犬の夜鳴きには原因があります
解決するには
わんちゃんに夜鳴きは、飼い主に寝不足にし近所迷惑にもなりますよね。ですが、理由も無く鳴いているわけではないのです。必ず理由があり、その根本的な理由を解決しなければ終わる事はありません。そして、場合によっては飼い主が原因の夜鳴きかもしれません。では、その”夜鳴きを悪化させる行為と解決法”について紹介していきます。
犬の夜鳴きを悪化させてしまう4つの行為
1.犬に不安を感じさせる
親代わりである飼い主が見えなくなり居なくなる事で不安に感じ、寂しくて鳴いている場合があります。子犬に多いとされていますが成犬にもあります。
これは、不安で寂しいというのは犬のワガママなのでいつまでも付き合ってあげる事ができませんよね。この場合鳴いている時にわんちゃんの側に行く事は逆効果になってしまい、鳴く=飼い主が来てくれると勘違いして覚えてしまう為、ぐっと側に行ってあげたい気持ちを堪えて鳴きやんでから側に行きましょう。
さらに、飼い主の匂いがついた布やクッションなどをケージの中に置いておく事も効果的です。また、タオルなどを掛けてケージを覆ってあげる事も良いでしょう。
2.犬にストレスを貯めてしまう
わんちゃんは体力があるので遊んであげずに放っておくと体力が有り余り、ストレスがたまりその結果夜鳴きを引き起こしてしまう事があります。
わんちゃんにとって飼い主とのコミュニケーションである散歩や遊びなどをきちんと毎日する事でストレスが軽減されます。目一杯遊んで、散歩で走り回れば疲れてしっかり眠る事ができるでしょう。
時間が無いという方には、ドッグランやプールなどの施設で体力を使う運動を取り入れる事をおすすめします。
わんちゃんのストレスは病気の引き金になる事もあるので、放っておかずにストレス発散をしてあげて下さいね。
3.トイレ問題を解決しない
ケージの中にトイレを置いていないなどで、トイレがしたくて夜鳴きする場合があります。これは、トイレをケージの中に設置するかまたはケージに取り付けられるサークルを付けて犬が行動できる範囲を広くするという飼い主側に工夫が必要になってきます。
トイレを設置しているのに夜鳴きをする場合は、汚れたトイレシーツが嫌な子なのかもしれません。わんちゃんは綺麗好きな為、おしっこをしたシーツが嫌でトイレから外れた場所にする子もいます。これは、それぞれの性格な為飼い主の判断で工夫しましょう。トイレを複数置くか複数のペットシーツで巨大なトイレにするのも良いでしょう。
また、寝床にトイレが近い場合も寝られなくて夜鳴きする事があるので、サークルを付けて行動範囲を広げてあげて下さいね。
4.犬の本能を理解しておらず刺激してしまう
わんちゃんは、耳が良い為人間には聞こえない音が聞こえている事があります。それに対して”うるさい!”や”静かに!”と怒ってもわんちゃんは”飼い主に応援された!もっと頑張らなきゃ!”と明後日な方向で受け取り、止まらなくなります。
番犬としての本能で、夜鳴きや遠吠えをするので危険じゃない、大丈夫という事を優しい声とトーンで伝えてあげて下さいね。
終わりに
わんちゃんの夜鳴きや遠吠え、毎日の事にうんざりしている飼い主さんも多いかもしれませんが実は飼い主さんの行動や作った飼育環境でわんちゃんも困った事を必死で訴えているのかもしれません。お互いに良い睡眠を取るには、問題の根本的原因をきちんと探り解決策を見つけだし様々な工夫をして乗り越えていきましょう。