愛犬が足を舐めるのをやめさせたい!舐め続ける理由の殆どはストレスが原因

【獣医師監修】愛犬が足を舐めるのをやめさせたい!舐め続ける理由の殆どはストレスが原因

お気に入りに追加

愛犬が足をぺろぺろ舐め続けていませんか?その行為、ずっと続けさせていると足の病気につながりますよ!足を舐める原因とその対策方法についてまとめました。

55725view

SupervisorImage

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬が自分の足を舐める時に考えられる理由について

licking

うちの愛犬が足を舐めている姿をよく見かけることがありました。その行動自体あまり気にした事がなかったのですが、でも舐める行動にはきちんとした理由があったのです。

毛づくろい

あまり頻繁ではなくたまに舐める場合は、毛づくろいの一つとして足を舐めている可能性があります。足だけでなく、体のあちこちを舐めている場合は、毛づくろいであることが多いです。

猫のように隅から隅まで舐めるようなことはしませんが、犬も毛づくろいで自分の体を舐める行動を取ります。毛に付いた汚れがないか、体にケガがないか確認するために行っています。

ケガや皮膚病

あまりにもしつこく足を舐めている場合、舐めている箇所をケガしていることがあります。舐めている箇所の毛が抜けていないか、皮膚がただれていないか、ケガをしていないかを飼い主が確認する必要があります。

犬はケガをしている部分を舐める本能があります。しかし、舐めることで犬の口の中の菌によってさらに悪化させてしまうため、舐める行為を辞めさせなくてはいけません。

舐めることでケガをしている部分から細菌が入ったり、皮膚を傷つけたりすることになるので、できるだけ早く病院で検査してもらいましょう。

ストレス

licking2

舐める原因には、ストレスを感じていることも考えられます。大きな物音や知らない人が家に来た、引っ越しなどによって環境が新しくなった、飼い主に怒られたなど、精神的にストレスを感じたときに足だけでなく、体を舐めることがあります。

これはカーミングシグナルと言われている、犬自身が自分を落ちつけようとしている行為です。ストレスによって舐め続けることで、ただれたり皮膚炎を起こす可能性があります。

当然、皮膚炎になってしまうとそれ自体もストレスの元となり、更にストレスが溜まる悪循環になってしまうので、「ただ足を舐めているだけ」と軽く考えずに、なるべく早くストレスの原因を取り除いてあげましょう。

(※次のページでは舐めるのをやめさせる方法をご紹介します)

足を舐めるのをやめさせる方法

licking3

ケガや皮膚病などが原因で舐めていた場合は、病院で治療することや足を清潔に保つことで改善されます。散歩から帰ったら必ず足を洗う、足の裏の伸びた毛はこまめにカットするなどして、細菌が増える環境を作らないようにしましょう。

ケガ以外の原因の場合は、飼い主がやめさせるしかありません。あまりにしつこく舐めている場合は、辞めさせるための対策を練る必要があります。

躾をする

一番良い方法は、舐めることがいけないことだと教えることです。足を舐めたら舐めている部分を手で覆って、「これはダメ!」と教えてあげてください。

それを何回か繰り返すと舐めないようになるはずです。ただし、痛みや痒みが強い場合は舐めることをやめないので病気かもしれないと考えてあげましょう。

気をそらす

足を舐めだしたら、その犬が覚えているコマンドを言います。「フセ」「お手」「お座り」など、その犬ができるコマンドで指示すると舐めることから気をそらすことができます。

もしくは、舐め始めたらおもちゃなどを取り出して、そちらへ気をそらします。我が家でも、あまりに長い時間足を舐めているときは、おもちゃを出してそちらへ気が向くようにしています。

挨拶をしない

足を舐める行為は、分離不安から来るストレスによって行う場合があります。飼い主が留守にすることで犬がストレスを感じているので、犬がストレスを感じにくい留守番をさせるようにします。

それは、留守にする前に「いってきます」と言わないこと。この言葉を聞くと、また留守番しなくてはいけないのか…と思う合図になってしまうため、何も言わずささっと出かけることが大切です。

どうしても何か言ってから出かけたくなりますが、そこは心を鬼にして無言で出かけましょう。

たくさん運動する

licking4

ストレスの原因として、運動不足も考えられます。散歩が足りていない、梅雨の時期で散歩に行けないなど、運動不足からくるストレスによって足を舐める行動を取ることがあります。

なかなか運動させてあげられていないな、と感じたときは、いつもより長い距離を散歩するか、室内でもできる遊びで犬のストレスを発散させてあげましょう。

躾用品を使う

犬のいたずら防止用のスプレーを、いつも舐める場所に塗ることも効果的です。犬が苦手な味のするスプレーなので、舐めることを止めるでしょう。

吹きかけるスプレーは、犬の皮膚に付けても問題のない物かどうかを確認してから行うようにしてください。

まとめ

licking5

実は足を舐める原因のほとんどが、ストレスによる行動だと言われています。ですので舐めるのをやめさせる一番の方法は、そのストレスの原因を取り除いてあげることです。

愛犬が何に対してストレスを感じているのか、飼い主のどういった行動がストレスを与えているのかを考え、愛犬の感じているストレスを減らしていけるようにしていきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事をシェアする
LINExわんちゃんホンポ(友達に追加する)
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。