名前を嫌いになるNG行為1:名前を呼びながら怒る
たとえば、「○○ちゃん!だめでしょ!」「こら!○○!」などと言っていませんか?
名前と叱る言葉をセットで発すれば、犬が「名前を呼ばれる=叱られれている」と勘違いしてしまう可能性があります。
もちろん、犬が人間が怒っているかどうか判断するときは、声色や顔や雰囲気で判断しているので、言葉そのものの意味はあまり重要ではありません。
しかし、自分の名前の音は覚えていることが多いので、やはり怒る時は違う言葉でイケナイということを強く伝えた方が混乱がありません。
叱るときやしつけをするときは、「こら!」や「ダメ!」など短い単語で伝えて、名前は呼ばないようにしましょう。
そのほうが早く何がいけなかったのかを理解できるので、混乱させずに覚えてもらえますよ。
名前を嫌いになるNG行為2:名前を呼んだ後に苦手なことが起こる
犬が苦手なこと(シャンプー、爪切り、身体を拭く・・・など)をする前に、何気なく愛犬の名前を呼んでいませんか?
たとえば、爪切りが苦手で大嫌いなワンちゃんの場合、「○○ちゃん〜」と呼んだあとに捕まえて爪切りを始めるという流れがあるとします。
それを繰り返していると、「名前を呼ばれたら、もしかしたら捕まって爪切りをされるんじゃないか!?」と覚えてしまう可能性があります。
さらに、名前を読んでも逃げてしまうようになるかもしれませんよね。
この場合は、名前を呼んだり無理に捕まえたりしようとせず、愛犬がリラックスしている状態のときを狙ってさり気なく始めてみてください。
道具を見せただけで逃げ出す・・・という場合は、まずは苦手な道具に慣れされることから始めてみましょう。
道具を使わずに普段から犬の見えるところに置いておいたり、見ても逃げ出さなかったらオヤツをあげたり、ワンちゃんの性格に合わせて普段から工夫してみてください。
名前を嫌いになるNG行為3:何度も不必要に呼ばれる
しっかり自分の名前を覚えているワンちゃんにとって、何度も不必要に名前を呼ばれて反応させられることは「しつこいなぁー」「めんどくさいなぁ」と思っているかもしれません。
自分の名前に何度も反応しなければならないストレスから逃れるために、呼ばれても無視するなど、あまり反応しなくなるでしょう。
もちろん、用事があるときや、一緒に遊んだりスキンシップを取ったりするときに、たくさん名前を呼んであげることは、より自分の名前とプラスのイメージが結び付くので、とても良いことですので遠慮なく名前を呼んであげてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
犬には自分の名前という概念はありませんが、その音を覚えることができますよね。このことを軸に考えると、どれも納得できる内容だったのではないでしょうか。
ワンちゃんの名前と嫌なイメージが結び付かないようにすることがポイントです!
この他にも、「こんなことがきっかけでうちの犬が名前をキライになった・・・」というエピソードがあれば是非教えてくださいね!