食器が浅すぎる
食器が浅すぎると、舌ですくいあげた時にこぼれてしまったり、フードが飛んだとき食器の外に飛び出してしまいがちです。食器が原因の食い散らかしは、わんこにとってもストレスになっているかもしれません。食事のようすを観察して、食器に問題があるようであれば、深い食器に替えてあげましょう。
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早食い
人間も、ごはんを急いで食べようとすると周りにこぼしてしまいますよね。わんこも同じで、特にごはんが大好きで興奮してしまうわんこには、早食いが食い散らかしの原因になっていることは多々あります。
早食いは食い散らかしの片付けが大変というだけでなく、食後に胃捻転等を引き起こすリスクもありますから、できれば直したい癖です。早食い防止のために、わざと食器の内側に突起をつけて食べにくくしているような食器も市販されていますから、いくつか試してみて、愛犬に合ったものを見つけてみるのもいいかもしれませんよ。
違う場所で食べたい
ごはんの場所が気に入らなかったり、他のわんこにごはんを横取りされたくない等、実は、食器が置いてあるところと別の場所でごはんを食べたいという理由があるのかもしれません。つまり、ごはんを口に入れて別の場所に運ぼうとしている過程で、口からごはんがこぼれてしまっているのです。
もし、わんこにそのようなようすが見られたら、ごはんの場所を変えてあげたり、１頭で落ち着いて食べられる場所を作ってあげたりすると、改善されるかもしれません。
ごはんの内容が好きじゃない
ごはんの中に入っている嫌いなものをよけようとして、意図的にごはんを食器の外に弾いている可能性もあります。ごはんを食べる前に執拗に匂いを嗅いでいる、１つ１つ食器の外に出してから食べるか判断している等のようすが見られたら、この可能性が高いです。フードの種類を変えることを検討してもいいでしょう。
お腹が空いていない
ごはんの途中でお腹がいっぱいになってしまったり、そもそもお腹が空いていなかったために、ごはんで遊んでしまっているという可能性もあります。食べるようすがなく、ただ遊んでいるようであれば、ごはんを食器ごと下げてしまいましょう。
また、途中でお腹がいっぱいになってしまって食べるのをやめてしまったときにも、いつまでも食器を置いておくのではなく、ある程度の時間が経ったら下げてしまうようにすることが大切です。
食べ方が上手でない
わんこの食事風景を観察しているとわかるように、わんこは舌でごはんをすくいあげ、それを口の中に送り込んで食事をします。けれど、人間にも食べ方の癖があるように、わんこにも食べ方にはそれぞれ癖があります。上手に食べられるわんこもいれば、ちょっと不器用で上手に舌を使えないわんこもいるのです。
あなたの愛犬がごはんを食い散らかしてしまうのは、ただ単に「ぶきっちょわんこ」だからなのかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか？わんこがごはんを食い散らかすには、さまざまな理由があることがおわかりいただけたのではないでしょうか。ともあれ、飼い主さんもわんこも、できれば楽しくごはんの時間を終えたいものですよね。
これからはわんこの食事風景を眺めるとき、ただ「可愛いな〜」と見つめるのではなく、食い散らかす理由が何であるのかを見極めて、ストレスのない楽しいごはんタイムを手に入れましょう！
