夏にしてはいけないNG行為とは?
毎日、テレビなどで「熱中症に要注意」という言葉が飛び交っていますよね。今年は例年を遥かに超える暑さを記録しているため、人間はもちろん、犬も注意が必要です。そこで夏に飼い主が愛犬にしてはいけないNG行為を改めて確認していきましょう。
1.留守番で冷房を使用しない
飼い主が居る家は冷房を点けているのに、外出する際、うっかり冷房のスイッチを切ってしまうということはありませんか?飼い主が居なくても、家に愛犬が1匹で留守番している場合には、冷房を点けておくことが大切です。
夏は冷房のスイッチを切ってしまうと、ほんの数十分で熱中症のリスクが高くなる暑さにまで到達します。その中で何十分、あるいは何時間も愛犬を放置していくということは、犬からすれば拷問です。
電気代は少々高くなってしまいますが、愛犬の健康、そして命のためにも、夏は外出中も冷房を点けっぱなしにしておくようにしましょう。
2.車内に放置してしまう
これはよくニュースでも問題になっていますが、夏の車内に愛犬を放置してしまうということは死に直結する問題ですので当然NGです。犬を車内に放置するということは、虐待に当たるという声も多いです。
「ちょっと買い物ついでに…」「10分~30分くらいだから…」といった油断が愛犬の命を奪ってしまうことになりかねません。
他の家族が車の中で一緒に待っており、尚且つ車内を冷房で冷やしているというのであればまだ良いですが、夏の炎天下の車内は冷房を点けなければ恐ろしいほど温度が上がります。少しでも愛犬を1匹にしなければいけない状況がありそうならば、冷房の点いた家で待機させておく方が安全です。
3.暑い時間帯の散歩
暑い昼間に出掛けるということは、人間であっても非常に苦痛です。犬は暑さを感じやすく、元々体温が高い動物ですので尚更暑さを感じることでしょう。
そのため、真夏の散歩は熱中症対策のため、時間帯を選ぶことが重要です。早朝や日が落ちた夜に散歩に行くように心がけましょう。
また、夏に散歩へ行く際は、地面の温度も確認が必要です。人が手で直接触って熱いと感じるようであれば、肉球が火傷をしてしまう可能性がありますので、もう少し冷えてから散歩へ行くようにしましょう。
+αで夏を乗り切ろう!
以上の3点は夏にしてはいけないNG行為になります。しかし、これだけを守ったからといって熱中症対策になるわけではありません。最後に、+αすることで暑い夏を健康的に愛犬に乗り切ってもらえる工夫をしましょう。
留守番中は扇風機や冷却グッズも!
愛犬の留守番中には必ず冷房を点けてから外出すること、という話が出ましたが、冷房を点けたから熱中症対策は万全というわけではありません。万が一のことも考えて行動すると、冷房だけでは不十分と言えるでしょう。
例えば、雷が発生し、近くに落雷したとしましょう。家が停電になってしまえば、せっかく点けて出てきた冷房も切れてしまいます。停電で冷房が切れてしまえば部屋の温度も上がってしまいますので、熱中症になってしまうのです。
そんなトラブルを回避するべく、冷房にプラス、扇風機や犬用のアルミマットなどの冷却グッズを用意しておきましょう。
夏の散歩には首回りのクールアイテムを!
夏の散歩はなるべく涼しい時間帯に、という話をしました。しかし、1日の中で涼しい時間帯を選んでも外は暑いですよね。そこで散歩用のクールアイテムを使用することをおすすめします。
特に首回りに巻くだけでひんやり感を感じる事のできるアイテムは非常に役立ちます。首回りを冷やすだけでも、体温を一気に下げることができるという研究結果が発表されているほどです。皆さんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。
他にも散歩に行く際は、いつもより多めに水を持って行く、あるいは水を入れたペットボトルの中に氷を入れておく等の工夫をすると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介したように、飼い主のちょっとした油断によって熱中症になってしまい、最悪の場合、死に至る危険性もあります。非常に暑い夏ですが、人間も犬もしっかり乗り切るために、飼い主さんの一工夫が重要ですよ!
ユーザーのコメント
男性 匿名
50代以上 女性 匿名
またペットカメラも設置し様子が見られるようにしてます。
他の方が言われてる蚊の対策として虫除け服・虫除けスプレーを持ってますが、使ってません。
その代わり、蚤・マダニ予防とフィラリア予防をしてます。