あなたの犬はワガママ犬?
ドッグフードを食べない
ただドッグフードを食べないだけだと、体調不良の可能性があります。一度動物病院で診てもらいましょう。
もし問題がないようであれば、普段おやつをもらいすぎていて「ご飯を食べなければおやつがもらえる」と思っている可能性があります。
これもワガママのうちのひとつで、悪知恵をつけてしまっている状態です。
まったくご飯を食べなくなってしまうこともあるので、おやつは適量にしましょう。
おもちゃを取ろうとしたら怒る
飼い主さんを上だと思っている場合は飼い主さんがおもちゃを取り上げても、唸ったり吠えたりはあまりしません。したとしてもおもちゃを取り返そうとはしてきません。
たまに飼い主さんを下に見ていると噛み付いたり、威嚇したりする犬がいます。
自分のものを絶対に渡したくないというあらわれです。
散歩で自分が好きな場所に行こうとする
しつけの有無でも変わってきますが、飼い主さんと一緒に歩くのではなく犬がリードを引っ張って自由に移動する場合は少し注意が必要です。ワガママになりかけているかもしれません。
飼い主さんを上だと認識している場合は、飼い主さんの後ろや横を歩きますが自分が上だと思っている場合は先を歩きグイグイ引っ張ります。
自分がリーダーだと思っているとそういった行動にでるので、犬との関係を見直してみたほうが良いでしょう。
ワガママになる理由
犬の要求ばかりを聞いてしまったりするとワガママになり、犬は自分が群れのリーダーだと思いこんでしまいます。
ちゃんとしつけをすれば自分の順位や、していいこと悪いこともわかるようになるので、犬がワガママになる原因は飼い主さんにあることが多いでしょう。
愛犬にたする態度や接し方を見直してみる必要がありますね。
また犬が飼い主さんを頼れないと思った場合に「自分が家のリーダーにならなければ!」と頑張ってしまうこともあります。
それが飼い主さんの目にはワガママだとうつってしまうこともあります。
ワガママになる原因は必ずどこかにあるので、ひとつずつ確認していきましょう。
しつけるときの4つの心得
ワガママに育ってしまったからもうどうしようもない……、そんなことはありません。
犬はとても賢いので、きちんとしつけをすればちゃんと理解してくれます。
ただ子犬よりも成犬のしつけのほうが大変なので根気がいることは確かです。
ワガママな犬をしつけるときに5つの心得を知っておくとしつけがスムーズに行くかもしれません。
1.犬の要求は無視する
犬が要求することにすべて従うのは順位が下であるものがやることです。
おやつが欲しい、遊びたい、散歩に行きたい、などすべて犬から要求されてやっていると下に見られるようになります。
犬の要求で動くのではなく飼い主さんの生活のペースの中で行っていくことが大切です。
要求してきたときに無視して、犬が落ち着いたら褒めてあげましょう。
2.指示とご褒美を徹底する
犬もちゃんと褒められないと指示に従いたくはありません。
指示に従えたらおやつをあげる、いっぱい褒めてあげる、などのご褒美をちゃんと与えましょう。
犬は褒められるのが大好きです。良いこともして褒められたら、また次もやるようになります。
指示をきけば良いことがある、ということを覚えてもらいましょう。
3.興奮させない
人間の高い声は犬を興奮させてしまう効果があります。
中にはその声とリアクションを楽しんでいる犬もいて、大声を出したりすることを楽しみにしてしまっていることもあります。
また犬が興奮しているときに叱っても、さらに興奮してしまい逆効果です。
犬が興奮しているときは落ち着くまで待ちましょう。
また、犬を興奮させないためには大きな声をあげない、大きな動きをしないことがポイントです。
4.行き詰まったら相談する
成犬のしつけのし直しは難しいことが多く、うまくいかなくても仕方がありません。
あまりにも反抗がきつかったり、手に負えない場合はプロを頼ることをおすすめします。
獣医さんに相談してみたり、プロのドッグトレーナーのもとで一緒にトレーニングをしたりするのが良いでしょう。
素人が間違ったしつけを無理やり続けると、問題行動がさらにひどくなることもあるので困ったなと思ったらプロを頼りましょう。
まとめ
犬のワガママの原因は飼い主さんの態度や接し方にあります。
そのため飼い主さんがそれを自覚すれば、しつけのし直しができます。
今回ご紹介したしつけのポイントをベースに、しつけのし直しを考えてみてください。
しつけが上手くいけばワガママな犬も良い子になるので、根気強く取り込んでいきましょう。
ユーザーのコメント
40代 女性 匿名
素人が間違ったしつけを無理やり続けると…
と、ありましたが少なくともこのアプリを
利用している飼い主さんは皆、犬が幸せに暮らせるために情報を得ようとしていると思います。
ですので素人という表現は適していないと個人的には思いますし、愛犬とのより良い暮らしの為に悩む飼い主さんを素人と言いきるのは、違うのではないかと思います。
もちろんプロの方にご相談することは良いことと思います。