1.寂しさを我慢
寂しいけれど我慢
犬はとても甘えん坊な子が多く、懐いてくれると常に一緒に居たいと思ってくれます。そんな甘えん坊な犬は、独りで留守番をさせたり忙しくて構ってあげられない状態が続くと、寂しい思いをさせてしまい犬に我慢をさせる事になります。しかし、忙しくて構ってあげられない時や留守番をさせないといけない時があるのは仕方のない事ですよね。ですので、時間に余裕がある時は思いっきり愛犬を可愛がってあげましょう。
寂しいと感じている時にする行動や仕草
犬は寂しいと感じている時に、何かの行動をして気を紛らわそうとする事が多いようですね。
例えば、自分でおもちゃを見つけて遊んだり、いたずらをして寂しい気持ちを発散しようとしたり。性格が大人しい犬だと、じっと静かに構ってほしそうに見つめて訴えているなんて事も。やんちゃな犬だと飼い主に構ってもらえるまで吠える。といった行動をして気持ちを知らせる場合が多いようですね。
また、寂しい時は前足を舐めて気持ちを抑えようとする事が多く、前足を舐める事が癖になってしまうと皮膚炎になる事がありますので注意が必要といえます。
2.ストレスを我慢
我慢してストレスを溜め込む
犬が環境に馴染めていなかったり、いつも叱られていたり怒られている。犬がいつも独りでいる時間が多い。そんな犬にとって不安を感じやすい生活を送っていると、我慢ばかりさせてストレスを溜め込んでしまいます。犬がストレスを溜め込みすぎると、飼い主との信頼関係が崩れたり大きな病気の原因にもなってしまいます。
ストレスを感じている時の行動や仕草
ストレスを感じている時の仕草としてよく知られているのが『あくび』です。主に、緊張や不安を感じている時にするようですね。犬は、あくびをする事で自分の気持ちを落ち着かせようとしています。また、ストレスを溜め込んでいると犬が落ち着きなく同じ場所を動き回る事があります。私の愛犬は雷が鳴っている時によく動き回ってソワソワしています。他にも、自分の体を頻繁に舐めて落ち着かせようとする事もあるようですね。
3.トイレを我慢
トイレを我慢する原因
室内ではトイレを我慢して基本的には外でしかトイレをしない。という犬は結構いるようですね。中には、1日以上トイレを我慢したり膀胱炎になる犬もいるみたいで、そこまで我慢しているととても心配になってしまいますね。以前室内でトイレをした時に叱られたので、室内でトイレをしない様に我慢している場合が多いみたいです。また、頑固な性格の犬はトイレの位置を変えただけで、室内でトイレをしなくなるという事もあります。
トイレの我慢を改善する方法
犬にトイレを我慢させないで、室内のトイレでちゃんとしてもらう様にするためには、水分を多く取らせたり運動させてトイレに行きたくなる様にすると良いと思いますよ。しかし、外でしかトイレをしない犬に、室内でトイレをする様に躾けるのはとても根気がいると思います。例えば、一緒に暮らしていた私の愛犬はとても頑固な性格だったので、体調が悪い時以外は室内でトイレをする事はなく、トイレをさせるために雨が強い日でも散歩に行っていました。
4.痛みを我慢
痛みを我慢している
犬を含めた動物は基本的にジッと痛みに耐えてできる限り我慢します。犬の祖先だと言われていた狼は、自分以外の相手に弱い部分を見せてしまうと獲物として認識されたり、グループ内での順位争いの標的として見られてしまう事もありました。ですので、できる限り弱さを出さないために痛みを我慢するようになったのでは?といわれています。そういった歴史の中で犬も痛みを我慢する様になったのだと思われます。
痛みを我慢している時の行動や仕草
痛みを我慢している時は、普段と比べて元気が無かったり寝ている時間が多かったりします。また、痛みが酷い時は弱々しく鳴く事もあり、さらに強い痛みを感じている時は呼吸が荒い、震えが出る。といった、見ただけでとても体調が悪いと判断する事ができます。我慢をしていても、痛いものはやはり痛いので少しでも早く気づいてあげたいですね。
まとめ
犬はとても我慢強い動物として知られています。我慢をしているという事は犬に負担がかかっているという事でもあります。いつも愛犬の状態を観察する事により、我慢していると気づきやすくなるので、なるべく負担がかからない様にしてあげたいですね。