笑えるようで笑い事ではない!イギリスの麻薬探知犬の不名誉なニュース

笑えるようで笑い事ではない!イギリスの麻薬探知犬の不名誉なニュース

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1.9億円もかけて6匹の麻薬探知犬を導入したイギリスでしたが、結果は散々なものになり、それが笑い事で済まない事態であるという事や、世界で活躍する麻薬探知犬も併せて紹介していきます。

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チーズやソーセージなら任せてください!

事件解決!にはならなかった

イギリスの空港

かの有名な小説の「名探偵シャーロック・ホームズ」シリーズが生まれた国、イギリスでは今ちょっとした問題が起きているのはご存知でしたか?

イギリスで3 番目に大きな規模の国際空港として知られている「マンチェスター空港」では、密輸薬物を水際で食い止める為に、2014 年11月に総費用125万ポンド(日本円に直すと約1.9億円)もかけて空港専属の6匹の麻薬探知犬を導入しました。

半年で探知したのは麻薬ではなくて…

そして多額の費用をかけたこのプロジェクトで、さぞホームズのように無事問題解決されたかというと、残念ながらそうではなく、麻薬探知犬が導入された2014 年11月から翌2015年6月までの約6ヶ月の間、最も危険とされる薬物と分類されている「クラスA」のヘロインやコカインなどを探知できなかったというのです。

では、一体彼らは何を探知できたのかというと…それはチーズとソーセージだったんです!
 

チーズと輪切りソーセージ

費用の元が取れない厳しい現状

空港の報告書によると「この半年で探知犬が見つけた物の大半は、休暇から戻ってきた地元のイギリス人が誤って持ち帰ってしまった僅かな量のチーズやソーセージの類を見つけただけだった」という結果だったそうです。

探知犬の為の新しい犬舎や運営費などで投入した1.9億円は、現時点ではとても元が取れているとは言えないようです。

様々な境遇に有名人摘発?世界の麻薬探知犬達にイギリスが学ぶべき事は?

では他の国の麻薬探知犬はどんな子がいて活躍をしているのか、またイギリスが今後改善すべき事を挙げていきます。

アメリカ

殺処分寸前から探知犬になった犬

ピットブル

2011年、ピットブルの血が入っているリビーは保護施設で殺処分されるのを待っている状態でした。
しかし、施設を訪れたNPO団体『 Operation Pets Alive』のスタッフであるマーシャさんは、リビーのエネルギッシュな姿に可能性を感じ取り引き取った上で、探知犬としての厳しいトレーニングを受ける事になり、現在はアメリカ国内の警察で麻薬探知犬として活躍をしているんです!

カナダ

有名歌手のバスの摘発に協力した

車内

2013年、カナダ出身ジャスティン・ビーバーさんのツアーバスが、カナダのウィンザーから国境を越えてアメリカのデトロイトに入ってきた際、異変を嗅ぎとった麻薬探知犬が直ぐさま反応をしめし、US国境警備隊が捜索したところ、車内からマリファナや吸引器などを見つけました。
運転手は出頭を命じられましたが、ジャスティンさん自体はバスにいなかったので入国はできたそうです。

コロンビア

大手柄!5キロのコカインを探知!

麻薬

2010年、南米コロンビアからスペインのバルセロナ向けに出荷される荷物から、探知犬がクッキーの箱から異変を嗅ぎ取りました。
捜査官が調べたところ、何とクッキー10箱の中から計5キロのコカインが見つかったそうです。犯人は捜査官の目をそらすためにクリーム部分を麻薬に差し替えてあったそうです!

日本

麻薬探知犬アーク―ぼくたちが日本の子供を守る!  画像

本にまでなった麻薬探知犬・アーク

厳しい訓練を乗り越え、持ち前の嗅覚で若者や子供たちに忍び寄る麻薬犯罪を水際で阻止してきたスーパードッグ、アークは知ってますか?
彼はその誕生から、成田空港で麻薬探知犬として活躍するところまでを綴った児童書にまでなったんです!

今後イギリスが学ぶべき事は?

訓練する犬

冒頭のニュースは一気に世界中の人々に知れ渡り、笑いにしたり危機感を表したり、中には「ご飯の美味しくないイギリスの犬だから、麻薬よりも他国から持ち込まれた食べ物に反応しちゃうんだよ」という皮肉な意見まで出ている始末です。
でも麻薬が持ち込まれるのはとても笑い事なんかでは済みません。

イギリスはこの事態をもっと重く受け止めて、ハンドラー等を他国の訓練所で研修させるか、海外の優秀なハンドラーを招いて改めて勉強し直すべきなのではないかと思います。

まとめ

麻薬犯罪を水際で止めるべく、イギリスの国際空港に1.9億円かけて6匹の麻薬探知犬を導入しましたが、約半年の間で探知したのは麻薬ではなくチーズやソーセージでした。
ただしこれは決して笑える話ではありません。
そして日本も含めた他国での麻薬探知犬は目ざましい活躍をしているので、これを機に今一度イギリスは探知犬やハンドラーの教育を見直すべきなのではないかと思わずにいられません。

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