愛犬と水遊び
水に慣れるところから
パピーの頃から近所の東京湾のビーチ(ほどんど波が無い)で散歩をしたり、ボール遊びをしたりするうちに海に対しての経験値がたまって行き、ボールを追いかけて自発的に海に入るようになりました。
遠浅の海では水に入りながら歩く事が出来、徐々に深くなるので水中でジャンプしながら走るようになり、少し深くなっても走っている感覚で犬かきをするようになります。
水遊びを好きにさせるには、抱っこして水の中に入れて泳がせたり、水に投げ入れたりするとうまくいきません。
波打ち際でボール投げやひっぱりっこをして遊んだり、一緒に水の中に入って水に浮くオモチャなどで遊ぶと水に対しての警戒心がなくなってきます。
波を怖がっているうちは、まだ泳ぐ時ではありません。
その日は波を見ながら浜辺で遊んだりして海に対しての印象を良くしておきましょう。
「馴らす」と言う事には時間がかかりますから、おおらかな気持ちで通いましょう。
水遊びの注意
- 体調と相談しながら長く遊ばせすぎない。
- 海水で遊ぶ場合は塩分中毒に注意し、よく水を飲ませて。
ある程度泳げるようになると、愛犬はどんどん水に入りたがるようになります。
コーダも、水に入って欲しくない時でも少し目を離すと「チャプン…チャプン…」と温泉のように少し深くて汚い水たまりに浸かっている事があります。シャンプーしたばかりだと、悲しいですよ!
泳ぐのが楽しすぎてカワウソのように泳ぎまわるのですが、自分の体力の限界を超えても泳いでしまうのでオーナーが愛犬の体調をコントロールして、クレートで休ませたりお水を飲ませたりしながら休憩を入れてください。
水遊びの必需品
- ライフジャケット
- ウェットスーツ
- ロングリード
- 水に浮くボールやオモチャ(大好きなものを使う)
疲れてくると水に沈み気味になったり、冷えて震えてくるので『ライフジャケット』や『ウェットスーツ』を着用するのがベストです。特に淡水の川では海よりも浮力が弱いので沈むと危険です。
また、慣れていないビーチや川で泳ぐ場合は必ずロングリードを装着して遊びましょう。潮の流れや川の流れは目に見えているよりも急な場合があります。
コーダのライフジャケットはモンベルのドギーフローテーションベストを愛用しています。背中部分にフロートがついていて、胸回りに邪魔なものがなく動きやすいので、泳ぎが得意なワンコにおススメです。ウェットスーツは千葉県大網白里のSSONでオーダーウェットスーツを作ってもらいました。
私のウェットスーツは既製服ですが(涙)、オーダースーツは体にぴったりと密着するらしいので水の中でも全く寒くならないし動きやすいようですよ!
水遊びが終わったら
ウンチは必ず持ち帰りましょう。
ビーチにウンチが落ちていると裸足のサーファーが踏んでしまいますよ!
愛犬が遊べる場所を減らさないためにも、ごみは持ち帰り、ウンチも持ち帰りましょう。
海水に入ったら必ず『砂おろし』をしてぬるめの真水で良く洗いましょう。海水が乾いたままにしておくとコートも痛みますし、皮膚炎の原因になります。コーダの場合はビーチで砂おろしをして乾いたタオルでよく拭き、帰宅してから軽くシャンプーをしてしっかりドライをします。
まとめ
海や川で遊べるようになるのも社会化トレーニング次第と言う事です。
間違ったアプローチを繰り返していると、水辺が苦手な犬になってしまいます。
愛犬に合ったやり方で、自発的に水辺に向かっていけるように楽しく遊んであげてください。
次の記事ではドッグサーフィンについて書いて行こうと思います。
~サーフィン犬の育て方②~につづく