実際に起きた困ったトラブル
1.急に近づけてこないで!
犬同士を交流させたいときは、愛犬たちの様子をうかがわなければなりません。全ての犬が社交的なわけではありません。自分自身も犬であるにも関わらず、犬との交流が苦手な犬もいます。お散歩で他の犬とすれ違うとき、急に愛犬を近づけようとする飼い主さんがいます。
私も実際にありますが、相手の犬から私の愛犬が攻撃されてしまいました。「急に近づけちゃダメよ!」と叱ってくれた他の飼い主さんがいらっしゃり、何だか気まずい雰囲気に…。近づけないでと言われたら、相手に対して“何なのあの飼い主さん!”と、嫌な気持ちがするかもしれません。
しかし、何等かの事情が必ずあります。理解してあげてほしいです。
2.勝手におやつを与えないで!
玄関先や庭で暮らしている犬もいますね。ご近所さんからも可愛がっていただけることは、飼い主さんとして、とても有り難く嬉しいことです。
しかし、勝手におやつや食べ物を与えてはいけません。自分の愛犬も食べているおやつだから“安全です”と、飼い主さんの留守の間にも勝手におやつを与えてしまう飼い主さんがいらっしゃるようです。
それが、人間の食べ物であっては、もっと良くありません。安全なおやつかもしれませんが、原料に対してアレルギーを持つ犬もいます。肥満や持病からおやつを食べることができない犬もいます。飼い主さんの許可なしに与えてはいけません。“あなたのせいで病気になった!”と、訴えられてしまうかもしれません。
3.排泄物を持ち帰ってください!
いまだにいらっしゃるんですよね…愛犬の排泄物を放置する飼い主さん。私が「すみません。うんちを持ち帰ってください。」と声をかけたところ、“どうしてお前に言われなきゃならないのか”と、怒鳴られてしまったことがあります。
呆気にとられてしまい、それ以上は何も言えず、トラブルに発展することはありませんでした。ご年配の飼い主さんでしたので、うんと年下の見知らぬ私に注意され、腹が立ったのかもしれません。
犬の排泄問題は、犬を飼う者同士だけではなく、ご近所トラブルとしても重要視されていますね。公園で愛犬に排泄をさせ、放置して帰ろうとした飼い主さんに対しても声をかけたことがありますが、“私の犬の糞ではないですよ。野良猫じゃないですか?”と言われたこともあります。
どのように声をかけたら良いのだろうかと、いつも考えます。持ってくるのを忘れてしまった飼い主さんのために、紙と袋を多めに持ち歩くようにもしています。
4.リードを手放さないで!
公園や広場には、愛犬のリードを手放し、遊ばせている飼い主さんがいます。公園の横をお散歩している犬と飼い主さんを見つけ、リードが手放されて自由になった犬が公園を抜け出し、その犬と飼い主さんに向かって飛びかかった姿を目撃しました。
攻撃したわけではありません。嬉しくて飛びかかったのです。遊ぼう!と誘ったのかもしれません。こんにちは!と挨拶をしたのかもしれません。
しかし、相手は大変な迷惑です。お互いにケガを負ってしまうかもしれません。犬のお散歩を禁止していない公園もありますが、ドッグランではありません。他に利用者がいないときでも、リードを手放してはいけません。公園を抜け出した愛犬が車に轢かれてしまうかもしれません。絶対にやめましょう。
まとめ
犬を飼っている人同士で起こりやすいトラブルについて、
- 急に近づけてこないで!
- 勝手におやつを与えないで!
- 排泄物を持ち帰ってください!
- リードを手放さないで!
この4つをテーマに取り上げてみました。あなたはトラブルの原因を作る飼い主さんではありませんか?間違った行動やマナー違反をしてはいませんか?声かけや注意をした人がトラブルにまき込まれてしまうこともあるため、関わりたくないという気持ちから、傍観者になってしまうことがあるかもしれません。
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20代 男性 匿名