お勧めしたい迷子札の使い方

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お勧めしたい迷子札の使い方

保護センターで獣医師としてボランティアをしていた経験から、迷子札はとても大事だと実感しました。災害時などにも、飼い主さんと愛犬をつなぐ大事な命綱として正しい迷子札の使い方をしってもらえればうれしくおもいます。

お勧めしたい「迷子札」の使い方

迷子

日本は災害の多い国です。
地震災害などで、飼い犬が迷子になってしまうケースも非常に多いです。
そんなときに役立つのが迷子札ですよね。
でも、意外とみなさん「迷子札」の使い方を間違っているケースが多いようです。

獣医師として保護犬ボランティアをした体験から、迷子札のお勧めの使い方をお伝えしたいと思います。

迷子札って必要なの?

迷子札がない

動物病院で診療していると、迷子札をつけていないワンちゃんをたくさんみかけます。

「うちの子は外には出さないし大丈夫」
とおっしゃる方もいらっしゃいます。

しかし、東日本大震災や阪神大震災の時、「倒壊家屋から逃げ出してしまった愛犬を探すのに苦労した」というケースが非常に多かったことをご存知ですか?

「この子は大事なうちの子です」という証である迷子札。
ぜひ上手につかって、万が一に備えておきたいものです。

迷子札いろいろ

迷子札にもいろいろありますよね。
布製から革製、プラスティック製、金属製のものもあります。
基本的に名前が消えないものを選ぶのが大事です。
特に、布製・革製・プラスティック製のものは、文字が薄れたり汚れで読みづらくなることが多いです。

かわいい迷子札をつけてあげて、定期的に交換すると、長持ちもしますし、おしゃれができて楽しいですよ。

迷子札に書いておきたい情報

では迷子札には何を書いておくのが一番良いか、についてお話ししましょう。

まずは、「飼い主さんの苗字」プラス「愛犬の名前」は必ず記入しましょう。
スペースがあれば必ず連絡のとれる電話番号や住所を記載しましょう。

迷子札をどこにつけるかがとても大事です

名前もしっかり書いた迷子札、さてどこにつけましょうか。

意外と多い間違いが、「いつも使っている首輪につける」という方法です。
保護センターにやってくる迷子犬の半数は、首輪の取れた状態でやってきます。

  • 庭につないでおいたら首輪がちぎれてにげだしてしまった。
  • 散歩中に首輪がすぽっと抜けてしまいにげてしまった。
  • 自宅内で首輪をしていない状態で、扉が開いてしまいにげてしまった。

このようなケースにあたりますね。

首輪が外れている

迷子札をつける首輪には、リードをつけたりしないのがベストです。
もちろん自宅内や庭などでも迷子札を付けた首輪はキチンと付けておきましょう。
保護センターでは、首輪のついているワンちゃんであればかならず名前をチェックします。

飼い主が「この子が迷子になったら探します」という意思表示が、愛犬の迷子札なんですね。

最近はペットショップでマイクロチップを入れて購入する飼い主さんも増えています。
しかし、マイクロチップは機械がなければ読み取ることができません。
災害時など緊急時には、迷子札が一番の目印になるということですね。

ちょっと気になる迷子札の個人情報

迷子札に名前を書くのはちょっと・・・という方もいらっしゃると思います。
名前を書くのが一番簡単で見つかりやすいのは事実ですが、個人情報を愛犬にぶら下げて散歩するのはなあ・・・という方にも良い方法があります。

手軽で確実な狂犬病予防接種済票

毎年注射している狂犬病予防接種のときに、その年度を表示した金属のプレートをもらいますよね。
これが済票とよばれるものです。

年度とナンバーが刻印されており、保健所にはそのナンバーと飼い主さんと愛犬の情報が保管されています。
きちんと年度とナンバーを控えて、済票を迷子札にしてみましょう。

済票はなるべくなくさないでいただきたいので、しっかり首輪に留め付けてください。
万が一迷子になった際は、警察署や保健所に「愛犬の特徴・済票を迷子札として付けていること・年度とナンバー」を伝えれば立派な迷子札として機能します。

もちろん新しく済票をもらったら付け替えてくださいね。

インターネットで、個人情報を保護した迷子札を作ることができます。

最近は、ネットや通販などで個人情報を伏せて迷子札を作るサービスが増えています。
QRコードや、問い合わせ番号などが記載されており、飼い主さんの名前が直接読み取れない仕組みになっています。

まとめ

迷子札が役に立つのは、愛犬の一番のピンチの時です。
しっかり備えて、万が一のときに「よかったね」といえるようにしておくことが大事だと思います。

保護センターで不安そうにしている迷子犬を見ると、迷子札の重要性を実感します。
何かあってからではなく、何もない今だからこそしっかり備えておきたいものですね。

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  • 20代 女性 さくらんぼ

    以前動物病院に勤めていました。
    その頃にも迷い犬を保護したことがあり、首輪に名前が書いてありましたが、擦り切れていて読めず飼い主さんを探すのに大変苦労した経験があります。

    狂犬病の済票と鑑札は付ける義務がありますが、チワワなどの小型犬が付けるにはプレートのサイズが少し大きく、なかなか現実的ではないようです。
    柴犬くらいの大きさであれば問題なく首輪に付けている方が多かったです。

    今はペットショップでマイクロチップを挿入してあることが多いようですが、入っているだけで、愛犬と飼い主さんの情報をきちんと登録機関に提出していないケースが多くありました。
    挿入しているだけでは意味がなく、必ず情報を登録するようにして下さい。
    買った際にペットショップの方に登録についてきちんと確認しましょう。

    マイクロチップの挿入は進んできていますが、読み取り機械は私の住んでいる地域では保健所、各動物病院にしか置いてない為、どこでもすぐに飼い主さんを見つける事が出来る状態ではありませんでした。
    震災などが起きた場合のことを考えると、やはり迷子札が一番分かりやすいのかなと感じました。
    室内飼いだからと油断せずにみんなにきちんと付けてもらい迷い犬がいなくなるといいなと思います。
  • 女性 ゆうね

    うちは先代の犬からずっと迷子札を首に付けています。それは万が一、犬が脱走してしまったりした時に困るからです。「うちの犬は迷子札を付けなくても、絶対に逃げない」と言う方もいると思いますが、もし本当に犬がいなくなってしまったらどうするのでしょうか?迷子札を付けることは、犬を守ってあげるために飼い主さんができることの一つです!以前は可愛いデザインの迷子札はほどんど無かったですね。最初の犬の迷子札は連絡先を書いた紙を丸め、それをカプセルタイプのキーホルダーに入れるようなものでした。しかし、前回海外旅行に行った時に立ち寄ったペットショップで、とても可愛い迷子札を作ることができました。海外旅行に行った際にはぜひ現地で素敵な迷子札を購入してみてください。
  • 30代 女性 38moto

    以前勤めていた職場の近くで迷い犬を保護したことがありました。濡れたままのトイプードルだったので、おそらく水遊びをしていたかお風呂の時に逃げてしまったものと思われます。その時は飼い主がその辺りを探してうろうろしていると思ったので、その犬が道路に逃げないように持ちながら飼い主を探しました。逃げてきた方向を探してもなかなか見つからず、その犬の首元を見ても首輪も何もしていない状態だったので途方に暮れたのを覚えています。次の日「保護しています」という写真を持って近所を歩いていたところ、偶然その犬を知っていた小学生に出会い無事にお家に帰してあげることができました。

    迷子札は本当に重要ですね。今は通販など安価でデザイン性の高いものを手軽に作ることができます。刻印する文字は名前だけというのも多いですが、その犬の名前だけがあってもあまり役に立ちません。どこの犬かという情報が必要です。

    その犬は、いつもは迷子札のついた首輪をしていたのかもしれません。たまたま外した時に逃げ出してしまったのかもしれません。迷子札は重要ですが万全ではないことも念頭に入れておくべきです。海外ではマイクロチップ装着は義務になっています。日本では平成30年までに義務化を検討するとありますが、もっと早く普及させるべきです。
  • 30代 男性 BOB

    首輪には必ず迷子札をつけています。犬の名前と私の名前、連絡先の電話番号を入れています。また、首輪には愛犬の名前を刻印しています。迷子札が落ちたり無くなってしまっても、知らない場所や知らない人の手に渡ったときに、せめて自分の名前で呼ばれて欲しいからという思いからです。しかし記事にあるように、首輪そのものが外れてしまっては元も子もないんですね。初めて考えました。震災を経験したので、マイクロチップも装着し、念には念をとの思いだったのですが…。小型犬のため、鑑札は首輪に下げずにリードに下げていますし、首輪と別にチョーカータイプのものに迷子札を下げることを検討します。鑑札、もう少し小さいサイズになってくれるといいんですがね…。
  • 女性 シュナ

    最近、鑑札はつける義務があると知り鑑札を首輪につけはじめました。災害の時や、ふいに首輪が外れたりなど、何がおこるかはわかりませんよね。私も愛犬が迷子になることをかんがえるととても怖いです。記事で知りましたが、迷子札や鑑札は首輪ではなくリードをつながない別の首輪につけたほうがいいんですね。なるほど~と感じました。鑑札を首輪に付け始めたとき、間違えてリードを首輪ではなく鑑札のリングにつないでしまったことがあります。早く気づいたのでよかったのですが、このままお散歩に言っていたらリングは弱いのですぐに外れていたと思います。私の不注意なのですが、首輪とは別の首輪につけることでこの間違いは防げそうです。うちのワンコは男の子ですが、リードをつながないのであればアクセサリー感覚でお洒落なものも付けれそうです。鑑札は1年に1回更新の際に新しいものをもらえるので、古くなって字がかすれることもすくないかと思います。迷子札がないご家庭はまずは鑑札からぜひつけてみてください(^^)
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