1.飼い主さんが何をしているか気になる
わんこはみんな、飼い主さんのことが大好き!そして、大好きな相手が何をしているのか、常に気になるものです。
同じ部屋にいても、わんこが自分の行動を目で追ってくる視線に気づいたことはありませんか?これもわんこからの「大好きサイン」の表れです。
そんなわんこですから、飼い主さんが自分のいないところへ行き、閉じこもって何かをしていれば、気にならないはずがありません。トイレやお風呂を覗いてくるのは、わんこがあなたに興味がある証拠なのです。
わんこにとってどうでもいい存在であれば、どこで何をしていようとどうでもいいのですから。喜んで覗かせてあげましょう!
2.飼い主さんにおねだりしたい
また、「お腹が空いたからおやつやごはんが欲しいな~」「ひまだから遊んでほしいな~」という、おねだりしたい気持ちから、飼い主さんのところに行っている可能性もあります。いわゆる要求行動の1つです。
トイレやお風呂の最中であれば、飼い主さんも簡単にはその要求に応えられないと思いますので、この場合、何度か繰り返せば、「飼い主さんがこの部屋にいるときには、何をおねだりしても無駄なんだな」と学習して、覗いてくることはしなくなるでしょう。
3.怖いことや不安なことがある
飼い主さんがいない間に何か怖いことや不安なことがあって、覗いてきている場合もあります。
例えば、花火の音や雷の音といった大きな音に驚いたり、多頭飼いの他のわんこと喧嘩をしたりして、恐怖と不安で心細く、飼い主さんのそばにいって安心したいのです。
この場合には、わんこが震えていたり、身体を縮こませていたり、ハアハアと荒い息づかいをしていたり、ふだんと違うようすが見えることが多いのでわかりやすいと思います。
あなたを頼ってきてくれた、わんこの不安な気持ち、どうぞ癒してあげてください。
4.いたずらをたくらんでいる
一方で、「飼い主さんがいない間にちょっといらずらしてやろう」という悪だくみから、トイレやお風呂を覗いてくるわんこもいます。
わんこは、トイレやお風呂に一定の時間がかかることを知っているのです。
そのため、飼い主さんがトイレやお風呂にいて、しばらく部屋には帰ってこないなと確認した後で、いたずらにとりかかろうとしているのです。
トイレやお風呂で席を外したすきにいたずらされている!なんていうことがあった場合、トイレやお風呂に行く前には、いたずらできそうなものを片付けたり、ガードを設置したりして、何らかの対策をしておくことをおすすめします。
5.飼い主さんに依存している
最初にご紹介したとおり、どんなわんこでも飼い主さんの行動は気になるもので、多少の後追い行動はあるものです。
ですが、あまりにわんこの後追いがひどく、トイレやお風呂に入っていて少し姿が見えないだけで鳴き出したり、パニックを起こしたりしてしまって、1人でいられないといった場合には、飼い主さんに依存しすぎてしまっている可能性があります。
いわゆる、分離不安症という病気が疑われます。
分離不安症はわんこの心身に様々な異常をきたしてしまいます。
分離不安症が疑われる場合には、動物病院を受診し、医師に相談することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
可愛い愛犬が自分の後を追いかけてきてくれるのは、飼い主さんなら誰でも嬉しいですよね。
そこにはさまざまな心理や思惑があるようですが、いずれにせよ、わんこからの想いに私たちも精いっぱいの愛を返してあげたいものです。