誰でもできる!「お座り・マテ」の教え方

誰でもできる!「お座り・マテ」の教え方

「お座り」や「マテ」は、芸として教えるわけではありません。自制心を養い、交通事故を防ぎ愛犬の命を守るためのものです。お座りからマテの教え方をまとめたので、ぜひ愛犬に教えてあげてください。

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マテ

「マテ」というと、多くの飼い主さんはおやつを犬の目の前に置いて「マテ」と言います。
そして「ヨシ」の言葉と共におやつを食べる愛犬を見ては満足そうに「マテ」ができたと喜んでいます。

でもこれは「マテ」ではありません。ただの「お預け」です。我慢を教えるという意味ではアリですが、そればかりを続けていけば、おやつがなければ我慢ができない子になってしまいます。

本来の「マテ」というのは、動かずにじっとしていることを意味します。直前にかけたコマンドが「お座り」で、次に「マテ」なら「ヨシ」と解除されるまで、座ったままじっとしていなさいという意味です。
直前に「伏せ」命じて、次に「マテ」なら、「ヨシ」と解除されるまで、伏せたままじっとしていなさいという意味です。つまり直前のコマンドを継続し、そのままじっとしていることが本当の意味の「マテ」なのです。

これをマスターすれば、例えば散歩中、交通量の多い交差点の信号待ちだって安心です。
お座りしたままじっと待てる子になれば、危険を回避することだってできます。玄関から出る時も、犬に「マテ」を命じて飼い主が先に出るよう心がければ、飛び出しによる交通事故も防げます。

「マテ」は飼い主の自己満足のための芸ではなく、犬の命を守るためのものです。

「お座り」のトレーニング

そのためにはまず「お座り」から教えましょう。

小さくちぎったおやつを手に持ち、その手を犬の顔に近づけます。手に注目したら、その手を犬の顔の後方にゆっくりと持ち上げていきます。

すると必然的に、犬はお尻を地面につくような態勢になるはずです。お尻を地面につけることが「お座り」ですから、お尻がついたら「そうだ」と言っておやつをあげます。

次もまた同じことを繰り返しますが、手を持ち上げると同時に「お座り」とコマンドをかけます。
「そうだ」という励ましの言葉は、必ずかけるようにしてください。犬は「これでいいの?」と不安なはずですから、「そうだよ、それでいいんだよ」という正解を教える必要があります。

そのためには、犬がその動作を開始したらすぐに「そうだ」と言って励まし、作業が完結したら「よーし、いい子だ」という褒め言葉を必ずかけてあげましょう。

仮にもしこれが上手にできなければ、下の写真のように犬の体を支えながらその体勢をサポートしてもいいでしょう。要は、コマンドと座ることの意味を理解すればいいのです。

犬の体を支え体制をサポート

これを何度か繰り返せば、「お座り」のコマンドに対し、しっかりと反応し、きちんと座るようになるはずです。
何度も「お座り、お座り」と連呼せず、犬が集中できる環境を作ってトレーニングを始めましょう。

「マテ」のトレーニング

次は「お座り」をさせたまま「マテ」をさせるトレーニングです。

まず写真のようにリードを短めに持ち、犬を座らせます。なぜ短めに持つかといえば、その方が固定しやすいからです。

リードを短く持ち座らせる

次に「マテ」と言いながら犬の周りを一周しますが、最初のうちは後ろに回られると動くと思いますので、犬の前を半周する程度からスタートしましょう。

もし途中で動いたら「あっ、マテだよ」と、言葉をかけながら手のひらを犬の顔に向けるようにパッと出し、動きを静止します。

叱るのではなく、やり直すのです。それをすることで、「あれ?失敗しちゃった?」ということが犬に伝わります。

でも失敗したまま終わらせず、最後は必ず成功させて犬をしっかりと褒めて自信をつけさせてあげましょう。そのためには、最初のうちは「マテ」を命じる時間を短めにして、少しずつ時間を長くしていきます。

まとめ

犬の集中力は長くないので、どんなに長くても一回のトレーニングは2~3分を目安にしますが、一日の中で何度かこれを繰り返します。
またトレーニングは決まった場所で行うのではなく、できるだけ環境を変えて実践することをおすすめします。
「マテ」の意味をしっかりと理解すれば、「伏せ」から「マテ」をすることだって可能です。

「お座り」や「伏せ」など、ただその形を覚えさせるのはとても簡単なことですが、どんな場所でも解除されるまでじっと待てるようになるには、とても根気が要ります。
でもこのトレーニングを毎日の日課にしていくことで、犬は我慢することや節度を学びます。

自制心を養うことによって服従心も芽生えていきますので、ぜひ教えてあげてください。

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