かけます。「梃子でも動かぬ」って、きっとああいうことですよね…。
やっとのことで病院に入っても、次は診察室のドアが待ち受けています。「○○ちゃ~ん。」と呼ばれたら、飼い主さんとワンコの2回目の闘いが始まるのです。よいしょ、よいしょ。
大抵、病院の床はツルツルしているので、ワンコの踏ん張りはむなしく幕を閉じるのであります。スーッと滑って診察室に入ったワンコ。バシッと締まるドア。その後の待合室に溢れる温かい笑い声を、ワンコは知らないのでした。
3.震える
とくに小型犬は、恐怖で小刻みに震える子が多いですよね。あの震えを見たら、もういっそのこと連れて帰ってしまおうかと思ってしまいます。
強がりなくるるも、待合室での待ち時間が長いとぶるぶる震えます。そんなときは、外のイスで座っておくか、呼ばれるまでお散歩しているといいですね!
4.「ウ~」と唸る
病院嫌いな犬の中には、小さな声で「ウ~」と唸る子もいます。これが唯一の抵抗なのかもしれません…。
しかし、唸ったところでみんな診察台に乗せられてしまうのです。頑張れば、きっとすぐに終わるよ!
5.おしっこを漏らす
恐怖のあまり、おしっこを漏らしてしまう子もいます。体が自然に反応してしまうぐらい、病院が怖いのでしょう。これは仕方のないことですが、病院に行く際は事前にトイレを済ませておきましょうね!
6.先生と目を合わせない
我が家のくるるは受付のお姉さんが大好き!いつも声を掛けてくれるので、くるるも笑顔を返します。ですが…。
先生には、決して目を合わせないくるる。先生がいらっしゃった瞬間、しら~っと横を向いてしまうんです。その上、口元にはうっすら笑みさえ浮かべながら!(笑)
まとめ
動物病院嫌いの犬が見せる行動や仕草をご紹介しました。いかがでしたか?
動物病院が嫌いな犬たちですが、それでもやっぱり病院へは行かなくてはなりません。本犬たちもそれは分かっているようで、最終的には言うことを聞いてくれるんですよね。その姿が健気で、さらに犬への愛情が湧いてきます!
動物病院が怖いのは、仕方のないことかもしれません。診察が終わったら、めいっぱい褒めててくださいね!