子犬のしつけの時期はいつから?待てや甘噛みなどの基本のしつけ方

子犬のしつけの時期はいつから?待てや甘噛みなどの基本のしつけ方

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子犬を家に迎える場合、しつけはいつから始めたらよいのでしょうか?「しつけ」と言われると身構えてしまうかもしれませんが、犬に人間と一緒に暮らしていく上でのマナーやルールを教えるためにとても大切なことです。今回は子犬のしつけの時期や、基本的なしつけ方法についてお伝えいたします。

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子犬のしつけの時期はいつから?

寝むる子犬

自宅に子犬を迎えたその日から、しつけを始めましょう。人間に比べて犬の成長は早く、生後2~3ヶ月は人間の年齢の3~5才、生後1年は12~15才にあたります。成犬になってからもしつけは可能ですが、今までの習慣や癖を直すためには大きな労力が必要となります。

生後3ヶ月~6ヶ月の間は好奇心旺盛で吸収力があるため、この時期にルールやマナーを身につけることが犬の一生においてとても大切です。しつけはすぐに身につくものではありませんが、子犬の時期からコツコツと教えることで、人間と暮らすための適切な行動を覚えさせることができます。

子犬のしつけの基本①待て

待てをされる子犬

「待て」を教える理由

「待て」は子犬の自制心を育てるために必要なしつけで、他のしつけを教える時の基本ともなります。「待て」ができると事故やトラブルを起こしにくくなるので、ぜひ覚えさせましょう。

「待て」の訓練をいつから始めればよいのかの目安としては、理解力が深まる生後4~5ヶ月頃が最適です。「おすわり」や「伏せ」が出来るようになってから教えます。ご飯を前にした「おあずけ」は、待てができるようになってからがよいでしょう。

トレーニングの進め方

子犬におすわりをさせ、飼い主さんは犬の前に立ちます。「待て」と声をかけしばらくの間おすわりの姿勢でいられたら、「よし」など解除の合図をしてご褒美を与えます。

「待て」の時間は、最初は1秒から始めて3秒、5秒と少しずつ時間を伸ばしていきます。犬を待たせている間、飼い主さんはじっと犬の目を見つめて下さい。最初は家の中でトレーニングをはじめ、徐々にできる場所を増やしていきます。いつでもどこでもできるようになることを目指しましょう。

いつから始めたかにもよりますが、「待て」は習得に時間がかかることもあります。うまくできなかった時に怒鳴ったり叩いたりすると、犬との信頼関係を築くことができないので、焦らずじっくりとしつけをしていきましょう。

子犬のしつけの基本②トイレトレーニング

トイレトレーニング中の子犬

「トイレトレーニング」を教える理由

犬と気持ちよく暮らすためにも、トイレトレーニングは欠かせません。トレーニングをいつから始めればよいのか迷う方もいるかもしれませんが、基本的には家庭に子犬を迎えたその日からしつけを始めるようにします。

犬は足場の柔らかい場所で排泄を行う習性があります。トイレシーツを踏んだ時の柔らかい感触を覚え、「この場所で排泄をしていいのだ」と理解させることがトイレのしつけの基本的な考えです。

トレーニングの進め方

犬はきれい好きな動物ですので、寝床と少し離れた場所にトイレを設置し、トイレシーツを敷き詰めます。スペースに余裕がなく、同じサークル内で寝床とトイレを分ける場合は、パーテーションなどでしっかりと区切ります。

普段どおりに過ごし、子犬の様子を良く観察しましょう。床の匂いをかぎながらグルグル回ったり、そわそわしはじめたらトイレへ連れて行きます。寝起きや食事の前後、遊んだ後は排泄しやすいタイミングです。トイレシーツの上で排泄ができたら、排泄物の片づけをする前に褒めてご褒美をあげてください。いつからトイレをしていないのか記録をし、10~15分ほどたっても排泄しない場合は、再び自由にさせ様子を見ます。

トイレで排泄することに慣れてきたら、少しずつシーツの面積を狭くしていきましょう。トイレの位置を固定し、自分からトイレに行けるよう誘導してしつけていきます。

トレーニングのポイント

トイレ以外の場所で排泄をしてしまった場合は、リアクションをせずに片づけてください。失敗を怒ってしまうと、飼い主さんがかまってくれたと勘違いしたり、排泄したこと自体が悪いことだと受け取めたりして、トイレのしつけに時間がかかってしまう場合もあるので注意しましょう。

子犬は自分の排泄物の匂いがするところでトイレをしたがるので、トイレ以外の場所で粗相をしてしまった時は、消臭スプレーなどを使って臭いが残らないように対処をします。

子犬のしつけの基本③アイコンタクト

アイコンタクトをする子犬

「アイコンタクト」を教える理由

アイコンタクトは全てのしつけの基本です。飼い主さんが犬の名前を呼んだ時に、どんな状況でも飼い主さんと視線が合わせられるようにしつけます。ただ「視線が合う」だけでなく、「注目している」ことが大切です。

では、アイコンタクトはいつから教えればいいのでしょうか。アイコンタクトを教える前に、まずは子犬に自分の名前を覚えさせる必要があります。家族内で呼び方を統一し、家に迎え入れた時から、何度も呼びかけてあげましょう。子犬が自分の名前を覚えたら、アイコンタクトを教え始めます。

トレーニングの進め方 

家で子犬が落ち着いている時に、近い距離で名前を呼んでみます。飼い主さんを見たら褒め、おやつをあげてもよいでしょう。これを何度も繰り返せば「名前を呼ばれて飼い主を見ると良いことがある」と覚えるようになります。

できるようになってきたら少しずつ犬との距離を離し、興奮している時など、さまざまな状況のときに名前を呼んでみます。家の中でできるようになったら外でも練習し、最終的にはいつ、どんな状況でもアイコンタクトができるようにしつけましょう。おやつの回数は徐々に減らし、スキンシップや褒め言葉に移行していきます。

うまくいかなくても、大声で犬の名前を呼んだり連呼したりしてはいけません。また、名前を呼んだ後に叱りつけることも避けましょう。犬が「名前を呼ばれると悪いことが起こる」と覚えてしまっては意味がありません。

子犬のしつけの基本④ボディコントロール

子犬をなでる人

「ボディコントロール」を教える理由

ボディコントロールとは、犬が体のどこを触られても反抗せずに大人しくしている状態のことをいいます。子犬の頃から人に触れられることに慣れておくと、成犬になった時でも健康管理やお手入れがしやすくなります。

トレーニングの進め方

まずは頭や背中など子犬が触っても嫌がらない場所をなで、大人しくしていたら褒め言葉とご褒美を与えます。触られるといいことがあると学習させましょう。ボディコントロールのしつけはスキンシップとしていつからでも始められます。

慣れてきたら次は耳、足先、マズル、腰、しっぽの順番で進めていきます。これらは犬にとって敏感な部分とされているので、急に触れたり掴んだりせず、周辺から少しずつ近づけるようにして触っていきます。飼い主さんとの信頼関係が築かれていない状態で無理に触ることは、犬に不信感を植え付けますので気をつけましょう。嫌がらなくなってきたら、寝そべっている時に触ってみたり、触る強さを変えたりして、どのような状況で触られても驚かないように慣らしていきます。

子犬のしつけの基本⑤甘噛み禁止

じゃれあう子犬

「甘噛み禁止」を教える理由

子犬の頃は噛む力も弱いので甘噛みを許してしまいがちですが、成犬になっても噛み癖が続いていると怪我やトラブル繋がることもあります。人を噛むことはいけないことだと子犬の頃から教え、噛み癖をつけないようにしつけます。

トレーニングの進め方

甘噛みをしたら、低い声で「いけない」「NO」といった短い言葉を使い、それは飼い主さんが望む行動ではないことを伝えます。遊んでいるときに興奮して噛んでしまった時は、遊びを中断して、飼い主さんが子犬の前から立ち去るのもよい方法です。子犬に噛まれた際にマズルを掴んで叱るしつけ方法には、賛否両論があります。

甘噛みは子犬にとっては自然な行動であり、それなりの理由があります。犬がいつから、どんな時に甘噛みをしているのか観察してみてください。歯がむずがゆくて噛んでいる時は、噛んでもいいおもちゃを与えることも有効です。

子犬のしつけの基本⑥社会化

おもちゃで遊ぶ子犬

社会化を教える理由

社会化とは人間や他の動物、外の環境に触れることで犬が社会から受ける刺激に慣れることを指す言葉で、子犬にとって生後3~13週間は社会化期と呼ばれています。いつから社会化のしつけを始めればよいのかと考えるときには、この時期を目安にすることが大切です。

生後16週をすぎた子犬は警戒心や不安を強く感じるようになるので、その前に社会性を身につけるようにしなければなりません。飼い主さんとの信頼関係を作った上で、家族以外の人や外の世界に触れることで、犬が成長した時にも過剰に恐怖心を抱かなくなります。

トレーニングの進め方

社会化はいつから、どのように始めればよいのでしょうか。まず最初に、家の中でできることとして掃除機やドライヤー、玄関チャイムなど様々な生活音に慣らしていくことから始めましょう。

家の中のさまざまな音に慣れたら、外に出て車や自転車、大きな物音、他の動物の鳴き声などに少しずつ慣らしていきます。ワクチンの摂取が終わるまでは病原体などの接触を避けるため、地面に下ろさず抱っこやスリングに入れて散歩をするようにしましょう。

外の空気に慣れてきた頃からは、家族以外の人に子犬を触ってもらい、人に慣れさせることも意識しましょう。子犬と飼い主が一緒にしつけを学ぶことができるパピークラスに参加することもよいでしょう。

まとめ

飼い主の指示を待つ子犬

子犬のしつけはマニュアルどおりに行かないことも多く、初めて犬を飼う方にとっては大変だと感じることも多いでしょう。しつけをする上で何よりも大切な事は、愛犬を良く観察し、その犬の性格にあったしつけを行うことです。

最初の一年は非常にやんちゃで手を焼いたが、焦らず根気良くしつけをしていく中で、いつからか落ち着いてきたという事例もよくききます。

しつけは愛犬が家族や社会と幸せに暮らすために必要なものです。時には苛立ってしまう場面もあるかもしれませんが、しつけを通してコミュニケーションを深め、愛犬との信頼関係を築いていけるとよいですね。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    30代 女性 ハッピー

    うちの子は子犬から迎えたのですが、その時すでに90日を過ぎていたので直ぐにしつけを行いました。
    事前にしつけ本を呼んでいたので、私自身は基本ルールは決まっていましたが、家族に協力して貰う事が一番大変でした。記事にもありますが、かわいいからといって色んな人が別々のルールで接すると犬も混乱します。(家に来てから暫くは、なるべく私が相手をするようにしました)
    家族に伝える時の簡単無コツは、ルールの要点を押さえて伝える事。甘やかすのは厳禁と決めるとわんちゃんも良い子になってくれますよ。
  • 投稿者

    40代 女性 匿名

    『子犬の時期にしっかりとしつけをする』これはその後の十数年(長生きする子は15歳以上)の共同生活を穏やかに暮らせるかにかかってくると言っても過言ではないと思います。
    その為には、記事にもあるように一緒に暮らす家族全員が同じ認識でなければいけないと思います。そして、統一した《ルール作り》をして、誰かが甘やかしたりすることのないように注意することが大切ですね。子犬の時期は、何に対しても興味があるので、【危険なものは行動範囲には置かない】という飼い主が最低限の危険防止策をしなければいけないと思いますし、万が一いたずらをして物をかじってしまったりした際には、しっかりと「いけない!」という事を分からせるために統一した怒り方をすることが大事だと思います。ホメる時と怒る時のきちんとした表現の差が必要ですね。
    そして、しつけで一番大切な事、それは他の人や犬に迷惑をかけさせないことだと思います。
    家で接してる分には、家族が相手だから何とかなりますが、外で人や犬を噛んだり、吠えたり、その他不快な行動をさせると本当に迷惑をかけることになります。気持ち良く散歩させたり生活していくためにも、子犬の時期に心を鬼にして、是非頑張ってしつけをしてほしいです。
  • 投稿者

    30代 女性 ぶち

    愛犬のしつけをしたのはいつだったのか…忘れてしまいました(^_^;)でも子犬のときから可愛がってあげることは、しつけの第一歩だとわたしは思いますよ。信頼関係がないとしつけも上手くいきませんから。しつけって大変なんですけど、しつけをきちんとしてないと愛犬が加害者になってしまうこともありますからね。
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