愛犬はビクビクしてない?臆病になりやすくなる4つの生活習慣

愛犬はビクビクしてない?臆病になりやすくなる4つの生活習慣

様々な性格の犬がいますが、臆病な性格の犬はストレスや問題行動を抱えがちです。犬の性格は持って生まれたものもありますが、飼い主さんの接し方や生活習慣が犬の性格に影響を与えることもあります。愛犬が臆病になりやすくなるようなことを行っていないか、チェックしてみませんか?

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飼い主が愛犬を臆病にする?!

ドアから覗く柴犬

甘えん坊、フレンドリー、やんちゃ、好奇心旺盛…人間と同じく犬にも様々な性格があり、怖がりで臆病な性格の犬もいますね。
臆病な性格の犬は慎重であるとも言えますから、飼い主さんを驚かせるような大胆な行動はあまりしないのではないでしょうか。しかし、常に警戒してビクビクしているためストレスを感じているかもしれません。また、恐怖心の裏返しで吠えたり噛んだりしてしまうこともあります。

犬の性格は持って生まれたものもありますが、社会化不足のまま成犬になると様々な物や音を怖がり、臆病な性格になりやすいと言われています。また、飼い主さんの接し方や生活習慣が犬の性格に影響を与えることもあります。

ですから、飼い主さんの愛犬への接し方や生活習慣によっては愛犬の元々の臆病な性格に拍車がかかったり、元々は臆病ではなかったのに臆病になってしまうこともあり得るのです。
では、飼い主さんのどのような接し方や生活習慣が愛犬を臆病になりやすくしてしまうのか見ていきましょう。4つご紹介します。

その1:あまりお散歩に連れて行かない

クッションで休む犬

「外を怖がる子だから…」「小型犬でお散歩の必要はないから…」「忙しいから…」というような理由で愛犬をあまりお散歩に連れて行かないと、他犬や他人と出会ったり、様々な物や音を見たり聞いたりする機会が少なくなります。そうするとどんどん外の世界が怖くなり、臆病な『箱入り犬』になってしまうかもしれません。
外の刺激を受けるという以外にも運動不足やストレスの解消、脳の活性化などお散歩にはたくさんのメリットがありますから、健康上に問題がないのであれば愛犬をお散歩に連れて行きましょう。とはいえ、無理と焦りは禁物です。愛犬がお散歩するのを怖がるときは、抱っこやカートでお散歩したり、家の玄関を出て少しでも歩けたらほめて引き返すなど徐々に外の刺激に慣らすようにしてあげましょう。

その2:大声で叱る

叱られている犬

ときには、愛犬を叱らなくてはいけないこともありますね。そんなとき、大きな声で叱っていませんか?
犬に大声で怒鳴って叱っても効果はなく、犬を委縮させるだけです。怖いという印象だけが残って飼い主さんあるいは人間に対して恐怖心を持ち、臆病になってしまうかもしれません。
叱るときは大声で怒鳴るのではなく、冷静にきっぱりとした口調で叱ると良いでしょう。

その3:犬が怖がっているときに同調する

怖がる犬

愛犬が何かに対して怖がっているときに、「怖いわね~」などと同調していませんか?飼い主さんが同調することで愛犬は「やっぱり怖いことなんだ」と思い、さらに怖がるようになってしまうかもしれません。
愛犬が何かに怖がっているときはそれに同調したりなでたりせずに、普段と変わらない表情や態度でいましょう。そんな飼い主さんを見て愛犬は、「別に怖いことじゃないのかも…」と安心感を得られるはずです。

その4:過保護に接する

おやつを噛む犬

愛犬は目の中に入れても痛くないぐらい可愛いものですが、可愛がりすぎて過保護に接してしまうと愛犬に良くない影響を与えてしまいます。
飼い主さんが愛犬に対して世話を焼きすぎたり、庇いすぎたり、心配しすぎたり…と過保護に接することで、愛犬は自分で考えて行動する力を養えず、自分に自信も持てずに臆病になってしまうかもしれません。
愛犬に構いすぎずに様々な経験をさせてあげて、自分で考えて自信を持った行動ができる犬になれるようにしてあげたいですね。

愛犬が臆病にならないように飼い主ができることは?

眠る柴犬

愛犬が臆病にならないようにするには、社会化期と呼ばれる生後3週~12週の間に積極的に外へ出して様々な刺激を受けさせてあげることが大切です。
そして、飼い主さんが頼れる存在となって愛犬に安心感を与えてあげましょう。そうすることで愛犬は不安に感じる場面に遭遇しても、「飼い主さんがいるから大丈夫!」と一歩を踏み出す勇気が持てるようになるはずです。

まとめ

こちらを見つめる柴犬

臆病な性格の犬は慎重で良いのですが、怖がらなくても良い些細なことにもビクビクして、気が休まることがありません。また、恐怖心からすぐに吠えたり、人間に噛みつくようになってしまうこともあります。こうした状態は犬にとって幸せとは言い難いです。
ですから、愛犬が臆病にならないように私達飼い主は、愛犬にとって頼れる存在となって安心感を与えながら接し方や生活習慣に気をつけてあげたいですね。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 ゴン吉

    内弁慶外地蔵に育ってしまった我が家の愛犬の理由がまさに、あまり他の犬のいる場所にお散歩に行かないことでした。人見知り、犬見知りも激しくなってしまいました。散歩は運動不足解消だけではなく社交性にも必要なものなんですね。
  • 投稿者

    50代以上 女性 ハニコ

    まさに、我が家のワンコも内弁慶‼ お外にではじめる時に、目の病気にかかりお散歩デビューが遅れて、犬見知り、、人は大好きなんですが、今お散歩に行くと 誰もいない所いない所へ歩いていきます。友達の犬とも一緒にやドッグフェスタなど行ったり電車も大人しく乗ってレストランでも良い子なんですが、バリバリ人見知りさんです…はー私の育て方が悪かったのか、2歳ですが治りますかね、、
    ハニコの投稿画像
  • 投稿者

    40代 女性 あらしば

    保護施設時代、他のワンコと仲良く出来ず、一匹ゲージ生活が多かったという我が家の柴ワンコ。ウチに来て3年。今はほとんどのワンコと仲良くなれるようになりました。

    散歩を始めた頃は他のワンコに会う度、オスワリをさせました。一度落ち着かせ、クンクンさせて頭を使わせてから会う方法です。うちの子にこの方法は合っていたようで、今では私が気が付かなくてもオスワリしてワンコが来るのを教えてくれます。

    もし、ウチのような気が強いのに怖がりタイプだったら、向いている方法だと思います。

    無理せず、回数を重ねて少しずつ、ワン友を増やしていきたいてすね。
    あらしばの投稿画像
  • 投稿者

    50代以上 男性 らむてん

    ウチのわんこはパピヨン2匹❗️よその子にも吠えたりせずに、お近づきのご挨拶をするのですが、2匹共10キロ級のメガパピなので、近づくだけで圧がすごいみたいで、皆さん引き気味になります?人も犬も子供も大好きなウチのわんこです。
    らむてんの投稿画像
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