ご飯でやってはいけないNG行為1:中毒や詰まりを引き起こすものを与える
犬にとって大量に食べると中毒性のある食べ物として、
- 玉ねぎ
- 長ネギ
- にら
- 干しブドウ(レーズン)
- チョコレート
- アボカド
- 銀杏
- イチジク
などが挙げられます。
また、喉に張り付く・刺さる、胃や腸に刺さる食品として、
- 肉や魚の骨
- 海苔
- きなこ
- 焼き鳥の串
などに注意が必要です。
ご飯でやってはいけないNG行為2:穀物や野菜の割合が多い
良質なドッグフードを与えていれば犬にとって適切な栄養の配合がなされているのであまり考えなくてもよいかもしれませんが、手作りごはんを作ってあげるときには少し考慮が必要です。穀物や野菜は本来肉食動物である犬にとっては上手く消化できるものではなく、胃に負担がかかるのです。
人間の一般的な食事は炭水化物を多く取るメニューがい多いと思います。特に日本人は白いご飯の割合が高いですよね。その感覚で愛犬にも手作りごはんを作ってしまうと、犬にとっては栄養や消化に関して適切でない場合があります。
では、犬にとって必要なごはんの割合は、「肉:米:野菜が、5:4:1」となるようにするのが理想的な割合といわれています。米がメインではなく、たんぱく質が一番多くなるようにするのがよいでしょう。
ご飯でやってはいけないNG行為3:マテを長時間やらせる
ごはんに関することとして、ごはんの前に数分~数十分間「マテ」をさせるしつけ方法を見たことがあります。そのワンちゃんは賢くずっと待っているのですが、よだれはダラダラと垂れ、落ち着かない様子です。
1日の楽しみであるごはんを目の前に置かれて待たされ、強いストレスを与えられていているのは、動物の福祉・権利から考えても適切なしつけではないと言えます。
ごはんを用意している段階で飛びついてくるのは辞めさせなければいけませんが、マテを教えたい場合は、ご飯の時を避けたり、おやつを利用してみたりするなど、他の方法で覚えてもらいましょう。
ご飯でやってはいけないNG行為4:時間をきっちり決める
例えば、ごはんの時間をきっちり「午前8時と午後7時」など明確に決めてしまうと、犬は正確に覚えることが出来てしまいます。
すると、その時間に近づいたり過ぎたりすると、落ち着かなかったり、激しく要求吠えすることもあります。365日毎日飼い主さんがその時間に愛犬のごはんを用意できればいいですが、そうはいきませんよね。
ですので、犬に期待させないためにも、ごはんの時間は大体でよいでしょう。午前は7~9時の間、午後は6~8時の間といった感じで決めてみてください。もちろん、ごはんに回数や時間は、愛犬の食の傾向や体調に合わせて飼い主さんが考えてあげてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ごはんは毎日のことがゆえに、慣れから良くない習慣を続けてしまっていることもあるかもしれません。この機会に、再度愛犬の「ごはん」に関することを見直すのも良いですね。
多くのワンちゃんが美味しくて適切なごはんを食べて、健康でいられますように!