犬が怖がる「散歩中に聞こえる音」5選

犬が怖がる「散歩中に聞こえる音」5選

犬は主に「破裂音」「雷の音」「人工的な音」の3つの音を苦手としていますが、お散歩中にも犬が怖がる音に出会うことがあります。お散歩中に出会う可能性のある犬が怖がる音を5つご紹介しています。

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犬が怖がる音ってどんな音?

お散歩中のブルテリア

犬は人間の4倍もの聴覚を持っており、私たちが気にすることのない音にも不快感を覚え、怖がることがあります。

とくに犬が苦手とする音は、「破裂音」「雷の音」「人工的な音」です。

基本的には大きな音を怖がりますが、その音の原因が何であるかを犬は理解することができないため、恐怖を感じてしまうのです。

お散歩中、大きな音に驚いて走り出してしまい、迷子になってしまったり交通事故に遭ってしまったりする犬もいますよね。

お散歩中に出会う可能性のある犬が怖がる音についてまとめていますので、どのような音を怖がる可能性があるのか、ぜひチェックしてみてください。

その①「サイレン」

お散歩中のダックスフンド

パトカーや救急車、消防車といった緊急車両が、大きなサイレンを鳴らしながら、真横を走り去って行ったことはありませんか?私たち人間でも、とても大きく衝撃の強い音ですよね。救急車や消防車は、サイレンの音だけではなく車体も大きいので、余計に恐怖を感じます。

それでは、これが犬の場合はどうでしょうか。
犬は人間の4倍もの聴覚を持つ動物です。そんな耳の良い犬の真横を、大きなサイレンを流して走る、パトカーや救急車などが通ったらどうなるでしょうか?恐怖だけではなく、身の危険さえも感じてしまうのではないでしょうか。

私は自宅から徒歩1分ほどのところに消防署があるため、愛犬たちはサイレンの音を聞き慣れているのかもしれませんが、やはりお散歩中に真横を走り去って行くときは、尻尾を下げたり道の端っこに寄って怯えた表情を見せたりすることがあります。

その②「爆竹の音」

お散歩中のラブラドールレトリーバー

夏は自宅の前や公園などで手持ち花火を楽しむ人が多く、その中に爆竹が含まれていることがあります。

手持ち花火の音を怖がる犬はあまりいませんが、突然の爆竹の音に驚いてしまうのは人間も犬も同じですよね。

実際に私は、お散歩中に何度か爆竹の音に出会ってしまったことがあります。
人間は「なんだ…爆竹か」と理解することができますが、犬はそれが何の音なのかを理解することができないため、恐怖を感じてしまいます。

夏は地面の熱さや熱中症を避けて、夜遅い時間にお散歩へ行かれることもあるかと思います。そんな時は爆竹の音にも十分に注意してあげて下さい。

その③「工事現場の音」

工事現場ではドリルで穴を開ける音など大きな機械音がたくさん響き渡っていますよね。そんな工事現場の音は、犬にとって「怖い音」なんです。

自宅の周辺で工事や建設などが行われているとき、自宅でゆっくり寛いでいるように見える犬も、実は大きな音にストレスを感じているものです。また、お散歩中であれば、工事現場の大きな音がする場所へは行きたがらないでしょう。

工事現場へは大きな車両も行き来していますし、作業中の人も犬にとっては見知らぬ人がたくさん集まっているわけですし、音と併せて大きな恐怖となるのではないでしょうか。

その④「クラクション」

お散歩中の日本スピッツ

ある日のお散歩中、私と愛犬の横を走る車が、対向車線の車に対して、突然クラクションを鳴らした事がありました。対向車線を走っていた車のドライバーが知り合いだったらしく、挨拶としてクラクションを鳴らしたようでした。

しかし、その突然鳴ったクラクションの音に驚いてしまったのか、愛犬は車に向かって吠え始めてしまいました。

普段は車に向かって吠えることがなかったので少し驚きましたが、相当な恐怖を感じたからこそ、普段吠えない車に対して吠えてしまったのではないか、と今では思います。

その⑤「銃声」

山道をお散歩中のチワワ

みなさんは「銃声」を聞いた経験はあるでしょうか。

日本では基本的に拳銃の所持が禁止されていますが、山が近い地域では、シカ、クマ、イノシシといった野生動物の数を抑制するために、猟銃による狩猟が認められている地域があります。

実際に私が愛犬と山道をお散歩していたときに、山の奥の方から大きな銃声が聞こえてきた事があります。私の住んでいる地域の山には、たくさんのイノシシが暮らしており、私はすぐに「猟師さんによる銃声だ」と理解することができました。

しかし、愛犬はその大きな銃声に驚いてしまい走り出してしまいました。愛犬の行動に驚いた私も、散歩を中断し急いで自宅へと引き返してしまいました。

都会にお住まいの方は経験がないかもしれませんが、田舎に住んでいる方や山道をお散歩される機会が多い方は、銃声が聞こえたら愛犬がパニックにならないように注意してあげましょう。

まとめ

お散歩中のダックスとキャバリア

余談になりますが、犬が苦手な音として最も知られているのが“雷の音”だそうです。雷が鳴る中をお散歩される方はほとんどいらっしゃらないかと思いますので、今回は省かせて頂きました。

しかし、雷の音以外にも犬が苦手な音はこんなにもたくさんあります。ときには、その音に対して恐怖を感じる犬もいますし、お散歩中に突然出会うこともあるかもしれません。

そんな時は、音を怖がって走り出してしまったりしないよう、十分に注意しながらお散歩したいですね。

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