犬の糖尿病の食事 おすすめ食材と効果について

犬の糖尿病の食事 おすすめ食材と効果について【獣医師監修】

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もし愛犬が糖尿病になってしまったら…糖尿病になったとしても、おいしくごはんを食べさせてあげたいのが飼い主の思い!糖尿病の子にあげるべき食材や控えるべきものをご紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬の糖尿病と食事について

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日本の食生活は元々和食中心であったため、糖尿病になる人は少なかったのですが、食の欧米化により、最近糖尿病になる人が増えているようです。
これは人だけでなく犬も同じで、人の食べ物を犬に与えたり、犬が食べられる食事の種類が増えてきたため、バランス悪く与えたりすることで、犬も糖尿病になりやすくなっています。

犬の糖尿病も原因は人と同じで、ホルモンの一つであるインスリンの不足や機能が低下することで、血液中の糖分が多くなりすぎる病気です。
糖尿病の症状は、水を多く飲む、尿の回数が増える、食欲が増えるが太らないなどが現れます。
悪化すると嘔吐や食欲低下、口臭などの症状が出てくるようになり、さらに悪化すると昏睡状態になってしまう恐ろしい病気です。
また、合併症も起こしやすくなるため、普段からの健康管理に注意することが大切です。

では、愛犬が糖尿病と診断されてしまったとしたら。
飼い主のあなたならどんな食事を食べさせますか?

犬の糖尿病の食事で何を食べさせるべき?

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糖尿病になったからといって、毎日ダイエットフードばかりではワンちゃんも喜ばないですよね。
そこで糖尿病になったらどういった食事をするべきなのか?
糖尿病におすすめの食材は何があるのか?
そして、避けるべき食材についてご紹介します。

犬が糖尿病になった時の食事内容

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人の場合はなるべく糖分を取らないようにすることが大切です。
犬も同様に、イモ類・かぼちゃ・人参・ごぼうなどの糖類が多い野菜を避けるようにします。
また、米・麺類・パスタなどの炭水化物も極力減らすようにしましょう。

糖類の高い食材と炭水化物は腹持ちがよく、犬も喜ぶ食材です。その食材を抜いた場合の愛犬の満腹感が気になるようであれば、おから・豆腐・糸こんにゃくなどのカロリーが少ない食材で代用すると満腹感も得られ、きっと愛犬も喜んでくれるでしょう。

食物繊維を多く含むブロッコリー、しいたけなどは、血糖値の上昇を抑えてくれるので、糖尿病の子には効果的です。
愛犬のために手作りごはんを作る人が増えているので、糖尿病に愛犬がなってしまったら、食事内容に充分に気を付けて作ってあげましょう。
また、病院で販売されている療法食もおすすめです。

犬の糖尿病の食事で積極的に与えたい食材

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糖尿病の治療に、食事療法は不可欠です。
バランスの良い、糖尿病に効果のある食材を積極的に食べさせることが最も大切なことです。
積極的に食べさせて欲しい食材とその栄養素についてご説明します。

体を活性酸素から守る「セレン」

セレンには抗酸化成分があり、細胞膜を保護し活性酸素による損傷を抑制することができる効果があります。
セレンが多く含まれる食材は…

  • イワシ、アジ、カレイ、鶏肉、牛モモ肉、卵、ブロッコリーなど

細胞を作り、感染症を予防する「亜鉛」

体内の代謝に関係しており、血液中のビタミンAを運搬するために必要な栄養素です。
肝臓のサポートや、皮膚と被毛の状態を良く保つ役割があります。
亜鉛が多く含まれる食材は…

  • 牡蠣、牛モモ肉、牛や豚のレバー、大豆、枝豆、アサリ、煮干しなど

細胞の再生を促す効果のある「ビタミンB1」

細胞の活動に欠かせないエネルギーの生成に必要な栄養素です。
ビタミンB1が多く含まれる食材は…

  • 乳製品、牛や豚のレバー、イワシ、鮭、緑黄色野菜、豆類、卵黄など

免疫力を強化する「ビタミンC」

抗酸化成分として働き、関節炎などの病気の予防にも有効です。
ビタミンCが多く含まれる食材は…

  • 大根、ブロッコリー、カリフラワー、かぼちゃ、小松菜、サツマイモ、ピーマン、パセリ、インゲン、カブなど

細菌感染を防ぐ粘膜を強化する「ビタミンAとβカロテン」

皮膚のターンオーバーや皮脂調整を行うビタミンA。
強力な抗酸化作用を持つβカロテンは、体内でビタミンAへと変換されます。
ビタミンAとβカロテンが多く含まれる食材は…

  • 牛、豚、鶏のレバー、卵黄、ほうれん草、にんじん、小松菜、かぼちゃなど

犬の糖尿病の食事で避けるべき食材

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糖尿病のときには、糖類と炭水化物を控えることが大切ですが、食材そのものを取らない方が良いものもあります。

市販の半生フードには、ブドウ糖が多く添加されているものがあり、急激に血糖値を上げる恐れがあるため注意しましょう。
おやつも血糖値をあげる原因になるため与えないようにします。
また、果物も果糖によって血糖値を上昇させてしまうので避けたほうがよいでしょう。

まとめ

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糖尿病になってしまったときは第一に、食べるものに注意しなければいけません。
どういったものを積極的に摂って、何を避けるべきなのかきちんと理解して、愛犬の糖尿病とうまく付き合っていきましょう。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    30代 女性 まろんママ

    犬も糖尿病か~。昔から犬も糖尿病ってけっこうあったんですかね?知らなかっただけかもしれないけど、なんだか増えた感じがしますよね。それだけ長生きして病気が増えたってことなのかな。自分の家の子にはできるだけいつまでも「健康的に」長生きしてほしいなって改めて思いました。私の場合は時々手作り食もしているので、栄養バランスに気をつけてあげないといけないですよね。ある程度は食事とか運動で予防できる病気だと思うし、なってから食事の管理や治療を行う方が大変だと思うので予防を心がけたいなって思いました。与えていい食材とかとても参考になったので、メモっておきたいです。これは糖尿病ではなくても体によさそうですもんね。
  • 投稿者

    50代以上 女性 coro☆coro

    ウチのチワワは 糖尿病になり一年、ドライフードは炭水化物が多いので糖質が高いと知り 缶詰フードに変えました!空炒りした おからを冷凍して 使う分だけ 混ぜて与えてます!あと、ブロッコリーやゴーヤ、糸こんにゃくや豆腐などを混ぜたり…
    1日2回のインスリン注射も 今は1回でも大丈夫になり安定してます!
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