ワンちゃんが噛みついてしまう場面とは?
しつけをしていればある程度、噛みつきは防げるものだとは思います。
が、ワンちゃんの本能的なもので、突然そんな状況になってしまうこともあります。
飼い犬が噛みついてしまう場合、または、噛みつかれてしまう場合もあると思います。
では一体、それはどんな時でしょうか?
シーン別【噛みついちゃった】
①お散歩中に、急に子供が寄ってきて手を出してきたとき
よく、お散歩をしていると子供たちが、「わんちゃんだー。かわいいー♡」と言ってなでなでしようと寄ってきてくれます。かわいがってもらえるのはとっても嬉しいのですが、ワンちゃんたちがびっくりしてしまったり、怖がってしまうと、急に噛みつくという行為につながることもあるのです。
②犬が吠えながら向かってきたとき
お散歩中の道や、公園などでほかのワンちゃんとすれ違ったり遠くにワンちゃんの姿が見えたり、急に興奮して吠えたり勢いよく走ってしまうワンちゃんもいます。
興奮が噛みつきに変わることも多くあります。
③びっくりしたとき
これは、いろんなシーンで起こりうると思いますが、急に触られたり、大きな音や声にびっくりしてしまったり、自分より大きなワンちゃんんが現れたり、ワンちゃんたちが驚いた時は興奮状態でもあり急に噛みついたりすることもあります。
④自分のものを取られそうになったとき。
おもちゃや、お菓子など、自分のものを他の犬や人に取られそうになった時も注意が必要です。自分のもの意識が強く働き(本能的なもの)守ろうとします。
などなど。
ワンちゃんが急に噛みついてしまう可能性のあるシーンはたくさんあります。
なるべく、飼い主さんとしてはそういうシーンに出くわさないよう配慮してあげたいものですね。
犬の飼い主さんたちができる配慮とは?
急に触らないように一声かける
たとえば①の場合、近寄ってきてくれた人達に、びっくりしてしまうのでなるべく手は触れないようにお願いをする、またはワンちゃんの飼い主と一緒に触らせてあげるなどケガなどにつながる前に一言かけましょう。
犬を飼っていないと分からない事もたくさんあります。しっかり伝えましょう。
向かってくる犬からなるべく少し距離を置く
また、②のような場合はあらかじめリードを短めに持ち相手のワンちゃんとの距離を保ちましょう。お互いが触れたり近づける距離は避けてあげましょう。どうしても、犬を見ると興奮してしまうワンちゃんたちもいます。なるべく距離が必要になります。
声をかけながら動作をする
例えば、急にお掃除を始める、急に触る、急に抱っこする、急に後ろから現れる等③のようにびっくりさせないようにしてあげてください。人間もそうですか、少しでも声掛けをしてもらえれば防げるびっくりもあります。
なるべくワンちゃんの遊んでいるものを横から採ろうとしない
④については、本能的な部分になり、どうしても自分のものやエリアは守りたいという意識が働きます。特に、おもちゃやおやつなど。この場合、安全面で問題がなければ無理に取り上げて興奮させないようにしてあげてください。
(もちろん、口に入れて害のあるものはすぐに取り除いてください)
万が一、ワンちゃんが噛みついてしまった場合の対処法
どれだけ、気を付けていてもワンちゃん達にも本能や意思があります。
万が一、自分のワンちゃんが噛みついていしまったら、もしくは、噛みつかれてしまったらの対処法です!!
タオルや布で、噛みついているワンちゃんの目を覆ってください。
目を覆うことで、視覚的な情報を一瞬ワンちゃんたちが失うそうです。
その瞬間、口を開けるのでその際に必ず噛まれているものや人や犬を遠ざけてあげてください。
また、タオルや布がない場合は、ワンちゃんの視覚を遮れる物があればよいです。
怒ったり、その場で叩いたり、引っ張ったりというのは逆効果になるそうです。
更にワンちゃんを興奮させてしまい、噛んでる力が強くなったり、噛む場所を変えたりと悪循環になります。
まとめ
万が一自分のワンちゃんが噛みついてしまった、噛まれてしまったら、まずは落ち着いて対処しましよう。
とっさの行動が悪循環とならないよう冷静に行動しましょう。
ユーザーのコメント
50代以上 女性 ベータママ
噛まないように犬を躾けるのが先です。
それでももしもの場合にというのならわかりますが、躾けることを書かずに本能と書いてはなにをかいわんやです。
噛むことはたしかに本能的なものではありますが、番犬に育てるつもりでないなら躾けて噛むことをさせないというのはできますし、そう難しくはありません。
噛むことをさせなくする躾は人にしっかり服従させることです。たとえ赤ん坊であっても人間は犬より序列が上ということを理解させるのです。
そのためにはまず飼い主を尊重させるようにすることで、散歩中に飼い主よりドアや扉を含め前を歩かせない、犬本位にフラフラ歩かせない、家ではソファや椅子やベッドに勝手に上がらせないようにするのです。
これによって犬は飼い主をリーダーと認め尊重するようになります。
飼い主が尊重されるようになったら今度は飼い主以外の人も尊重をさせます。
犬もよく知っている人(家族や近所の方)と事前に話をしておき(仕掛人になってもらう)、散歩中にわざと出くわすのです。
当然犬は知っているので近寄ろうとしますが、飼い主と仕掛人双方共に犬に待てを掛けるのです。
これにより犬は人に勝手に近づいてはいけない。許可がいるということを理解し、人は自分よりも序列が上であるという風に理解するのです。
群れの社会で序列上位のものに噛むという行為は許されないことを犬は理解していますから、一度理解してしまえば人を噛むという行為は絶対にしません。
記事にするなら根源的な部分まで含めて書くべきです。
50代以上 女性 rinrin
確かに、小さい頃からキチンと躾けていても、不慮の事故は起こりますもんね。そんな時のために、とても参考になる記事でした。
これからもこのように、参考になる記事をドンドン投稿して来て下さいね。
ありがとうございました。
40代 女性 三日月