初対面の犬と会うとき、その日に着ていく服の柄を意識するなんて誰もしないですよね?
しかし犬にも苦手な柄があるようなのです!
「なんか犬にあまり好かれない・・・」とお思いのあなた、持っている服は柄もの多くないですか?(笑)
犬は警告色を避ける
警告色って?
イメージしやすい生き物でいえば、蛇・カエル・虫などでしょうか。
鮮やかな色合いだったり、コントラストの強い模様だったり、またそれに擬態する生き物も存在します。
自然界において、生き物が捕食者から攻撃されないためにそのような色から成る見た目をしています。
実際に警告色をしている蛇とか虫の写真を載せるのはちょっと気が引けるので、害のない薬の写真にしてみました。
この写真を見てどう思いますか?
パッと見て、ショッキングピンク色の錠剤はなんだか飲む気しないって思いませんでしたか・・・?
なぜ警告色を避けるのか
- 遺伝的に警告色の物体を避ける
- 視覚的手がかりと味覚の連合によって不味いものを避ける
という2つの説があります。
2つ目の説は「刺激→連合→反応=学習」からなる味覚の学習の結果で、"視覚的刺激を強めることで学習を促進させる"という生き残りの術というわけです。
確かに、そういう生き物を見たり発見したら、「うわ、毒持ってそう」とか「近づかないでおこう」と本能的に思いますよね?^^;
犬は洋服の柄に反応する?
犬は人と比べて色の識別能力が劣ります。緑・黄・オレンジは「黄色っぽい色」、紫・青は「青っぽい色」、赤は「非常に暗いグレー」に見えているようなので、犬は「警告色」を避けるというより「警告柄」を避けるといったところでしょうか?
犬が洋服の柄に反応するのか、ある実験がなされています。
人間の男女での差でないことが分かるように、実験は2回行われました。
男性による実験
- ①1㎝幅のボーダー柄
- ②1㎝幅のストライプ柄
- ③4㎝幅のボーダー柄
- ④幅の太さが異なるストライプ柄
- ⑤無地
5パターンの服を着て、それぞれで22匹の犬たちにゆっくり近付いて囲いの中で8秒間静止するというもの。
最も反応を見せたのは①、最も反応が薄かったのは⑤だったそうです。
①②③はどれも反応が顕著だったようで、わずかにボーダーの方が強かった程度。
犬たちは不安で落ち着きがなく、「服従」の態度を見せたそうです。
女性による実験
- ①1㎝幅のボーダー柄
- ②直径1㎝の水玉柄
- ③無地
次は25匹の犬に、この3パターンの洋服の柄で実験してみました。
結果は、男性のときと同じようにボーダー柄に強いネガティブ反応を見せ、無地にはほとんど反応しなかったようです。
初対面の犬と会うときはボーダーやストライプは避けよう
実験の結果から、犬は柄を見て反応しているのがよく分かりますね!
すべての犬がそうだとは言えませんが、当てはまる犬もいるのではないでしょうか?
もうすでに犬と良い関係ができている人には服の柄など関係のないことかもしれませんが、これから犬を飼おうとしてペットショップや保健所に行くとき、友達の犬と初めて会うときなど、初対面の犬と会う際は嫌な印象を与えないためにもボーダーやストライプの服はぜひ避けて好印象を持ってもらってください♪
ユーザーのコメント
30代 女性 しろわんこすまいる
今年の夏は異常です!!
冷え冷えマットも、わんこの体温で温もり、最終的にはホットパックになります。
うちの子は、冷えマット好きなので、よく利用しますが、最終的にはへぇへぇベロ出して、確認するとホットパックでした。
冷えマット、人間が思うほど、使わない子多いてすね( 笑 )匂いのついたタオルなどで覆えば意味が無いし。
うちの姫様は、冷えマットお気に入りなので、その下に保冷剤_(固まりにくいやつ)を引いてなるべく暑さをしのげるようにしつつ、エアコンフル稼働です!