犬の散歩の必要性
皆さんは犬を飼いたいと考えた時、まず何を思い浮かべるでしょうか。それぞれ違うかとは思いますが、必ず必要となるのがご飯、トイレ、しつけ、そしてここで焦点となる散歩です。
飼い主さんにとって散歩とはどのような存在でしょうか?そして、犬にとって散歩とはどのような存在でしょうか?
犬にとって、散歩はとても大きく大切な存在になります。
- 健康維持
- 運動不足の解消
- 一つのコミュニーケーション
健康維持の為の犬の散歩
まず、健康維持の為の散歩。人同様、犬にも健康でない時、そうでない時、もしくは気分が乗らない日だってあります。そんな時、犬にも気分転換が必要です。その方法の一つとして、散歩はかなり有効であり、程よい筋肉をつける為にも外せない存在なのです。
筋肉をつけることでダイレクトに影響してくることは、免疫です。免疫力が上がれば人同様に、「病気にかかりづらくなる」のです。
また、外の空気等の外的刺激を得ることで、性格の豊かさにも違いが出てくると考えられています。つまり、犬にとって散歩は心身共にに強くしてくれる、素晴らしい存在ということになります。
運動不足を解消する為の犬の散歩
次に、運動不足解消の為の散歩です。こちらも人同様、ある程度の運動を日頃から取り入れることで「肥満予防」になり、健康な体を維持することにも繋がります。
また、シニア期に突入しているわんちゃんにとっては筋肉があるかないかがとても重要になってきます。少しでも長く愛犬と散歩をしたいと考えている飼い主さんは、是非シニア期に入る前から事前準備として大切にしていきたい存在になります。
コミュケーションをとる方法としての犬の散歩
最後に、飼い主とのコミュケーションを楽しむ為の散歩です。
散歩の時間は、特に「犬にとって飼い主さんとの大事な時間」です。いつも忙しく動き回っている飼い主さんだとしても、この時間だけは自分のことを考えて散歩してくれている、それが犬は嬉しいのです。
また、散歩茶は家の中では聞けない音や嗅ぐことのない匂いは沢山あり、それに加えて大好きな飼い主さんまでいるとなれば、わんちゃんは気分が上がり、とても楽しい気持ちになってしまいます。
更に、もし他のわんちゃんとすれ違うことがあれば、どう接していけばいいかを学ぶ機会としても、毎日であれば大いに期待ができます。
つまり、飼い主さんとのコミュケーションの場。そして、他のわんちゃんとのコミュケーションの場として、お散歩はとても大切な存在なのです。
以上の三点の要因から大切なキーポイントとなることが、
- 病気にかかりづらくなる
- 肥満予防に効果的
- 愛犬と大切なコミュケーションの時間
となります。
私たち人間にとって責任感のように存在しているお散歩タイム。しかしそれは犬の為だけの存在なのでしょうか?
犬と一緒にお散歩したら長生きできる?
もし犬を飼うとなれば、お散歩は毎日しなければならなくなります。これを躊躇して、本当は犬が大好きだけど、飼うのをやめておこうとしてしまう方も少なくないかと思います。
しかし、ここで朗報があります。なんとある協会の調べにより、「犬のお散歩を毎日している高齢者は、健康寿命が延びる」ということが分かっているのです。男性では約0.4歳、女性ではなんと約2.7歳も健康寿命が延びると立証されています。
これだけでも十分の結果だと思われますが、「認知症の改善にも繋がる」という効果もあるようです。驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。高齢化社会がどんどん広がっていく中で、認知症の被害も増えることが予想されます。しかし、ここで犬の存在、そしてお散歩という毎日しなければならないことがあるということに意味があります。
守るべき存在を得るということ
認知症になられた方々は、自分自身の存在価値を見出せなくなってしまい、どんどん悪化に向かってしまうケースが多いようです。
つまり、犬を飼うことにより守るべき存在、自分がやらなければならないことができるというのがとても大切になり、認知症の進行を遅くすることにも繋がるのです。
まとめ
ここまで、犬にとってのお散歩について、そして人にとってのお散歩についてお伝えして参りました。お散歩にとって大切なことは、毎日お散歩をすることです。つまり、時間を長くとってあげられない時、または高齢の方で体力的に長時間は厳しい方も、毎日お散歩に行くことをとにかく意識してあげて下さい。人と同じように、犬も気持ちがあり、ストレスを感じます。愛犬と出来るだけ長く一緒に暮らす為にも、お散歩を通して是非お互いの健康を維持していって下さい。