わがまま度チェック項目その1:吠え続ける
いわゆる「要求吠え」と呼ばれる行動です。
何かしてほしいことがあったり、飼い主さんの行動が気に入らなかったりすると「吠えて訴える」という行動をします。
この場合、吠えると自分の思い通りになった経験や、飼い主さんが間違った対応をしてしまった経験から「要求吠え」をしてしまっています。これはわがまま度80%といえるでしょう。
しかし、本当に必要な何かを伝えるために吠えているケースもあります。例えば、
- 泥棒が来た
- 火事を見つけた
- トイレが汚れているので変えてほしい
- お腹が空いている
などが挙げられます。
いつも吠えないワンちゃんがしつこく吠え続ける場合は何を伝えたいのかよく見てあげましょう。
わがまま度チェック項目その2:指示を無視する
必要な飼い主さんからの指示を聞かない、無視するといった行動は、「あんたの言うことなんか聞かないよ」といった意思表示です。わがまま度は90%です。
飼い主さんが、悪意を持ってくだらない指示を出しているのを無視するのは分かりますが、犬の安全を守るための「マテ」や「フセ」などの指示を、きちんと聞けないと問題です。
愛犬としっかり信頼関係を築いて、指示を聞いてもらえるようになりたいですね。
わがまま度チェック項目その3:飼い主に威嚇する
自分が気に入らないことがあれば、「ウゥ~ッ」と低く唸って威嚇したり、噛んだりしてきます。わがまま度は100%です。(怖がって威嚇している場合は除く)
「僕(私)の方が強いんだぞ!」「言うことを聞かないと痛い目にあうぞ!」と伝えているのでしょう。この場合、わがままであると同時に、飼い主さんに対して信頼はなく、自分の方が偉いんだと勘違いをしています。
上下関係はなく、仲間なんだよということを伝えられるように、日々愛情をもって接しましょう。
わがまま度チェック項目その4:自分で歩かない
散歩中にへたり込んで歩かなくなったり、飼い主さんのことを見上げて、「抱っこして~」と訴えかけてきたりすることはありませんか?わがまま度は70%です。
体力があるはずなのに、抱っこをせがむということは「わがまま」に入ります。
本当にしんどいときや、体調が悪いときは助けてあげないといけませんが、わがままの場合は「がんばろうね」と優しく声をかけて、犬が自分で頑張れるように成長させてあげましょう。
わがまま度チェック項目その5:ごはんを食べない
人間のごはんの美味しさを覚えてしまったワンちゃんは、カリカリしたドッグフードを出されても「食べない」というわがままを発揮することがあります。わがまま度は70%です。
食べない場合は一度フードを下げ、犬が完全に空腹になっただろうときに、改めて出すことを根気強く行うとよいでしょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。わがまま度の高いチェック項目のおさらいとして、
- 吠え続ける
- 指示を無視する
- 飼い主に威嚇する
- 自分で歩かない
- ごはんを食べない
の5つが挙げられました。
多くあてはまった方は、愛犬との関係を見つめなおすきっかけになれば幸いです。