犬と楽しめる庭をつくるコツ
柵で囲う
まず始めに犬と一緒に楽しめる庭を作るうえで欠かせないものは柵です。柵やフェンスで庭を仕切らないと当然、脱走してしまう原因となってしまいますよね。柵は犬がジャンプしても飛び越えられないくらいの高さが最低限必要となります。
また、柵越しに犬を見つけて吠えてばかりいると、近所から苦情がくるかもしれません。ですので、愛犬が日頃から他の犬によく吠えている場合は、外が見えないタイプの柵を選びましょう。
地面は犬に負担をかけないものにする
庭の地面はなるべく犬が汚れにくくて、ケガをしにくいものがベストといえます。地面が土だと足に負担をかけないので良いと思いますが、愛犬がすぐに汚れてしまいます。庭に出すたびに愛犬を洗わなければいけなくなってしまうと、徐々に庭で遊ばせるのが面倒くさくなってしまうかもしれません。
地面をコンクリートにすると汚れにくくなりますが、硬いので転んだ時に、ケガをしやすくなってしまいます。また、夏は熱がこもりますし、冬は冷たくなってしまうので愛犬の足に負担をかける事となってしまいます。
おススメしたい地面の素材は人口の芝生です。土ほど汚れませんしクッション性もあるので、愛犬の足にも負担をかけにくいですし、転んでもケガをしにくいです。自然の芝生はお手入れが大変なのですが、人口の芝生だとお手入れせずに使えるのでおススメです。
犬が楽しめる遊び場を用意する
庭を走り回れるだけでも犬にとっては良い遊び場になりますが、平坦で単調なつくりの庭だと面白味に欠けてしまいます。せっかくですから、トンネルや小さな丘といった遊び場を作ってあげましょう。少し、変化を付けてあげるだけで愛犬はより楽しく遊ぶことができますよ。
日陰や犬小屋など愛犬が休める場所を作る
庭で自由に遊んでいると時々休憩したくなると思います。そういう時のために、犬小屋や休憩したいと思えるスペースも用意しておきましょう。特に、夏場などの日差しが強い時に庭で遊ばせる時は、日陰になる場所を作っておくことが大切となります。
庭を手入れする道具は、別の場所に置く
庭づくりの時に意外と気にしていない人が多いのが、庭を手入れする道具を置く場所。例えば、殺虫剤や刃がついた道具などは犬にとって危険な物になるので、できるだけ犬が触れる事のない場所に置くようにしましょう。
洗い場があれば便利
庭をつくる時に洗い場を作っておくと、愛犬の足や汚れた部分を洗う時にさッと洗えるのでとても便利になりますよ。洗い場といっても水を使えれば良いので、簡易的なもので十分だと思います。
犬と楽しめる庭を作る時に、やってはいけないこと
水場はなるべく作らない
庭を作るのなら、小さな水場も作りたいと考える人はいると思います。しかし、愛犬と一緒に楽しめる庭を作るのでしたら、水場はなるべく作らない方が良いですよ。
理由は、水場にボウフラが湧いてしまうからです。ボウフラは蚊の幼虫となり、蚊は色々な感染症になる原因となります。例えば、犬の場合だとフィラリアが有名ですよね?愛犬に限らず私たち人間も虫刺されの被害を受けますので良いことはありません。もし、水場を作りたい場合は、ボウフラが湧かない様に、こまめに手入れをするようにしましょう。
犬にとって危険な植物を植えないこと
愛犬を庭で遊ばせる時にやってはいけないことがあります。それは、犬にとって危険な植物は庭に植えないこと。日本で人気のある『チューリップ』や『アサガオ』『パンジー』などの花や、『アロエ』『玉ねぎ』『ネギ』などの植物や野菜など、犬にとって危険な植物は沢山あります。これらの植物を犬が食べると中毒を起こして、酷い時は命を亡くしてしまう事もあります。ですので、庭に植える植物は犬にとって害のないものだけを植えるようにしましょう。
犬種によっては高い段差を無くす
もし愛犬がダックスフントやコーギーといった胴が長い犬種の場合、高い段差を使って遊ばせていると、腰に負担をかけてしまってヘルニアになってしまう可能性があります。ですので、高さのある段差を無くしたりジャンプをしないで済むような庭を作るように心がけましょう。
まとめ
愛犬と一緒に楽しく過ごせる庭を作るためには、犬にとって危険となるものを無くし安全に過ごせるように作る事が重要となるようです。愛犬の好みに合った庭を作って一緒に楽しく過ごせると良いですね。