猫カフェよりも犬カフェが少ないのはなぜ?理由やそれぞれの違いを解説

猫カフェよりも犬カフェが少ないのはなぜ?理由やそれぞれの違いを解説

愛猫家さん、愛犬家さんはたくさんいらっしゃいますよね♪ここ数年で急増した「猫カフェ」を多くみかけますよね。ゆったり触れ合ったりする映像がテレビでとりあげられたり。ですが、「犬カフェ」はあまり聞かないですよね?あることにはありますが、印象としては「猫カフェ」が多いように思えませんか?実際のところはどうなのか、少しお話していきます。

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猫カフェと犬カフェの数ってそんなに違うの?

猫カフェ

猫カフェ

「猫カフェ」という場所では、数匹の様々な種類のねこちゃんが店内にいて、オモチャであそんだり触れ合ったり、飲み物を飲みながらただ眺めたりなど、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
猫ブームのおかげもあって、現在では全国に200店舗以上あるのだそう。

猫は自由気ままで甘えたければスリスリ甘え、一人になりたければ、キャットタワーや棚の下にかくれたりと、知らない人間が来てもある程度マイペースで過ごすことができます。
なので、猫カフェのようなサービスに向いていると言えるかもしれまんせん。

では、犬の場合はどうでしょう?

犬カフェ

犬カフェ

「犬カフェ」も「猫カフェ」同様、お店にいるわんちゃんに触れ合える場所です。
ただし、猫カフェと比べると少し楽しみ方なども違っています。

それが犬と猫とでは遊ぶスペースの広さが違い、特に活発な犬種ともなると広いスペースが必要になってきます。
また、猫と違って犬は、楽しければ楽しいほど興奮して、疲れているのも気づかずヘトヘトになるまで遊んでしまうわんちゃんもいるでしょう。
そして、もともと犬は猫よりも縄張り意識が強いので、様々な犬種(超小型犬から大型犬)が同じ狭い空間にいるのも難しいかと思います。

現状として、猫カフェと比べて「犬カフェ」はまだ数は少ないですが、存在します。
ですが、わんちゃんとふれあったりする「猫カフェ」のようなところはほんの少しです。

よくあるのが看板犬としてわんちゃんがいるドックカフェで、これはあちこちにあり、わんちゃんも入れるカフェです。
ドックランに併設されているところも増えました。

ドックカフェ看板犬

もちろん、わんちゃん同伴でなくてもドックカフェには行けますし、看板犬と触れ合うこともできます♪
「犬カフェ」と「ドックカフェ」をまとめてカウントすれば、全国に940店舗以上ありますが、「犬カフェ」だけと考えると少ないのが現状です。

犬カフェよりも猫カフェの方が多いのはなぜ??

ある調査によると、猫ブームな現在でも“犬の方が好き”という人が多いという結果があるそうです。
これは男性も女性もそれぞれが、犬好きの方が好きと答えた人が多かったということです。
ではなぜ、「犬カフェ」は少ないのでしょうか?

テレビで「猫カフェ」特集や「猫カフェ」の現状などを見たり、私が考えるには、猫は犬に比べて吠えることはありません。
かわいく「ミャ~ミャ~」と鳴くくらいです。
大きな音を立てると近隣に迷惑をかけることもあるので、音の点では猫カフェの方が運営はしやすいと言えるでしょう。

それに猫は人間と遊んだり触られることに疲れたら、自分で好きな落ち着ける場所に行き勝手に休みますが、犬は自分の限界を過ぎても遊んでしまうことがあるので、ちゃんと見てあげなくてはいけません。

また、犬はストレスを発散させるために、毎日お散歩に連れていかなければなりません。
それは店舗を運営しながら、店内の清掃や翌日の準備の他にお散歩という仕事が必要ということになります。
これは猫カフェの仕事にはないことですね。

これらの理由で、「犬カフェ」は少ないのではないでしょうか?
それに、猫ちゃんは、キレイ好きなので自分で毛づくろいしたり、トイレも犬のようにしつけをしっかりしなくてもすぐに覚えねこ砂でキレイに隠すので、匂いも気になりません。
ですが犬の場合は、先ほどお話したお散歩だけではなく、ケアやお手入れ、しつけが大変なので、よほどの愛犬家さんやドックトレーナーさんなどではないと、「犬カフェ」を運営していけないので、少ないのでは?と私は考えます。

お散歩

まとめ

「猫カフェ」でも、やはり同じ空間に他のたくさんのねこちゃん同士で過ごしたり、たくさんの人間がいることで、猫は好き勝手休んだり隠れたりはできるものの、そこは店員が気を配って休憩させなければなりません。
ですので、きちんと休ませたり、別スペースに移動させてすごさせてあげるカフェもあります。

それでもやはり猫は犬に比べて自由気ままなので、数匹だったり部屋ごとに何匹がずつねこちゃんがいる場合はそのまますごさせていたり、とにかく管理が犬に比べてかからないのが、「猫カフェ」が増えている理由ではないでしょうか。

わんちゃんは甘えん坊さんで一緒に遊ぶのも楽しいし、愛くるしい笑顔なんて見せられたらたまりませんよね?
ですが、いつもいる家族とは違いますので、自分の空間に知らない人が入ってくるわけですから、どんなに人間好きな甘えん坊わんちゃんでも疲れやストレスを抱えます。
それによって、のちのちトラブルが起きてしまうこともあるので、なかなか「犬カフェ」を作ろう!と思われる方が少ないのはないでしょうか?

私達は愛犬と一緒に過ごしているからわかりますよね?

ドックカフェ

犬はどんな時にストレスを感じるのか?
お散歩に連れて行ってもらえずにずっと同じ空間で過ごすとどうなってしまうのか、犬と暮らしていればわかりますよね?
ですから、「犬カフェ」というよりは、犬好きが高じて「ドックカフェ」を開く方が看板犬として自分のわんちゃんをお店に連れてきて、一緒にいれば、わんちゃんも安心ですし、飼い主さまが店主さんであれば管理もケアもできるので、「ドックカフェ」「看板犬に会える・触れ合える」というほうが現在は多いのではないでしょうか?

犬が人気だからといって、商売としてしか考えていない「犬カフェ」でしたら、わんちゃんがかわいそうだなと私は思います。

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