1.台風が来ると体調を崩しやすくなる
台風が近づいているとき、体調を崩してしまう犬がいます。あまりにも急激な気圧の変化によって自律神経が乱れてしまったことが原因です。自律神経だけではなく、カラダの中のバランスも乱れてしまうことがあり、体調を崩しやすくなってしまうのです。気圧の変化があっても、その変化からカラダを守るための機能が備わっているのですが、さすがに限界があります。とくに台風のようなあまりにも強く急激な変化には機能も追いつけないのです。自律神経やカラダのバランスが乱れると血管が収縮し、血液の流れが悪くなることから体調を崩してしまうことがあります。食欲の低下や元気がなくなるなどの症状がみられます。このような気圧の変化によって体調を崩してしまうことを気象病と呼んでいます。
2.お天気が悪い日は寝てばかりいる
お天気が悪い日は一日中寝て過ごすという犬も少なくはありません。寝てばかりいて、ごはんも食べてくれないとなると心配でたまらなくなりますよね。気圧の変化によって体調を崩し、眠ることでカラダの不調を回復させようとするため、寝てばかりいるのです。無理に起こしてお散歩へ誘ったりせず、ゆっくりと休ませてあげましょう。ごはんも無理に食べさせる必要はありません。水分だけはしっかりと摂れるように用意しておきましょう。気圧の変化によって血管が収縮され、血液の流れが悪くなることがあります。体温が下がりすぎてしまわないよう、寝床にはあたたかいブランケットなどを用意してあげると良いです。カラダを温めることで自律神経が刺激されますので、血液の流れも回復するでしょう。
3.雷の光や音を怖がる
雷の光や音を怖がり、隠れて出てこなくなってしまったり、鳴き続けたり、カラダをブルブルと震わせるなどしますよね。雷の音に驚いた犬が脱走して行方不明になってしまったという話もよく耳にします。うちの愛犬も雨の日は元気がなくなり、雷が鳴るのではないかと不安そうにします。音は全く鳴っていないのに、雷が光っただけでブルブルと震えてしまうほど怖いようです。雷が鳴るほどのお天気が悪い日は、お留守番中の対策でお困りの飼い主さんも多いのではないでしょうか。ひとりぼっちでお留守番していてパニックになっているのではないかと不安ですよね。
4.お天気が悪い日はウキウキしちゃう
うちの愛犬ポメラニアンは、雨が降るとウキウキしてしまいます。なぜなら、抱っこしてお散歩へ連れて行ってもらうことができるからです。運動のために、室内でたっぷり遊んでもらえることもわかっています。雨の日はお散歩へ行かないという飼い主さんも多いのではないかと思うのですが、あまりお散歩が好きではない犬にとっては嬉しい日でもありますよね。うちの愛犬は外へ出かけるのは好きなのですが、自分で歩くのが面倒なんです。なので、抱っこしてお散歩してもらえる雨の日の朝はウキウキしてしまいます。逆のパターンの方が多いのかなと思うのですが、雨の日はお散歩へ連れて行ってもらうことができないとわかり、あからさまにしょんぼりした表情になってしまう犬もいますよね。
まとめ
お天気が悪い日は、元気がなくなってしまう犬が多いですよね。気圧の変化が大きく関係しているようなのですが、お散歩へ行けないことが残念で元気をなくしてしまう犬も意外と多いようです。雨の日は太陽の光を十分に浴びることができず、ホルモンの分泌が低下してしまい、上手くカラダを活動させることができない犬もいます。嘔吐や下痢や発熱などの症状がないのであれば、そっと寝かせておいてあげましょう。お散歩へ行けなくてしょんぼりしていたら、室内でできる遊びやおもちゃを用意してあげると喜んでくれるのではないでしょうか。またお天気が良くなったら太陽の光をたっぷりと浴びて、お散歩を楽しみたいですね。