この人なら安心と思われる秘訣1:犬のペースに合わせる
犬は自ら考え、自ら行動できる動物です。ですので、自分のキモチやペースを無視されるような人間の行動には「嫌だ」と吠えたり唸ったりして意思表示したり、優しい性格の子であれば我慢してストレスを抱えてしまうこともあります。
犬に安心してもらうには、例えば、初対面の犬やまだ仲良くない犬に対しては、
- 自ら近づかず、犬が近づいてきてくれるまでしゃがんで待つ
- 十分匂いを嗅がせてあげる
- いきなり撫でない
- しつこく構わない
などに気を付けることがポイントです。
この人なら安心と思われる秘訣2:犬がビックリするようなことをしない
大きな声でいきなり喋らない
人間もそうですが犬も同じで、近くで大きな音が鳴ったら驚いてしまいます。また犬の場合聴覚が発達しているため、人間が思っている以上に音に敏感なので注意してあげる必要があります。
犬の後ろに立たない
信頼関係がままならないのに、犬の視界から外れた所に立つと、これから何をされるのかと犬は警戒するはずです。
犬の側にいる時は出来るだけ視界内で立ち、飼い主の行動を見せることによって犬も警戒心が次第になくなっていくかもしれません。
また犬を触る際も注意が必要です。撫でられることによっては不快に感じる部位があります。そのため撫でる際は、
頭(目より上)を撫でない・体の側面や首の下あたりを撫でる
この2点に注意が必要です。犬は頭を撫でられることに不快に感じる場合もあります。
もし嫌がっていた場合逆効果になってしまうので安心に思われるどころか、触れられることに対して恐怖と感じるようになってしまうかもしれません。
この人なら安心と思われる秘訣3:静かで落ち着いている人になる
大きな音は恐怖心を煽ってしまう
秘訣2でも書きましたが犬は聴力が優れているので音に敏感です。そのため生活音においても大きな足音やテレビの音、ドアの開け閉め時に生じる音のように身近なものから気を付ける必要があります。
身近な音が大きいと常に警戒し、臆病な犬になってしまうかもしれません。
また、しつけをする際の掛け声も大きな声で「お座り!」「待て!」などと言うと、ご飯やおやつが貰えるから形式上は言われた通りにするかもしれません。
しかし場合によっては同時に大きな音に対する恐怖心も植えつけられ、嬉しいご飯の時間も安心出来ずに警戒しながらの食事になってしまうかもしれません。
イタズラをしてしまい叱るときもそうです。頭ごなしに怒鳴ってはいけません。毅然とした態度を取ることは必要です。なのでメリハリをつけ、その際も穏やかな態度や冷静さを保つことが大切です。
言葉が話せない分意思疎通は難しいと思うこともあるとは思いますが、根気よく穏やかに接することにより、愛犬も飼い主と過ごす時間を安心で幸せな時間だと思ってくれると思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか。犬と人間は古くから共に暮らしてきて、私たち人間と似た感覚を持っていると思ってしまうこともありますよね。
しかし、犬の世界と人間の世界ではルールが違います。犬の世界でのマナーやルールを理解して接すれば、きっと犬から安心してもらえる人になれますよ!ぜひ試してみてくださいね!