日本のペット保険の加入率が低いのは、飼い主の意識に問題があった!

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日本のペット保険の加入率が低いのは、飼い主の意識に問題があった!

ペットを取り巻く環境は、まだまだ発展途上の日本。とはいえ、ペットを家族の一員として扱い、元気で長生きしてもらいたいと思うのは当然のことです。でもできるだけ医療費は抑えたいですよね?ではどうすれば良いのでしょう。

日本と世界でのペット保険加入率の差について

ここ10年ほど前から日本でもペット保険の販売が始まりました。とは言っても、加入率はまだまだ低く、ペットを飼っている世帯の5~6%と言われています。

世界ではペット保険の加入率も日本よりはるかに高く、ペット先進国のスウェーデンでは約80%、イギリスでは約20%が加入していると言われています。

では、この加入率の差はどこから来るのでしょうか?

欧米では、ペットは家族の一員

欧米諸国では、ペットは家族の一員として大切に扱われています。
家族になったら、人との生活を上手く出来るように躾もきちんとトレーニングされます。
ペットは人間とは異なる動物だからという認識のもと、飼い主もペットのことを理解できるように、ペットと一緒に勉強します。

人間の基準で考えず、ペットのために必要なことは何かを基準に考えます。
たとえば、病気を予防するために、若いうちに避妊や去勢をするなど、このようにして、ペットは家族の一員として迎え入れられます。
また欧米では、家族の一員をペットショップで買うということもありません。
最初のスタート時点から、日本とは異なりますね。

家族と犬

日本では、まだまだ勉強不足

日本では、犬も猫も家族の中のペットとして位置づけていますが、ペットを人と同じような感覚で扱ったり、逆に人とは別の動物扱いしたり、欧米の『家族の一員』という認識とは異なると思います。

避妊や去勢をしたら可哀想とか、目の中にいれても良いくらい可愛い子供と同じように扱ったり。
逆に中型犬以上の場合では、まだまだ外飼いも多く見受けられます。
猫の場合では、家でご飯をもらい自由に外に行けるという放し飼いの自由な生活をしている猫ちゃんもまだまだ沢山います。

飼い主となったら、可愛いから飼うというだけでなく、ペットのために何をしてあげたら一番良いのか、必要なことは何かを勉強し、そのために必要な対策やトレーニングをする必要があるのですが、その認識が不足していると思われます。

もちろん都市部では、欧米並みに家族の一員として迎え入れ、室内で飼育され、一緒に旅行に行ったり、食餌に気を使い、トレーニングも行い、定期的に動物病院で健康診断なども受けて、楽しい時間を一緒過ごせるよう飼い主も勉強している方もいますが、まだまだ全体から見たら小数派です。

立っている犬

この意識の差が加入率の差

このような欧米と日本の意識の差が、ペット保険の加入率の差にも表れています。
家族の一員として、お互いに理解しながら一緒に生活しているペットには、元気で長生きして欲しいと思うのは当然です。
そのため欧米では、人間が医療保険に加入するのと同じように、ペットにはペット保険に加入するという自然な流れでペット保険に加入しているのです。

実際にかかっている医療費について

それぞれの場合のかかる医療費について、考えてみましょう。

家族の一員のペットの場合

家族の一員として、いつも一緒にいて、ペットへの関心度も高いと医療費は高いと思いがちです。
確かに、ワクチン接種・フィラリア予防・定期的な健康診断など、年間で予防にかかる医療費は決して少ないとは言えません。
また、避妊・去勢などの手術代もかかります。
しかしその分、病気に対する予防も出来るし、疾病の早期発見も可能となり、重度の疾病にならずに健康で長生きすることが出来るようになります。
必要経費としての医療費の出費はありますが、ペットの一生で考えると医療費は抑えられ、結果として元気で長生き出来るようになります。

別扱いのペットの場合

お散歩やご飯の時などしか接する時間が少なく、異変に気付くのが遅れることもあるでしょう。
また、予防対策をしていないと、病気になる確率も高くなります。
これらの場合、手術代などまとまった大きな額の医療費の出費になったり、最悪は死に至り早死にさせてしまうことになってしまう恐れがあります。

動物病院にかかる頻度

ある調査によると、1年間での動物病院の利用率は、「月に1回以上の利用」が約20%、「2~3か月に1回程度の利用」が約30%、「半年に1回程度」が約25%、「1年に1回程度」が約15%となっており、約90%の人が何らかの理由で動物病院にかかっているということになります。
ペットに何か異変があったら、動物病院に連れていくのは当然ですね。

それ以外にも、シニアになったら具合が悪くなくても定期的に定期健診を受けると、病気の早期発見につながります。

実際にかかる手術診察費

また、保険会社の調査によると、請求のあった手術診療費の平均は約15万円、過去最高では約230万という高額な医療費の請求もあったといいます。
ペットの医療設備も人間並みに充実してきており、これからの医療費はさらに高額となる可能性が高いと思われます。

早期に発見することで、この手術診療費を抑えることが出来ると言えるでしょう。

まとめ

日本のペットを取り巻く環境は、欧米と比べるとまだまだ発展途上です。
安易に飼うのではなく、飼い始める時からペットを家族の一員として扱い、元気で長生きしてもらうためにはどうすれば良いかを、きちんと考える必要がありますね。
しかし、長生きしたらしたで医療費もかかるようになるでしょう。
長生きをしてもらいたい。でも医療費は抑えたいと思うのは、普通のこと。

走る犬

そのために何が出来るでしょうか。

  • 普段から十分な観察を行い、病気の早期発見が出来るようにする。

おしっこやウンチの状態、お散歩時の歩様や行動などを観察する。
身体を触ることで、皮膚の異変や腫瘍などに早く気付くことが出来ます。

  • 病気予防や早期発見のために、必要なことを行う。

ワクチンやフィラリア予防はもちろん、歯周病予防のためにきちんと歯磨きを行う。
ドッグフードやオヤツの内容や保管にも気をつける。
必要に応じてサプリメントを積極的に取り入れたり、定期的に健康診断を受ける。

  • もしもの時のかさむ医療費を抑えるために、ペット保険に加入する。

多種多様な保険があるので、比較検討して、自分に合った保険に加入する。

たったこれだけで、ペットが元気で長生きすることが出来るようになります。
ペットときちんと向き合って、飼い主もペットも気持ち良く生活できるようにすることが一番ですね!

▼犬の保険についてもっと詳しく知りたい方はこちら
犬の保険大辞典!知っておきたい基礎知識

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