愛犬のトラウマ「爪切り恐怖症」
うちのこのトラウマは爪切り。
生後7ヶ月ほどのある夜、ソファでスヤスヤ眠る愛犬が無防備に投げ出していた足先が気になって気になって、おもむろに爪切りでうっかりパチンとやってしまいました。
今思えば、何とも軽率な事をしてしまったものです。
寝込みを襲われビックリした愛犬。
その後、私がツメ切りを手にしただけで警戒し、果ては「爪切り・・・」と思って立ち上がっただけで、ピューッと逃げ出すという、当然の結果を招いてしまいました。
取り押さえても暴れるわ逃げるわ、しかし爪切りはしないわけにはいかないし…。
仕方なくトリマーさんにお願いするようにしたのですが、ガラス越しに見ているといつも大人しく涼しい顔で切らせている。
もしかして、飼い主+爪切りの組み合わせは信用できなくてイヤなわけね、と判断。
信用回復せねば! と、あらためて爪切りトレーニングに乗り出しました。
トラウマ克服「爪切りトレーニング」
爪切りを見せておやつ、爪切りでちょっと足先に触れておやつ、そしてチョンと少しだけ切っておやつという具合に、小さな段階を少しずつ繰り返し踏んでいった結果、ある時、彼の中で「イタクないじゃん! コワくないじゃん! 」という気づきの豆電球がパッと灯ったらしい!
ちょっとだけ爪の先を切った時に「おや?!」という表情をしたのです。
その日以来、仰向けでダラーンとしたまま切らせるようになって今に至り、飼い主としてはホッとしています。
ただし! ここでイタイ思いをさせたら、また1からやり直し。
再びトラウマにしないよう、細心の注意を払いながら爪切りを継続しています。
投稿者:mappy
愛犬が”のぼり”恐怖症のトラウマを克服した話
うちの子(7歳 男の子)は、とても明るく好奇心旺盛ですが、反面ちょっと怖がりな性格でもあります。
お散歩中、ふと目の前に現れるお店の「のぼり」や「バイクのカバー」に、ビクっとして驚きます。
風が強い日だとなおさら怖がって、近づこうともしませんでした。
人間から見たらとても小さなことのようですが、これから十何年生きていく中で、怖いものや苦手なものはひとつでも少ないほうが楽しいし生きやすいと思い、本当にトラウマになってしまう前に一緒に乗り越えよう!と思ったのです。
方法は簡単で単純!
怖いものに出会ったら、一緒に大丈夫な近さまで近づいて行って、そこでおいしいおやつを出して食べさせます。
そして、そこで話しかけたりちょっと遊んだりして「楽しかった!」という雰囲気でその場を離れます。
怖いものとの距離が近すぎるとおやつが食べられないので、それが目安になります。
必ず食べられる距離で、また楽しい雰囲気で、気長に何日も何日も繰り返しました。
最初は怖がっていた愛犬も、次第にのぼりに身体が触れても大丈夫になってきました。
風の強い日でバサバサと音を立てていても、まるでゲームのように面白がって近づくようになっていきました。
ちょっと恥ずかしいのですが、私もそののぼりに近づいて、楽しそうに触ったりして演技しました(笑)
日常の中のちょっとしたことでも、愛犬と一緒になって工夫して乗り越える練習をしていると、他に苦手なものが出てきても、また楽しみながら乗り越えられるようになります。
ポイントは、愛犬が「これなら大丈夫だ」と思える距離で、無理せず何回も繰り返すことかなと思います。
楽しいのがいちばん!
苦手をひとつでも少なくして、これからもっと可愛いしっぽをいっぱい振っていてほしいなと思っています。
投稿者:小夏
愛犬のトラウマ「ピンポン恐怖症」
うちの子は玄関チャイム"ピンポン"がとても嫌いでした。
鳴った瞬間に吠えまくってすごい勢いで走って逃げるのです…。
そして宅配のお兄さんにすごく唸るので困っていました。
唸るだけならまだいいですが…それが勢い余って飛びついたり、さらに吠えてしまうので…近所迷惑になりかねないと思い、ある方法をとってみることに。
ピンポン克服法
それはピンポンが鳴ると同時におやつを与える方法。
口の中に食べ物が入っていればおとなしいですが、無くなれば吠えて唸って大変。
そこで協力者を作ろうと思い、うちの子が大好きな私の母にお願いし、"ピンポン"を鳴らしてもらって、鳴った瞬間におやつを与え、母にもおやつを持って入ってきてもらい、愛犬おやつを与えてもらう。
ただこれを繰り返しただけなんです。
"ピンポン"は宅配のお兄さんだけが来る合図じゃない。大好きな人も来ると教えてあげたのです。
おそらく、今までは母が家に遊びに来る時は私が前持って鍵を開けていたから"ピンポン"=宅配のお兄さんになってしまってしたのですね…。
それからは"ピンポン"に対して吠えることなく、むしろ尻尾を振って待っているくらいです。
こんなにも変わるものかね…?を実感し、感動してます(笑)
我が家の愛犬はもともと怖がりな性格で、とても臆病な子でした。
それがあるトラウマを抱える大きな引き金となったのです。
投稿者:ムラサキうさぎ
愛犬ののトラウマ「対人・対犬恐怖症」
それは、少しでも色々なものに慣れてもらおうと初めてドッグランに行った時のこと。
中に入るいやいなや、愛犬よりも体格のいい一匹の犬が猛ダッシュして愛犬に飛びかかってきました。
それと同時に、悲鳴のような声を上げた愛犬。
血の気が引く思いがしました。
すぐに柵から出たものの、それが愛犬にさらに恐怖心を植えつけることになってしまったのです。
それからというもの、他の人や犬に対して吠えやすくなり、犬の鳴き声が聞こえるとパニックに陥るようになりました。
このままでは社会化不足でさらに臆病になってしまうと思い、どうにかしてその状況を改善できないかと考えました。
犬の保育園でトラウマを克服
散歩中はどんな犬でも近づいてくると固まってしまったり、ものすごい勢いで後ずさってしまうので、普段の生活での交流は難しいと感じました。
そのため、プレイルームに行ってみたり、ペット同伴可のホームセンターなどになるべく一緒に連れて行ってみたりしましたが、それだけでは限界を感じたため、最終的にはそれと並行して犬の保育園にも通わせました。
すると、少しずつ他の犬や人に慣れていってくれるようになりました。
穏やかな犬であれば、自分から寄っていくようになり、明らかに犬や人に対して興味を示すようになったのです。
一番その変化を感じたのは、最近ドッグランに行った時に、私たち飼い主から離れて複数の人や犬が戯れている輪の中に自分で入っていったことです。
いつも私たちにくっついて離れなかったり、犬や人が寄ってくると全力で逃げていたというのに、今では自ら人の足の間に入ったり、撫でられたり、犬の匂いを嗅いだり、遊びを仕掛けたりしているのです。
この変化にとてもは驚き、感動しました。
本当はもっと他の犬や人と遊びたかったのだと思います。
でも恐怖心でそれができなかっただけなのです。
愛犬がより楽しめる毎日が送れるように、これからも継続して様々な体験をさせてあげたいと思います。
投稿者:フーガ
トラウマで家の中を歩けなくなった愛犬のチワワ
昨今の家の様式はフローリングが多いと思います。
我が家の犬がフローリングを嫌がるようになり、どのように克服したのか見ていきたいと思います。
歩かなくなった犬
我が家のチワワは機敏で、家の中をよく走り回っていました。
それがある時突然フローリングを歩かなくなってしまったのです。
それ以降家の中での、移動手段は抱っこになりました。
吠えて抱っこを催促され、抱えて別の部屋へ・・・・という生活を1週間くらい続けていました。
何か解決策はないかと考えて、ホームセンターに売っていたタイルマットを購入して、犬の行動範囲に敷いてみました。
初めはマットの上を恐る恐る歩いていましたが、慣れたら走るようになりました。
歩くようになって
もともとチワワは股関節が弱いのでフローリングが苦手です。
特に我が家のチワワは骨蓋不全の病気があるので、知らない間に滑ってしまい、怖くなってしまったことが原因だったように思われます。
マットは足が引っかからない物を選び、汚れたら洗濯ができるものですので衛生面も大丈夫です。
我が家のチワワは神経質で、初めての物に慣れるまで時間がかかりますが、今回は1日で慣れました。
わんこが急に何かいつもと違う行動をするときには、きっと理由があるので、できる限り早く気づいてあげたいですね!
投稿者:繁栄
愛犬のトラウマ「ホース恐怖症」
うちの愛犬はホース恐怖症でした。
ホースというのは、あの蛇口に取り付ける長いゴムのホースです。
実は近所に悪戯好きな子供がいまして、ある時うちの愛犬にホースで水を直撃させている悪戯を目撃したのです。
しかもどうやらそれはその日だけではなくて、一・二週間ほど悪戯していたようでした。
私は目撃するまで、そのことに気づきませんでした。
いたずらされないように室内飼いに
腹は立ちましたが、もう二度と悪戯されないように室外犬から室内犬に切り替えました。
ですが、うちでは風呂場でもホースを使って洗っていたので、その後のホース恐怖症のトラウマ解消には苦労しました。
最初はとにかく安静にさせようと努力しました。
ホースと水は嫌がりましたから、とにかくトラウマの原因から遠ざけ、二週間ぐらいは様子を見ましたが、しかし長期間愛犬を洗わない訳にはいかなかったので、トラウマを克服させようとしました。
もう、ホースを見ただけで嫌がっていましたから、初めは徐々に近づけて行きました。
それには、嫌な物を見た後に好きな物が食べられるという、心理・条件反射を狙いました。
うちの愛犬はビーフジャーキーが大好物ですから、ホースを見せた後に直ぐにビーフジャーキーを食べさせました。
それらを繰り返していく内に、ホースを見たぐらいでは逃げなくなり、それからすぐにホースにも慣れてくれました。
犬も人と同じく、感情があります。
「嫌だ」「好きだ」という気持ちも当然あります。
嫌な思いをすれば、トラウマも出てくる可能性があり、ひとのそれよりも言葉が通じない分、克服は難しいかもしれません。
ですので、一番好ましいのは「嫌だ」という拒否的な反応を示す要因を作らない事です。
もしもトラウマが出来てしまったら、安静にさせた方が立ち直りは早いです。
今回の『ホースを見る=いいことがある』という条件反射は、トラウマ解消に大きく役立ったと思います。
そして嫌だの後に好きを覚えさせると、自然と免疫が出てきます。
時間はかかりますが、長い目で続けていくといつかは乗り越える事が出来ます。
また、『嫌だ』や『好き』は、犬は必ず顔や声に出すので、よく観察すると犬のストレスも分かるようになりますよ。
最後に
様々なトラウマエピソードがありましたが、同じようなトラウマを抱えているわんちゃんは多いのではないでしょうか。よかったらこちらを参考にしてみてはいかがでしょうか。
ユーザーのコメント
女性 ルナのママ
コームとピンブラシを嫌がってましたが、私も同じもので髪をとかしと見せたところ大丈夫と思ったみたいです。大人しくお手入れさせてくれました。
40代 女性 ドキン