興奮しすぎているときのサイン1:吠え続ける
吠えるという行為は犬が何かを伝えたいときに行うもので、そこには興奮が関わってきます。
例えば、
- 何かしてほしいことを伝えたくて吠える
- 誰かが帰ってきて嬉しくて吠える
- 見知らぬ人に向かって警戒して吠える
などの理由が挙げられます。
1、2回「ワン!」と吠えるだけなら、興奮度はそんなに高くなく、「伝える」ことが目的だと言えます。
そのようなときは、犬が自分自身を制御できている状態ですが、何十回、何十分も吠えることを止められないほど周りが見えていない場合は、「興奮度がかなり高い」と言えます。
興奮しすぎているときのサイン2:尻尾を追いかけ回す
自分の尻尾をクルクルと追いかける行動は、代表的なストレスサインでもあり、興奮度も高いです。ガルルルと唸りながら回りだし、自分の尻尾を噛もうとクルクル無限に繰り返します。
長時間やっているようならば、尻尾が傷ついたり、毛が抜けてしまったり、身体的な被害も出ます。愛犬が他のことに意識を向けたり、ストレスを発散できたりするように、飼い主さんは工夫してあげなければいけませんね。
興奮しすぎているときのサイン3:噛み付く
嫌だ、怖い、気に入らないという感情が強く表れたときに、「噛み付く」という行動を取るワンちゃんがいます。
特に、興奮すると攻撃性が高くなってしまうワンちゃんは、飼い主さんや人に噛み付くといった行動に出ることがよく見られます。
相手に怪我を負わせるなど、事故に繋がりかねない興奮の仕方なので、噛みつかないように原因を見つけてトレーニングする必要がありますね。
興奮しすぎているときのサイン4:破壊行動をする
例えば、クッションを引きちぎったり、ソファーを噛みちぎったり、トイレシーツをボロボロにしたり…。
何かストレスを感じて、イライラを自分の中で抑えきれなくなったとき、興奮してこのような破壊行動を取ってしまうのでしょう。
興奮しすぎているときのサイン5:ダッシュする
突然ダーッと走り出したり、縦横無尽にダッシュして飛び跳ねたりすることがあります。
この場合は、「嬉しい」ときにすることが多いのですが、興奮度としては、とても高いです。
床が滑りやすかったり、ダッシュしたときにぶつかって怪我をしたりする恐れのあるものがないか、日頃から環境を整えてあげてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「適度」な興奮は、日常生活を活気づけてくれますが、「過度・長期」の興奮は、犬にとっても百害あって一利なしです。
穏やかで、一緒にいて癒される、みんなから愛されるワンちゃんに育てるには、「興奮させないこと」が大切ですね。
「うちの子は落ち着きがないし、手がかかる」とお悩みの飼い主さんは、一度、興奮させるような遊びや、習慣をさせていないか見直してみると、解決の糸口が見えてくるはずですよ!